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  • 南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史

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南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史

5つ星のうち3.9 (21)

南極観測隊のための特殊用途人形、「南極1号」は実在したか!?
ダッチワイフづくりに賭けた男たちが挑んだもうひとつのプロジェクトX。綿密な取材により、その進化と変遷をあますところなく描いた異色のノンフィクション。カラー写真8ページ付き。

「だんだんエッチの数が減っていって、ただいてくれるだけでいいと思うようになる人は多いです。そばに愛しいラブドールがいるというだけで、いわゆる『癒し』になってるんですよ。もう添い寝するだけでいいや、となる人もいます」 ―― 本文より

エロ本ではありません!!
みんなに読んでもらいたい、まじめな本です!
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商品の説明

著者について

雑誌、書籍の編集を経てフリーライターに。著書に『韓国の「変」コリアン笑いのツボ82連発!』『韓流ドラマ、ツッコミまくり』(以上バジリコ),『図解雑学 世の中のしくみ』(ナツメ社)、『にほん語で遊ぶソウル』(アドニス書房)、『大事なとこだけ総まとめ時事用語』(永岡書店)、『美味しい韓国語』(技術評論社)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ バジリコ
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/4/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 205ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 486238093X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4862380937
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 340 g
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 624,095位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち3.9 (21)

著者について

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高月 靖
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カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
21グローバルレーティング

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    内容がよい
    2024年9月9日に日本でレビュー済み
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    なかなか、取り上げられない内容を緻密に分析しています。素晴らしい内容でした。

    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 星5つ中4つ
    読み物として普通におもしろい
    2011年7月22日に日本でレビュー済み
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    ダッチワイフの歴史や、この商品に魂しいをささげた人たちの、話がでてきて。面白かった。NHKのプロジェクトXで取り上げても番組が作れそうな内容でした。でもそんなのないか(笑)

    11人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    資料として
    2013年2月21日に日本でレビュー済み
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    いわゆる「ダッチワイフ」から「ラブドール」へと、その進化は目覚ましいものがあります。

    リアリティを追及していく過程で、素材もまた変化しています。

    表紙の物は、ソフトビニール製で、堅い手触りの物になります。

    サブカルチャーのなかでも裏側の文化史として、貴重な資料となります。

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  • 星5つ中4つ
    買いです。
    2008年7月28日に日本でレビュー済み
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    ふつうに生活していたらあまり接する機会の無いラブドール(という呼び方すら知りませんでした)についての、詳細なリポートです。その歴史、材質、「開発者」やユーザーへのインタビューなど包括的な説明で構成されており、馴染みの無い材質等についても「プラスティック消しゴム」や「台所用のスポンジ」といった例を用いていて、とてもわかりやすかったです。しかし、ものがものだけにといった偏見を跳ね返すかのように、本書には後ろめたさや後ろ暗さといった負い目のようなものはまったく感じられず、そのぶん余計な気負いもないので、そういった好奇心を持って読むとすこし肩すかしを食うかもしれません。まあ、僕自身は家人の目を盗むようにして読み、読み終わるとすぐに書庫に仕舞いこんでしまいましたが。

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  • 星5つ中5つ
    久しぶりに良い本に出会い感激しました!
    2011年10月10日に日本でレビュー済み
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     ダッチワイフというと、何か陰気で暗い独身者の持ち物というイメージが強いですが、この本を読み勧めるうちに

    そのような考えは全て払拭されました。

     製作者側の思いや、造形に関するこだわり、そして材料に関する細かな記述、現場の人間でなければ解らない事がこの本の中に書かれていて

    ダッチワイフ(今はラブドールというそうですが)の奥の深さに面白さを覚えたのも事実です。

     また、ユーザーの方々のラブドールに対する思いも、語られていて、以前には所有している事を人には言えない趣味だったものが、この先

    社会的に認知される日も近いような気がしてきました。

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  • 星5つ中5つ
    ダッチワイフまたはラブドールの歴史、素材と製造方法、メーカー、利用者
    2011年7月27日に日本でレビュー済み
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    性欲処理の道具という一面(ただし、鑑賞目的のみという人もいるよう)に関連する事柄についてもしっかりと述べていますので、そういう事柄に対して拒絶反応を示す人に対してはおすすめできないということで、星を1つ減らそうかとも考えました。しかし、私自身が集中して楽しんで読めたこと、扱う題材ゆえにその一面をさけて通ることはできないこと、内容がしっかり書かれていることから、星5つにしました。

    主題の「南極1号伝説」ではなく、むしろ「ダッチワイフからラブドールまで---特殊用途愛玩人形の戦後史」という副題が内容を適切に表しています。南極観測隊が持って行ったと都市伝説のように噂される性行為の代用人形「南極1号」に関しては、ダッチワイフあるいはラブドールに関する歴史のところで4ページをかけて説明されているだけです。

    記述は丁寧で、過度に深入りすることなく、読者が手こずらずに読める範囲内でまとめられています。具体的には、第2章では素材の変化がかたられますが、それらの素材の構造式が出てくることはありませんし、耐久度や可塑性に関して数式が展開されたり、素材ごとの詳しい値が一覧表になって出てきたりはしません。

