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新版 歴史の終わり〔上〕: 歴史の「終点」に立つ最後の人間 (単行本)

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◆なぜ「一つの歴史」が終わったのか?
人類の「普遍的な歴史」について考察した、不朽の名著!


・二十世紀がもたらした最大の「歴史的教訓」

・人間にとって「普遍的な歴史」とは何か

・社会進歩のメカニズムと資本主義体制

・民主主義の弱点・権威主義の美点

・近代史に登場した「最初の人間」


プラトン、カント、ヘーゲル、ニーチェなどの思想家をふまえて、
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本書の魅力は尽きない。 佐々木毅(東京大学名誉教授)】
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商品の説明

著者について

フランシス・フクヤマ(Francis Fukuyama)
1952年シカゴ生まれ。日系三世。ハーバード大学で政治学博士。アメリカ国務省政策企画部次長、ワシントンD.C.のランド研究所顧問、ジョンズ・ホプキンズ大学教授などを経て、スタンフォード大学フリーマン・スポグリ国際研究所オリヴィエ・ノメリニ上級研究員、同大学民主主義・開発・法の支配センター・モスバッカー・センター長。
1989年ベルリンの壁崩壊前に発表した、冷戦の終結を予見し、冷戦後の世界の姿を示した論文『歴史の終わり』は、全世界に大きな衝撃を与えた。その論文の基本テーマに対する思考を深め、考察の範囲を広げたのが本書である。祖父は大阪商大(大阪市立大学の前身)の初代学長を務めた河田嗣郎氏。
著書に『「信」無くば立たず』(三笠書房)、『政治の衰退』『政治の起源』『アメリカの終わり』(以上、講談社)、『IDENTITY(アイデンティティ)』(朝日新聞出版)など。

渡部昇一(わたなべ・しょういち)
1930年生まれ。上智大学名誉教授。英語学者。深い学識と鋭い評論でも知られる。著書に『自分の壁を破る人 破れない人』『「人の上に立つ人」になれ』『自分の品格』(以上、三笠書房)、『知的生活の方法』(講談社)、『知的余生の方法』(新潮社)、訳書に『自分の時間』(A・ベネット)、『自分のための人生』(W・ダイア―)、『自分を鍛える!』(J・トッド)、『改訂新版 人間 この未知なるもの』(A・カレル)などがある〔以上、訳書は三笠書房〕。

佐々木毅(ささき・たけし)
1942年秋田県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学教授、東京大学総長等を経て、日本学士院会員・東京大学名誉教授・学士会理事長。博士(法学)。専攻は政治学・西洋政治思想史。文化勲章受章。
著書に『政治学講義』(東京大学出版会)、『マキアヴェッリの政治思想』(岩波書店)、『いま政治になにが可能か』(中公新書 吉野作造賞)、『プラトンの呪縛』(講談社 和辻哲郎文化賞 読売論壇賞)、『政治に何ができるか』(講談社 東畑記念賞)、『政治学は何を考えてきたか』(筑摩書房)など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 三笠書房
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 283ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4837958001
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4837958000
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 395 g
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.5 x 2.6 x 19.3 cm
  • 全2冊中1番目の本 ‏ : ‎ 新版 歴史の終わり
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 316,585位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.0 (18)

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カスタマーレビュー

星5つ中4つ
18グローバルレーティング

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    ご機嫌
    2025年3月11日に日本でレビュー済み
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  • 星5つ中1つ
    TOC
    2024年2月3日に日本でレビュー済み
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    ※サイードは、本書を「これほどありきたりで、嘘っぱちな議論はないといえるほどの、とんでもないいんちき」であると扱き下ろす。『知識人とは何か』22頁。

    なぜいま一つの歴史が終わりを告げるのか

    20世紀がもたらした最大の歴史的教訓

    強国の致命的弱点

    あまりにも貧しすぎた超大国

    千年王国の旗手。

    幻想のうちに崩壊した自由の王国

    人間にとって普遍的な歴史とは何か

    歴史に見る人間の欲望のメカニズム

    歴史は決して逆流しない

    社会進歩のメカニズムと資本主義

    自由市場経済の圧倒的勝利

    民主主義の弱点・権威主義の美点

    近代をのし歩いた悪魔

    自由の王国のなかで。

    歴史を前進させるエネルギー

    はじめに死を賭けた戦いありき

    近代史に登場した最初の人間

    共産主義がつきつけたファウスト的交換条件。

    3人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    理想社会への道!
    2020年9月5日に日本でレビュー済み
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    ①本書を文庫本から単行本、そして今回の新装版単行本と出る度に購入し、読み直した、読む度に新たな発見がある。

    ②フランシス・フクヤマ死は政治哲学者であり、著書の翻訳も多数ある。しかも、ヘーゲル弁証法を世界史に適用する。正と反の対立を合が止揚(アウフヘーベン)すると考える。

    ③資本主義と社会主義の対立をリベラル(自由な)民主主義が止揚すると考える。

    資本主義は「自由」を志向するが、その矛盾として、不平等な社会、「格差」を生み出す。この「格差」を否定し、「平等」な社会を目指す社会主義が成立する。しかし、社会主義は高級官僚、共産党指導者のみが富を入手し、一般市民は平均的に貧しい。新たな「格差」が生まれる。こうした資本主義と社会主義の対立を④止揚するのがリベラル民主主義である。これがフクヤマが考えるヘーゲル弁証法の完成態であるけどこれをもってフクヤマはイデオロギー対立の終焉とみなし、「歴史の終わり」と考えた。

    ④しかし、これが間違いであることは、各地における民族紛争・地域紛争、イスラム過激派によるテロ等の発生が証明する。

    これらの争いはハンチントンが指摘する通り、キリスト教文明とイスラム教文明の対立に見えるが、本質は「格差」にある。宗教間の対立に見えるものが、根底には「格差」があったのだ。先進国と発展途上国の南北問題、貧富の差は資本主義と社会主義では解決するどころか、ますます拡がった。

    ⑤これをリベラル民主主義が解決するのは困難である。それは下巻が取り組む課題である。

    本書はいつまでも色褪せることなく、何回読んでも新鮮さに満ちている。

    お勧めの一冊だ。

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  • 星5つ中5つ
    明快な哲学解説
    2022年6月11日に日本でレビュー済み
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    ホッブズ、ロックが求めた被支配者側の権利を尊重する社会が、現在見えてきた。

    しかし、これで「歴史は終わった」とは言えないのではないか。

    人間の本性、そして歴史を動かし、新生面を切り開いてきた情念には、他者から承認を得たいという欲望がある。それをどうするのかが今後の問題だ、という。

    素晴らしい哲学解説。

    2人のユーザーが役に立ったと感じています
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