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高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)
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- ISBN-104480038639
- ISBN-13978-4480038630
- 出版社筑摩書房
- 発売日2003/8/6
- 言語日本語
- 本の長さ360ページ
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房
- 発売日 : 2003/8/6
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- 本の長さ : 360ページ
- ISBN-10 : 4480038639
- ISBN-13 : 978-4480038630
- 商品の重量 : 1 g
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日本からのトップレビュー
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上下あわせての感想
2025年5月31日に日本でレビュー済み何十年ぶりかの #再読 。その折は、ハーレクインロマンス、家庭ドラマ、ラブコメ、の元祖、くらいにしか思わなかった。さまでおもしろいとも。ために何十年も読まずに、言わでものこと他の著作も読まずにきたものだったが。ただし一般教養としてある程度読んでおくべきだろうという義務感とか、オースティンを愛する人の言を目にしていたこともあり、昨年そぞろに『説得』を読み虜となって、まずは本著の再読からはじめようと思いたち。さりながら、虜となってから一年の後のことになったわけであるが。その感想としては、訳のちがいはあるにしろ、なにを、どう読んでいたのだろうか。そもはたして読んだのだろうか、くらいに思うほど、優れた小説で、やはりうっとり虜にさせられる。かつてもった感想はあながち間違ってはいない、とは思う。ホームドラマの元祖。これといって激しい、破天荒な事件はおこらないし、舞台も家のなかで修まり、スケールは小さい。あえてそういった操作がされているところは見逃せない。やりようによっては、悲惨なことになる可能性がある。あまりにうまくゆきすぎ、円満な幕の閉じ方にご都合主義すぎる、通俗的と非難しようと思えばできぬこともない。さりながら、私は非難したり謗る人に賛同できないし、そういう人を信用することはできない。読解力に。なかんずく、人として。オースティンのシニカルというのか意地悪なまなざし。かといって皮肉なだけでなく、よく見え、見えたものを表現できる力。そこにあたたかさ、とユーモアがある。何よりの魅力は、人を、人生を、この世界を、肯定的にとらえるところなのでないか。笑って幸福な気持ちになれる、稀有なる世界文学。
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私は男性ですが
2014年5月11日に日本でレビュー済みなかなかおもしろかった。一種のハーレクインものですね。
女性の心理描写が秀逸。もうこういう本は読まないだろう。
女性向けって、タイトルに書いておいてほしい。
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古さを感じさせない 生きた小説
2025年4月29日に日本でレビュー済み200年以上も前に書かれたものだが、古さを感じさせない。現代の目で見ると、設定は、もちろん古くて、たとえば書かれている移動手段が馬車という点では、現代とは違う。古さを感じないというのは、登場する人物たちの生き生きとした感情がよく描かれている、というほどの意味だ。筆者のユーモアが、いい。
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高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)
2024年4月12日に日本でレビュー済み面白かったです
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オースティン
2021年12月29日に日本でレビュー済みドラマがきっかけで、オースティンに興味を持ち原作を読みたくなりました。
心をそそられるような表紙に惹かれて、こちらを選びましたが、通俗的な翻訳文でがっかりでした。
18世紀のジェントリー階級の雰囲気が味わえるような、文学的な格調高さのある文章を読みたいです。
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止まらなくなる!
2018年7月15日に日本でレビュー済み上下巻2日で一気読みしました。
最初は5人姉妹の名前を覚えるのに苦戦しましたが(笑)
個性豊かな登場人物が、どの場面でも楽しませてくれるので、次が気になってしょうがない。ダーシーさんの不器用さが可愛い。
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楽し過ぎて
2011年2月8日に日本でレビュー済みかっこつけたレビューが書けない、あまりにも楽し過ぎて。
少しかじったウルフに心酔して、
その源流を読んでみようとオースティンを手に取ったが、
ウルフとはまったく違う楽しさに胸躍らせながら、
「明日もあの本の続きが読める」と思うと生きているのがうれしくなるような本。
オースティンとウルフの間、ほぼ100年。
いまの私と作者の時代には徳川一時代に近いほどの時間が入るわけだが、
<むかしの小説>のくったくのなさに肩の力が抜けて、
たわいもない、結婚に至る物語にこんなにも引き込まれる自分を発見。
(なんといっても見栄っ張りなもので)「ちくま文庫」だから、
作者はオースティンだからかっこがつくけど、
ハーレクイーンロマンを読んでも私はこんなにうれしがるかな、などと
余計なことまで考えた。
主人公キャサリンの見事な立ち姿には胸のすくこと限りない。
冷静に人を見て、自分の過ちもきちんと判断できて、行動する勇気を持つ。
これはいまもまったく変わらない、魅力的な人間というものである。
筑摩といえども、買っておかないとすぐ買えなくなるこのごろ。
もっとオースティンを買い占めようか、と考え中。
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富の不平等、精神の平等
2017年3月23日に日本でレビュー済み仏経済学者ピケティは著書『21世紀の資本』でオースティンの小説にしばしば触れ、そこで描かれた富の不平等を問題視する。しかしこのオースティンの代表作を素直に読めば、富の不平等は人間にとって真の問題でないと気づくはずだ。
舞台は18世紀末頃の英国の田舎。主人公エリザベスの一家は、父が地主だが大金持ちではなく、貴族より格下のジェントリー階級に属する。二十歳のエリザベスは聡明で正義感が強い。身分違いや家柄違いという言葉には怒りを燃やす。
この作品で最も感動する場面の一つは、甥との結婚を阻止しようと乗り込んできた貴族キャサリン・ド・バーグ夫人に対し、エリザベスが一歩も退かず渡り合うところだ(下巻、第56章)。「実際に結婚するかどうかを決めるのは〔略〕結婚する当事者です」
結婚しないと約束せよという夫人の要求を、エリザベスは毅然として「いくら脅されても、そんなばかな約束は致しません」と拒否する。夫人に干渉の権利はないと反論し、自分が幸せになる道を進むのに他人の指図は受けないと言い切る。
この場面が感動的なのは、若いエリザベスが身分や富の違いに臆することなく、対等な精神で夫人に立ち向かうからだ。オースティンは作中で富の不平等を問題にしない。人間にとって大切なのは精神の平等だと知っていたからに違いない。
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