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上級国民/下級国民 (小学館新書) (小学館新書 た 26-1)
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いったん「下級国民」に落ちてしまえば、「下級国民」として老い、死んでいくしかない。幸福な人生を手に入れられるのは「上級国民」だけだ──。これが現代日本社会を生きる多くのひとたちの本音だというのです。(まえがきより)
バブル崩壊後の平成の労働市場が生み落とした多くの「下級国民」たち。彼らを待ち受けるのは、共同体からも性愛からも排除されるという“残酷な運命”。一方でそれらを独占するのは少数の「上級国民」たちだ。
「上級/下級」の分断は、日本ばかりではない。アメリカのトランプ大統領選出、イギリスのブレグジット(EU離脱)、フランスの黄色ベスト(ジレジョーヌ)デモなど、欧米社会を揺るがす出来事はどれも「下級国民」による「上級国民」への抗議行動だ。
「知識社会化・リベラル化・グローバル化」という巨大な潮流のなかで、世界が総体としてはゆたかになり、ひとびとが全体としては幸福になるのとひきかえに、先進国のマジョリティは「上級国民/下級国民」へと分断されていく──。
ベストセラー『言ってはいけない』シリーズも話題の人気作家・橘玲氏が、世界レベルで現実に進行する分断の正体をあぶり出す。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2019/8/1
- 寸法10.9 x 1.2 x 17.3 cm
- ISBN-104098253542
- ISBN-13978-4098253548
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登録情報
- 出版社 : 小学館
- 発売日 : 2019/8/1
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 240ページ
- ISBN-10 : 4098253542
- ISBN-13 : 978-4098253548
- 商品の重量 : 200 g
- 寸法 : 10.9 x 1.2 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 58,718位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。同年、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』が30万部を超えるベストセラーに。06年『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞。橘玲公式サイト http://www.tachibana-akira.com/
カスタマーレビュー
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日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
面白かった。
2023年5月31日に日本でレビュー済み著者の論点は、全体的に非常に気に入っていて、他の著作も読ませてもらっています。
分断社会の構造をこれほど、明快かつリアルに語っている本はないと思います。
「何でこんなことが次々起こるんだ」の「何で」が明確になりました。
非常に厳しい現実が赤裸々に語られていますが、リアルがわかって「ではどうするか」の踏み台にでき、自分の人生の指標となる内容でした。
「理性的に生きる」のに必要な知識が得られました。
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よく分析されている
2023年10月23日に日本でレビュー済み各国共通の分断状況がよく分かった
グローバリズムの行く末も見えてきた気がする
定年でセミリタイヤした人間としては、本書の提言を自分の身に当てはめてうまく運用出来そうにないが、今後の人生の考え方には参考になりそうだ
4人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
ベーシックインカムはやるべきではないとしっくり来た
2025年7月19日に日本でレビュー済み〈日本人にベーシックインカム導入すると日本より貧しい国の女性が日本人男性と結婚したがる、日本人男性もsexするだけなので対応する、国庫・システム破綻する。そうすると日本人の定義をしなくてはいけなくなり更にドロドロの悲惨な事態になる…〉の流れに激しく同意した。
ベーシックインカムってろくなもんじゃないんだなと思った。
また、今は中流層がどの国も崩壊し始めていること、それらは国籍や身体的特徴ぐらいしか誇るものがない人を多く生み出していることがわかった。
人間社会はある程度努力し、その努力に応じて報われるという、自分の努力でどうにかなるレベルの格差があるぐらいが丁度いいのだと理解した…。
自分の努力でどうにもならないことで競い始めたら悲惨すぎる…………。
大変勉強になる1冊でした。
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後半が特に面白い。
2020年12月10日に日本でレビュー済み新しい視点が、獲得できる。
データに基づいて書かれているので、わかりやすい。
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読み物として面白い
2021年1月5日に日本でレビュー済み現代社会のマジョリティが上流と下流に分断されることから様々な軋轢が生まれている現象について、各先進国の事例を挙げながら説明しています。
話の中で面白かったのが、私は女性ですが、収入が少ないにも関わらず、確かに幸福感は高いなと思いました。男の人の多くは上下関係や地位願望、競争に囚われていて可愛そうだなと思います。ただ、今の若い人は出世願望がないというか、そういうのを気にしない人も増えてると思うので、分析がちょっと古いかなと思いました。
それから、ベーシックインカム=民族差別主義を生むみたいなのは論理の飛躍だと思います。ここで出ていたベーシックインカムの例では制度設計に問題があるだけで、受給に関して細かい条件をつければ書かれていた問題は起こりませんし、その条件をつけること自体が差別だとは思いません。それを言い始めたら、パスポートを発行するのも国籍による差別なのですか?
