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音楽が未来を連れてくる 時代を創った音楽ビジネス百年の革新者たち
――若林恵氏(編集者・黒鳥社)推薦
矢野優氏(「新潮」編集長)、藤井保文氏(株式会社ビービット執行役員CCO兼東アジア営業責任者)、宇川直宏氏(DOMMUNE)、柳瀬博一氏(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)ほか称賛の声多数!
「繰り返されてきた過去の事例を見ることで、ディスラプトのアイデアがどう生まれるのか、現状を打破するにはどのようにすればいいのか、さまざまな示唆が得られると思います」
――藤井保文氏(「日経BOOKプラス」〈人間の本質を理解し変化に対応するための3冊〉)
「一級のストーリーテラー。もう、ばつぐんに文章がうまいんです」
――矢野優氏(『編集とは何か。』)
エンタメの“新常識"はすべて音楽から始まった。
エジソンの蓄音機から、ラジオ放送、ウォークマン、CD、ナップスター、iPod、着うた、スポティファイ、“ポスト・サブスク"の未来まで。
史上三度の大不況を技術と創造力で打破した音楽産業の歴史に明日へのヒントを学ぶ、大興奮の音楽大河ロマン。
「音楽は、炭鉱のカナリアのようなところがある。新しい技術革新の荒波に、ほかの産業に先立ってさらされる歴史を繰り返してきた。放送の登場も、ネットの登場も、まず音楽産業に破壊をもたらした。『頭の古い連中だ』とたびたび、ほかの業界から嘲笑された。だが、最初に荒波に揉まれるからこそ、いつも新しい常識を音楽が連れてきた」(本文より)
■収録内容(一部抜粋)
・エジソンの憂鬱。ハード事業はレッド・オーシャンへ
・「ラジオはレコードをかけてはいけない」タブーを破った太平洋戦争
・ジョブズと盛田――Sonyスピリットを受け継いだApple
・ロックンロールのブームを創出したSonyのポケットラジオ
・別格のイノヴェーション、ウォークマン
・百年間に三度あった音楽不況の共通点
・MTVのグローバル経営から学ぶ、クールジャパンの進め方
・オペラ歌手からSonyの社長になった男の物語
・音楽業界を搔き乱す、ナップスターの困ったオーナー
・二〇〇一年、誕生したばかりの定額制配信が犯した失敗
・セレンディピティ――iPodのもたらした音楽生活の変化
・なぜiTunesは救世主とならなかったのか
・今、iモードの革新から学び直せるたくさんのこと
・グーグル誕生、あるいは人工知能ブームの震源
・ラストFM――ビッグデータが起こした「ラジオの再発明」
・初代iPhoneのキラー・アプリとなったユーチューブの誕生
・アマゾンのおすすめが持っていた致命的な欠点、協調フィルタリング
・音楽離れへの解、パンドラ
・スポティファイのブレイクに必要だった「何か」
・ポスト・プレイリストの兆し――ポッドキャストの復活が示す次の時代
・コロナ・ショックで叩き落された音楽産業
・サブスクを超えた中国テンセントのソーシャル・エンタメ売上
・ミュージシャンを宣伝するセッションズの“プロモーション・エンジン"
・二〇三〇年以降の中長期的展望 ほか
- 本の長さ656ページ
- 言語日本語
- 出版社DU BOOKS
- 発売日2021/2/12
- 寸法13 x 3 x 18.8 cm
- ISBN-104866471344
- ISBN-13978-4866471341
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出版社より
ロックンロールのブームを創出したSonyのポケットラジオ
