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インスタグラムと現代視覚文化論 レフ・マノヴィッチのカルチュラル・アナリティクスをめぐって
現代の文化において大きな影響力を持ちつつも、これまでは写真論の対象として語られてこなかったインスタグラム。『ニューメディアの言語』を著し話題を呼んだメディア理論家のレフ・マノヴィッチは、2012年から2015年にかけてインスタグラムにアップロードされた約1500万枚もの画像をデータ分析にかけることで、新しい写真論を築き上げました。
本書には、その論考「インスタグラムと現代イメージ」の全訳だけでなく、従来の写真論・デジタルメディア論・データサイエンスからマノヴィッチの論考を検討&拡張させる、合計9つのテキストを収録しました。写真と文化の拡がりをまたとなく学べる一冊です!
※電子化にあたり、紙書籍で行った左右両開きのブックデザインは、全ページ横書きに変更しております。ご了承ください。
- 言語日本語
- 出版社ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日2018/6/26
- ファイルサイズ27.9 MB
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登録情報
- ASIN : B07GKVG8JG
- 出版社 : ビー・エヌ・エヌ新社
- アクセシビリティ : 詳細はこちら
- 発売日 : 2018/6/26
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 27.9 MB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- タイプセッティングの改善 : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 382ページ
- Page Flip : 有効
- Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア - 238,673位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- アート・建築・デザイン (Kindleストア) - 5,891位
- カスタマーレビュー:
著者について

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社会学者。計量社会学、家族社会学。
一橋大学大学院社会学研究科博士課程後期課程。博士(社会学)。
立命館大学産業社会学部教授。
Note: https://note.com/junya_tsutsui/
Website: https://researchmap.jp/read0192468
Yahooニュース個人ページ:https://news.yahoo.co.jp/byline/tsutsuijunya

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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
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2015年までのインスタグラムを考えるうえで外すことが出来ない書籍
2022年10月25日に日本でレビュー済みアップデートを繰り返すプラットフォームについて考えることが前提になっている書籍。情報が正しく古くなっている。
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インスタグラムに崇高はあるか?
2018年10月22日に日本でレビュー済みおそらく本邦初となる、インスタグラムについての本格的な研究書が出ました。
本書は、ロシア出身のメディア理論家であるレフ・マノヴィッチの論文パート(左開き・横書き)と、それを踏まえた日本の書き手による論集パート(右開き、縦書き)からなるユニークな構成になっています。
1. インスタグラムの魅力とは
2010年に登場したインスタグラムは、いまや世界中で4億人以上のユーザー数に達し、毎日8000枚の写真がシェアされているといいます。それほどの人気を集めている理由とは、何なのでしょうか。
レフ・マノヴィッチが注目するのは、”美的なものへの関心“です。
たとえば、実際に多くのユーザー(インスタグラマー)たちは、たんに撮影した写真をアップロードするだけではなく、フィルタ加工を通じて、より美しく、魅力的な写真に仕立てる傾向があります。
googleの検索サービスやtwitterなどの他のSNSと異なる点はそこで、彼いわく、「インスタグラムは美的な視覚コミュニケーションのためのメディウムなのである」と。
2. 日常に宿る美学
では、それほどまでに人々を美的なコミュニケーションへと駆り立てるものとは、一体何なのでしょうか?
ところで、ここでその理由を、たんに「”いいね”を沢山もらうためだろう」とか「承認欲求を満たしたいからだ」と安易に考えてはいけません。なぜなら、それなら他のSNSでも充分満たすことができるからです。問題は、インスタグラムに固有の動機づけが何なのかということです。
その謎を解くキーワードは、「日常性」と「反プロ性」です。
そもそもインスタグラムは、プロの写真家ではない「普通の人々」が写真を撮って共有するサービスです。
プロによる商品広告の写真とインスタグラム写真との違い、それは、前者が「まるで店のショーウィンドウを眺めているかのようなのに対し、[…後者では] 製品は投稿者の人生の一部として現れる。」
つまり、インスタグラムの写真は、たんに商品の宣伝に一役かいたいというよりも、むしろ自分の日常の開示、ライフ・スタイルを表現する方法として利用されているというのです。ここにマノヴィッチは、インスタグラムがもつ社会への批判性を見出します。
「かわいいカプチーノカップを手にしている写真は全て、カップを宣伝しているのだろうか? もちろん違う。[…]インスタグラミズムの美学は、グローバルな中産階級のリアリティに批判的な、リベラルな意識の表現である」
たんに商業主義的なコマーシャルに踊らされたり、ブランドを崇拝するのではなく、自分にとって何が価値あるものかを自覚的に反省し、我がものとするために美的センスを最大限活用すること。それこそがインスタグラムのポジティブな可能性であるのだ、と。
3. インスタグラムに崇高はあるか?