    展開としては、大まかに、歴史、素材とそれに対応したつくり方、メーカーの実態、ユーザーの実態という順でなされています。つまり、次のようになっています。

    第1章: ダッチワイフまたはラブドールの歴史と現状の簡単な紹介

    第2章: シリコンに至るまでの素材の変化と、各素材と対応した製造方法、素材が持つ特性、素材による構造や可動性の制約、メーカーがユーザーの需要に応えるためにこだわる点、など

    第3章: メーカーとして具体的にオリエント工業、ハルミデザインズ、4woods、LEVELIDの4社に焦点を当て、ラブドールあるいはダッチワイフ製造を開始するに至った経緯、製作や販売の苦労、事業に対する態度など

    第4章: 実際にどのようにつくられた人形が扱われているかに関し、ラブドールの宅配レンタルサービス、「筋金入りのユーザ」(ハンドルネームTa-bo)とのインタビュー

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  • 星5つ中3つ
    真面目です
    2013年3月2日に日本でレビュー済み
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    「南極1号」という、”昭和”な響きにノスタルジーをかき立てられて、読んでみた。

    想像以上に真面目な本だった。

    4章立てとなっている。

    パート1は文化史的なことが記されている。

    パート2は人形に使われる素材の変遷。それぞれの長所と短所が書かれている。

    パート3は、人形を製作している経営者、開発者のインタビューなど。パート4は、人形の所有者、愛好家の事が書かれている。

    特に面白いと感じたのは、パート1の部分。

    そもそも。”ダッチワイフ”って、和製英語なのだそうな。

    熱帯地方の植民地で、オランダ人は、寝苦しさを解消するために、竹で編んだ抱き枕をかかえて寝ていたそうな。その光景を、イギリス人は揶揄して、dutch wife(オランダ人の女房)って言葉ができたそうな。正しくは、竹で編んだ抱き枕のことを言う。

    それが、日本では、そういう意味合いで使われるのである。そういう意味合いで使う場合には、”ラブ・ドール”と言うらしい。

    面白いのは、兵士の性病を予防するため、ヒトラーが”ラブ・ドール”の開発を指示した史実だ。開発場所はドレスデン。性病の予防の他の目的として、”優秀な”遺伝子が、占領地域で消費されないように(言い換えれば人種間の混血を避けるため)という目的があったというのは、ヒトラーらしいグロテスクな考え方だなぁと。

    ラブ・ドールの開発は、むろん日本でも同様。軍隊で研究したそうな。

    そもそも、江戸時代から庶民の生活にあるものだそうな。

    落語の小咄でも女性用の性具が出てくるなぁと思ったら、”左甚五郎作の張り型”は、両国の「四ツ目屋」というポルノショップで売られていたのだった。明治時代になくなってしまった実在のお店らしい。

    男性用のラブ・ドールは、”吾妻形人形”といったらしい。

    パート3には、ラブ・ドールに対する誤解と偏見を、改めさせるような事実が書かれてある。というのは、ラブ・ドールを必要とする人がいるという事である。奥さんに先立たれた老人や、身体に障害のある方の性欲の処理とか。なかなか表には相談できない事柄であるから、なかなか捉えづらいものだと思う。これらユーザーからの要望に応えた、製作者側の苦労が書かれていた。

    パート4では、実際の愛好家のことや、ラブ・ドールを利用した風俗(正確には”人形貸し出し業”)の盛衰が書かれている。

    愛好家の方には申し訳ないけれど、個人的にはちょっと、ついて行けなかったです。

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  • 星5つ中5つ
    ラブドール進化論
    2008年4月30日に日本でレビュー済み
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    アダルトグッズ(にはとどまらないが)として生産されている人形の、歴史と現在をリポートした本である。私はこの商品について全く無知だったためか、この業界の実態を丁寧に紹介したこの本は、異様におもしろく読めた。

    タイトルにある「南極1号」に関しては簡単にふれられる程度で、本書のメインは、ラブドールの素材や技術の進化についての説明、それと密接に結びついた生産者たちの試行錯誤の過程、それから、消費のされ方に関する現状分析(なぜレンタル業は衰退したのか等)や、熱烈なマニア(Ta-bo氏)へのインタビューなどにある。

    かつてダッチワイフと呼ばれた「ゴム風船」は今やマイナーな存在となり、ウレタンやシリコンで造られた精巧なラブドールが現在、広く流通している。少女タイプのものから大人っぽいボディのもの、アニメ系のものから限りなく写実的なものまで、色々あるそうだ。また、あくまでも「実践」を重視するのか、あるいはより人格的な付き合いにこだわるのかなど、それぞれの製品の特性にこめられた生産者たちの「ものづくり」の哲学の相違が興味ぶかい。

    だが、ラブドールの進化を根底で支えているのは、むろん、消費者たちのニーズである。より気持ちよくできるように、より人間らしい触感を体験できるように、さらには、より「愛」せるように…。生産者たちへの要望や、昨今ではインターネット上におけるドールたちへの細かなコメントなどを通して、「彼女」たちの品質向上に貢献してきた。

    その生々しい欲望(いま懸案なのは、「尻の穴」と「口」のつくり)と几帳面な探求心がないまぜになったパワーがありありと伝わってきて、妙に感動させられた。

    84人のユーザーが役に立ったと感じています
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