Sonyのポケットラジオに飛びついたのはティーンたちだ。彼らはずっと、じぶんだけのラジオが欲しくてたまらなかった。ひとりで、どうしても聴きたい音楽があった。ロックンロールだ。だが、居間にどっしり構える真空管ラジオでは、ロックンロールは聴きたくても聴けなかった。親が嫌ったからである。Sonyのトランジスタ・ラジオは、ロックンロールを聴きたいティーンたちにとって、救世主のような製品だったのだ。(略)ラジオから流れるロックを渇望するティーンズ。ラジオを買えなかった彼ら非消費者を、消費者に変えた「新市場型の破壊的イノヴェーション」。それが井深のトランジスタ・ラジオだった。Sonyのトランジスタ・ラジオはハードウェアの側面からロックンロールの時代を拓き、音楽産業の黄金時代を演出したのだった(本文より)
ポスト・サブスクを花開かせたテンセントの巨大エンタメ・ネットワーク
再生あたり一円もいかないサブスクだけで、音楽ファンにエンゲージメントを表現しろと言っても無理がある。それは消費者である音楽ファンにとって一見、天国に見えてその実、アーティストが精魂込めたスタジオ作品をティッシュ一枚に近いコモディティにしてしまう不合理な仕組みだ。サブスクが悪いという話ではなく、サブスクだけでは駄目なのだ。愛するアーティストをレッド・オーシャンに沈めるのではなく、ファンの力でブルー・オーシャンに連れ出す仕組みこそ、ポスト・サブスク時代の歴史的使命となるはずだ(本文より)
THE NEXT BIG THING スティーブ・ジョブズと日本の環太平洋創作戦記
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音楽が未来を連れてくる 時代を創った音楽ビジネス百年の革新者たち
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| カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.7 15
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| 価格 | USD 15.86USD15.86 | — no data |
| 内容紹介 | スマートグラス、自律走行車、メタヴァース――。ポスト・スマホ時代の“次の大物”(The Next Big Thing)を掴み取れ! 没後10年に贈る“新ジョブズ伝”。「ジョブズ亡きあと数十年後も、Appleは偉大であり続けることができるのか。あるいは戦後、Sonyやホンダのような世界的なヴェンチャーを次々輩出した日本が、ふたたび輝きを取り戻すことはできるのか、その縁(よすが)を筆者は手繰ろうとしている」(本文より) | エンタメの“新常識"はすべて音楽から始まった。エジソンの蓄音機から、ラジオ放送、ウォークマン、CD、ナップスター、iPod、着うた、スポティファイ、“ポスト・サブスク"の未来まで。 史上三度の大不況を技術と創造力で打破した音楽産業の歴史に明日へのヒントを学ぶ、大興奮の音楽大河ロマン。「テックイノヴェーションの最前線は「音楽」にある。この100年ずっとそうだったし、これからもそうだ。音楽ビジネスが見えないあなたは、デジタルビジネスすべてから取り残される」――若林恵氏(編集者・黒鳥社)推薦! |
商品の説明
出版社からのコメント
◆神話の章:かつて音楽産業は壊滅した
・エジソンの憂鬱。ハード事業はレッド・オーシャンへ
・マイクロペイメントと口コミ ほか
◆黄金の章:四十年かかった音楽産業、黄金時代の再来
・「ラジオはレコードをかけてはいけない」タブーを破った太平洋戦争
・DJの転落、ロックンロール・ブームの終焉 ほか
◆日本の章:日本が世界の音楽産業にもたらしたもの
・ジョブズと盛田――Sonyスピリットを受け継いだApple
・別格のイノヴェーション、ウォークマン ほか
◆月面の章:メディアが音楽を救うとき――MTVの物語
・人工衛星――宙から音楽が降ってくる
・MTVは初め、マイケル・ジャクソンを拒否していた ほか
◆地球の章:MTVのグローバル経営から学ぶ、クールジャパンの進め方
・世界一? 押しつけの文化輸出は通用しない
・MTVの文化輸出、成功の秘密はアメリカ陸軍式の現地主義 ほか
◆栄光の章:続・日本が世界の音楽産業にもたらしたもの
・オペラ歌手からSonyの社長になった男の物語