ところで、美(aesthetic)という芸術のカテゴリーは、ふつうは均整の取れた対象とか、誰もが「いいね」をあげたくなるような合理的な直感に結びつきます。一方、美学の危険性を指摘したのは、フランスの哲学者 リオタールでした。
なぜ美が危険なのか。背景には、美的な芸術がファシズムの動員に利用されたという歴史的経験があります。美学が社会の解放とは逆に、抑圧につながるおそれもあるのです。この合理主義の狂気をいかに乗り越えるか。そこで持ち出されるのが、崇高(sublime)という概念です。
18世紀のエドモンド・バークからカント、リオタールへと流れる”崇高なもの”の思考は、人間の進入を拒む峻厳な山岳とか、かつてあった古代都市の廃墟の中に現れます。(ex..カスパー・D・フリードリヒ『雲海の上の旅人』,『樫の森の中の修道院』)
崇高なものとは、恐怖や畏敬 ロマン的なものや非合理なもの。美が”いまここにある”のに対して、崇高は、”いまだここにないもの”というタイプの《超越性》へと結びつく概念です。重要なことは、それこそが現状を批判的に見つめ直すための視点になるということです。
インスタグラムに崇高はあるか。マノヴィッチの主張がラディカルに展開できるかどうかは、この点にかかっているのではないでしょうか。(Y・O)
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素晴らしい
2019年9月24日に日本でレビュー済み内容がよい
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内容は興味深いがとにかく読みづらいデザインが残念
2023年9月25日に日本でレビュー済み書かれている内容はとても興味深いのですが、本としての装丁デザインが大変に残念な本です。
とにかく読みづらい…。
視覚文化の話なので、図版を見ながらでないとわからないわけですが、本文と図版が遠く離れており、しかもページ数や図版名、注釈も猛烈に小さく読みづらいです。全体にオシャレ優先といった感じで読者のことは置いてけぼりです。
カラー図版を載せる関係で本文と離れたところに写真ページが集中していると思われますが、それ以外にも色々イーッてなります。
本の左右から、著者翻訳文が横書きで、反対面から日本人の方々の論説文が縦書きでスタートします。それはまあ納得できるとして、発行年や人名検索なども、中途半端な位置にあり、探しづらい。縦書きページのノンブルが漢字表記なのに左から読ませるナゾ設定で何ページだか瞬時にわかりません。
最悪なのが、人名索引が通常の外国人名の読み方ではなく「姓・名」の順序で表記されているため、探すのに恐ろしく面倒くさいです。日本人はそのままの読みで探せますが。(例:注釈で書かれている「ロラン・バルト」を探してもなかなか見つからず、人名索引には「バルト・ロラン」と表記されている)
視覚文化を考える本ですが、本自体の装丁にデザイナーのエゴが存分に出ているので、それはある意味興味深いですが、論文の参考にする等にはとても向いていない装丁です。
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内容は良いけど内容が入ってこないデザイン
2020年5月17日に日本でレビュー済み参照写真は全て後ろのページにまとまっているのですが、参照回数が多いため行き来と探す回数が多くてとっても読みにくい。半数近くはQRコードなのですが、、しかもリンク切れてます。
内容はいいのですが、内容が入りにくいです。横文字の日本語も少し読みにくいです。
日本人の方は、人によってかなりクオリティに差があります。若い批評家の人ばかりだからか、短いにしてもあまりにも稚拙に論考が適当すぎると感じてしまいました。
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