あと、モテるかどうかに囚われるのは、不幸の根源だと思います。本当の幸せは、自分の心の中にあり、他人の評価に依存しないものです。
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面白かった。
2023年7月2日に日本でレビュー済み今の世の中で起こってること、これから起こることを説明してくれてて為になった。
ちょっとカタカナ語多めで一々調べるのが億劫だったが欠点はそれぐらいだった。
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単に不満のはけ口として”そうだそうだ”といわせるだけでなく、世界の知識社会・非知識社会の動向について描き、深く考えさせてくれる
2020年1月2日に日本でレビュー済みキャッチ―なキーワードで日本での団塊世代と若手世代の世代格差に不満をもつ層をひきつけていますが、終盤ではグローバル単位での知識社会と非知識社会の関係性について記載しています。
■本全体の印象
・現状に不満を持つ若手層にまずは手に取らせ、そのうえで単に不満のはけ口として”そうだそうだ”といわせるだけでなく、世界の知識社会・非知識社会の動向について描き、深く考えさせてくれる本でした。
また橘氏の流れるようなわかりやすい論述は健在で、シンプルに読んでいて面白い・興味を惹かれる内容でした。
■生産性について
・日本の生産性が低いという話はここ5年程度でいろいろなところで言われている印象ですが、原因に関する一つの分析として製造業とサービス業の生産格差が大きいこと(製造業が高くサービス業が低い)と、バブル崩壊以来製造業からサービス業へ労働力の移動が起こったことと記載されており、その結果日本の生産性が6pt下がったそうです。
・日本の生産性の改善については超重要テーマですので、引き続き、注目すべき情報があれば記録を残していきたいと思います。
■雇用について
・端的に言うと、90年代に団塊世代を中心とした中高年の雇用を守ったことで彼らの子ども(団塊ジュニア)の雇用が破壊されたということのようです。
・これをもってしてすなわち、"いかなる場合でも日本型の終身雇用は悪"とするのは違うと思いますが、上記の論じたいは正論かと思いました。
・この辺りは若い世代はすでに身体で認識していることかと思いますが、中高年既得権益層がこの本と手に取って、内容理解に努めることはないであろう事実が日本社会の難しいところではないでしょうか。
■幸せとは
・引用ですが、ポジティブ感情(幸福感)として下記の4点があげられていました
-階層帰属意識 : 自分が上流階層に属していると思うか
-生活満足度 : 生活全般に満足しているか
-幸福感 : 現在どの程度幸せか
-主観的自由 : 「私の生き方は主に自分の考えで自由に決められる」と思うか
・人の幸せとは。というテーマはひきつづき考えていきたいので、読書メモとして残しておきます。
■格差の拡大の行きつく先
・"教育とは経済格差の拡大装置"との言葉通り、世のリベラル(単に政治的リベラルという意味でなく)が力をもつことで格差は拡大するであろうことが予言されています。
・その他、ベーシックインカムについて、一国の中であれば実現しうるが、グローバル貧困層との関係性の中で達成しづらいという論については興味を惹かれました。
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社会のありようを教えてくれる本
2020年12月17日に日本でレビュー済みKindleUnlimitedで読み放題の対象だったので読んでみました。
社会の構造をズバズバと鋭い意見で述べている内容で面白く、読めて良かったです。
尖りすぎている意見のように思える箇所もありましたが、大多数の人に都合が悪いことははっきり言わない世の中なので、著者の意見や社会の見方は、全てに当てはまるかは別として真実なのだろうと思いました。研究やデータなどを根拠にしており、論理的に述べられているので、納得できる内容でした。
就職氷河期や非正規雇用の増加など、何となく常識で知っている見方と本書で述べられている内容が違いました。そういった自分の中での社会の見方が変わるといったところが、読んでいて面白かった点の一つです。
過去、現在、未来の社会のありようが書かれているので、興味深くて面白く為になり、読んで良かった本でした。
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