・日本のアイドル・ブームがCDの誕生に繫がった ほか
第二部 破壊
◆破壊の章:音楽が未来を連れてくる――疾風怒濤、ナップスターの物語
・音楽業界を搔き乱す、ナップスターの困ったオーナー
・「デジタルは儲からない」本当の理由 ほか
◆再生の章:スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの
・セレンディピティ――iPodのもたらした音楽生活の変化
・なぜiTunesは救世主とならなかったのか ほか
◆明星の章:音楽と携帯電話│東の空に輝いた希望の光
・今、iモードの革新から学び直せるたくさんのこと
・「ガラケー」の脅威がiPhone誕生へ繫がった ほか
第三部 使命
◆先駆の章:救世主、誕生前夜――ジョブズと若き起業家たち
・初代iPhoneのキラー・アプリとなったユーチューブの誕生
・アマゾンのおすすめが持っていた致命的な欠点、協調フィルタリング ほか
◆カデンツァ:音楽産業の復活とポスト・サブスクの誕生――そして未来へ
・ポスト・プレイリストの兆し――ポッドキャストの復活が示す次の時代
・サブスクを超えた中国テンセントのソーシャル・エンタメ売上 ほか
著者について
1974年東京生。作家・音楽産業を専門とするコンサルタント。上智大学に在学中から仕事を始め、草創期のライヴ・ストリーミング番組のディレクターとなる。ぴあに転職後、音楽配信の専門家として独立。2017年まで京都精華大学講師。 寄稿先はWIRED、文藝春秋、週刊ダイヤモンド、プレジデントなど。朝日新聞、ブルームバーグに取材協力。NHK、テレビ朝日、日本テレビにゲスト出演。
登録情報
- 出版社 : DU BOOKS
- 発売日 : 2021/2/12
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 656ページ
- ISBN-10 : 4866471344
- ISBN-13 : 978-4866471341
- 商品の重量 : 960 g
- 寸法 : 13 x 3 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 50,088位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 産業研究 (本) - 815位
- エンターテイメント (本) - 2,332位
- カスタマーレビュー:
著者について

1974年東京生。作家・音楽産業を専門とするコンサルタント。上智大学に在学中から仕事を始め、草創期のライヴ・ストリーミング番組のディレクターとなる。ぴあに転職後、音楽配信の専門家として独立。2017年まで京都精華大学講師。寄稿先はWIRED、文藝春秋、週刊ダイヤモンド、プレジデントなど。朝日新聞、ブルームバーグに取材協力。NHK、テレビ朝日、日本テレビにゲスト出演
カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
音楽業界のイノベーションの背景に日本が大きく貢献したこと知りました
2025年4月6日に日本でレビュー済みKindleで買いました。読んでも読んでも進まないボリューム。たぶん実際の本はめちゃくちゃ太いのでしょう
内容は興味深く、読み応えあって、じっくり読んでしまった。
エジソンくらいの昔から音楽業界にどのような変化が起こったかとても丁寧に背景含めて書かれている
そのような中、音楽業界の変化に対してイノベーションを起こし、また業界を盛り上げていたのは、ソニーといった日本企業だったり、アップルとか海外企業といえ日本人が大きく関わっていたことを知る
いまは音楽をはじめエンタメの多くはアメリカの企業に押さえられているけれど、日本初でまた何か出来ないのかそのように考えさせられる良書でした!
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暗黒時代を乗り越えるには何をするべきか?
