自宅ゲーム会284 前半 レッドドラゴンライジング | とりあえず日々ボードゲーム

とりあえず日々ボードゲーム

日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

令和2年6月14日

 

 さて、先週に続き本日もちい、やま、管理人の3人での集まりとなります。いつものように朝っぱらから我が家を訪れたちいと午前中は2人でウォーゲームに取り組みます。

 

☆レッドドラゴンライジング

○概要

作者:ブルース・コステロ

対象年齢:12歳以上

対象人数:2人

標準時間:180分程度

 

 中国対米軍主導の対中国同盟の仮想戦をテーマにしたゲームです。もともとはコマンドマガジン92号に掲載されていたタイトルですが、管理人が所有しているのは現代情勢ヴァリアントなどを加え再販された新装丁版となります。

 

①担当する勢力を決定しセットアップを行います。

②中国側、米軍側の順に手番を行います。手番にはイベントと作戦を順に実行します。

③イベントはダイスを振ってイベントの発生判定をした上で、発生する場合に再度ダイスを振りイベント内容の判定を行います。

④作戦は両軍の固有、共通のものも含め計20の作戦からひとつを選択し、その作戦を実行します。作戦はユニットの移動や敵精力への攻撃といったものから、中立勢力の勧誘、第2次朝鮮戦争の開始といったものまで様々なアクションが含まれています。

⑤これらを繰り返し、30ターンの間に中国が米の原子力空母の壊滅、台湾と南沙諸島の両方を占拠、サイパンの占拠、規定点の到達のいずれかを満たすことでゲームに勝利します。米国側は中国の勝利を妨害することと、ロシア軍が行動した際の判定に失敗した場合に勝利します。

 

○プレイ経過

 管理人が米、ちいが中国でゲーム開始時の様子です。ゲーム開始時に全軍が展開している中国軍に対して、米軍は原子力空母を中心に質は高く比較的強力な同盟国日本があるとはいえ、展開しているユニットは少なめで増援を呼んで戦力を増やす必要があります。

 

 1ターン目。中国が作戦第2次朝鮮戦争の開始を選択したため第2次朝鮮戦争が勃発します。管理人の手番になるとイベント、中国軍の奇襲が成功というものが発生し、貴重な原子力空母をいきなり失ってしまいます。

 

 増援を呼びながら様子を見ていましたが朝鮮半島の情勢は一進一退、管理人は空母を含む艦隊を黄海に向け均衡を崩そうとします。この動きに対して中国は朝鮮半島を放置し沖縄に軍を向けてきます。

 

 中国海軍の攻勢の前に沖縄が陥落。しかし、米軍はその手番を朝鮮半島へ戦力を集中させるために使用しており・・・

 

 第2次朝鮮戦争は韓国というか米側の勝利で終了します。

 

 米側にとっては順調に思えた展開でしたが、ここで急遽イベントにより台湾軍が脱落。大きな得点を持つ台湾が無防備な状態となり、これでサドンデスぎりぎりまで中国軍の得点が上昇します。

 

 慌てた米軍は急いで軍をまとめ台湾奪還を目指し攻撃を開始します。中国の激しい抵抗によりかなりの損害を受けたものの何とか抵抗を退け台湾の奪還に成功します。

 

 この戦いで中国軍の戦力も大きく落ち戦況は落ち着いたかと思われましたが、中国軍はここでロシア軍を参戦させることを決断します。

 参戦したロシア軍は早速空軍による攻撃作戦を開始します。目標は台湾に停留していた空母2隻を含む艦隊で、先の戦いで護衛艦を失っていた空母は立て続けに受けた攻撃で撃沈となります。これにより、一旦下がっていた勝利点が再び上昇。

 

 ここで増援を依頼し戦力を回復する必要があった米軍に対し、中国側は台湾の再奪還に向けロシア軍を進めてきます。通り道に控えていた自衛隊も蹴散らされ危ういところではありましたが、ここでロシア軍の判定を振ると「6」。ロシア周辺に戦火が拡大し戦争が激化した一因を中国側が作ったこにより、米軍側の勝利となりました。

 

○評価

 近代における大国、米国と中国による東アジアの主導権を争う仮想戦をテーマにしたウォーゲームです。ウォーゲームとしては少し変わったシステムで、手番ごとのアクションは20近くの「作戦」の中からひとつを選択し、その内容を実行します。作戦には移動や攻撃といったありふれたものから、増援、外交、さらには第2次朝鮮戦争の開始といったものまであり、そのどれもが等しく手番を消費するというのは特徴的かな。しかも、ゲームを通じて両軍ともに基本的には30作戦という制限がついており、その数の中で何を行うかというは考えどころとなっています。ちなみに、中国軍は最初から全戦力が展開しており序盤から中盤にかけて有利に展開できるものの戦力の補充がなく、米軍は質では有利といえるものの増援を待たなければ十分な戦力がそろいませんし、2ステップを持つ強力な原子力空母は撃沈すると即座に得点を与えることになるためある程度の護衛艦が必要となります。両軍ともに優勢となれるタイミングが異なっており、その時期をどうするかそして、それ以外の時期をどうしておくかという作戦の組み立ては重要になりそうです。

 また、台湾や日本、ロシアといった強国が突然脱落する、もしくはユニットを除去するといった比較的強烈なイベントがランダムに発生するというのも大きな特徴のひとつだと思います。上記の通り限られた作戦数でゲームを展開していかなければならないものの、イベントによっては大きく計画が崩れることもあり、その都度見直しが必要になってきます。ここに、攻撃力が比較的高めに設定されている割にほとんどのユニットが1ステップしかもたず戦闘の都度ユニットが次々と撃墜されていくというブラッディさも加わり、全体的にかなり派手な展開になりやすい印象です。イベントに振り回されるところ、場合によってはそれによってサドンデスが決まってしまうところは賛否があるかもしれませんが、作戦による計画性とイベントによるランダム性のバランスはなかなか面白くなっています。

 ついでに、計画、イベントとそれぞれ種類数があるため、どの内容をどう処理していくかというのに慣れが必要だと思われますが、慣れるとターンシークエンスはかなりシンプルで比較的さくさく進みやすいのも好印象かな。

 とりあえず大きく気になったという要素はなく、プレイしやすく楽しめるウォーゲームになっていると思います。

 

 

 午後に続きます。

 

「ボードゲームタイトル一覧」

 


にほんブログ村