2021年6月27日に日本でレビュー済み100 年の音楽史をテクノロジーの視点から説明する素晴らしい本。音楽の 3 つの黄金時代を誕生から終焉まで描きつつ、その間の暗黒時代に見える未来への種を説明し、今の暗黒時代を乗り越える視点を与えてくれる。著者はビジョナリーの一人と言えるだろう。
1950-1970 の第 2 の黄金時代に貢献したソニーのトランジスタラジオやパナソニックのカーラジオ、1980-2000 の第 3 の黄金時代に貢献したソニーのウォークマンや CD など、日本人の与えたインパクトの大きさにも改めて気付かされる。時代を変えていくのはハードウェアテクノロジーと、それに反応するビジネスモデルなのだ。後者だけでは変革は起きない。
サブスクの次に来るものとして、ギフティング (投げ銭) を上げている。従来の広く浅く音楽を売る仕組みは、超大物アーティストしか利益が出なくなってきている。かつては MTV の MV を CD の広告と考えることができたが、YouTube の MV を気に入ったらまたその MV を見るだけなので、もはや MV は広告ではなく、最終製品である。これでは利益は出ない。広く浅く売るより、狭く深く売る手法は、スポーツチームではすでに取られている戦略で、いかにファンにかけがえのない満足感を与えられるかが重要である。すでに Vtuber はギフティングがメインの収入源だ。しかし今のギフティングは、必ずしも使ったお金の分の満足を得られはしないので、もう一段のブレイクスルーが必要だろう。
p. 88: “ユーチューブは便利だが、MTV が克服したミュージックビデオの初歩的問題を繰り返しているところがある。インディーズの動画投稿は増えたが、生演奏のかわりでしかなかったり、自己紹介の域を超えないミュージックビデオが目立つ。一方、メジャーの公式チャンネルは、ミュージックビデオの羅列で宣伝臭がしている。それでは駄目だ。”
日本ではまだ一般的ではないが、現代の YouTube においてかつての VJ の役割を果たしているのが、リアクターだ。リアクターはリアクション動画で MV を見て、その反応を視聴者と共有する。人気のあるリアクターは登録者数が数百万人に達する。以下は日本人アーティストのリアクション動画数の順位だが、日本で売れる音楽と海外で売れる音楽が違うことが分かる。
(±10% ほどの誤差あり)
1. Babymetal: 3800
2. BAND-MAID: 3110
3. One OK Rock: 1400
4. Lovebites: 1190
5. NiziU: 1040
日本のメインストリームの音楽はアメリカでは通用しないが、ハードロック・メタル系は十分に通用するので、リアクション動画を足場にして壁を突破しつつある。
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歴史から学べること
2022年9月19日に日本でレビュー済み音楽が好きで、興味があれば、とてもおすすめします。
納得できることがとても多かったです。
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著者は読者に対して、音楽業界の過去を知り未来を考えること、を促している
2021年2月22日に日本でレビュー済み本書はMusicmanという音楽業界総合情報サイトにて連載されていた「未来は音楽が連れてくる」(著者:榎本幹朗※本書の著者と同じ)に加除訂正を施したものです。ただし、iPhone誕生秘話やスティーブ・ジョブズの半生はページ数の都合上省かれています。
内容は音楽業界のビジネスモデルをエジソンのアナログレコードの時代から現代のサブスクリプション全盛期まで遡りつつ、今後の音楽業界のビジネスモデルを考えようと読者に促すというもの。
過去を遡る過程でソニーのラジオやウォークマンにCD、アップルのiPodやiTunesにiPhone、NapsterやSpotifyなどが歴史上の重要なターニングポイントとして紹介されています。
著者の方はコンサルタントとして早くからSpotifyなどのサブスクリプションに着目し、日本での導入を促してきた方です。一方で、CDの値段が高くてサブスクリプションの月額が安いという日本特有の事情を考えればサブスクリプションの導入だけでは音楽業界は復活しない、とも訴えてきましたが、結果的に日本の音楽業界は海外のサブスクリプションを導入しただけになってしまったことを悔やんでいらっしゃいます。
できれば本書は音楽業界の方に読んで頂いて、サブスクリプションのその先のビジネスモデルを見出していただきたいと思います。本書はそのための本です。
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音楽業界に居るものです。
2021年2月21日に日本でレビュー済み音楽業界に24年おります。
最後の章のみ読ませて頂きましたが、
現在仕事をしながら感じている事が書かれておりました。
第二部、楽しみにしております。
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