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京都を歩けば「仁丹」にあたる 町名看板の迷宮案内
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あのヒゲの看板が教えてくれた、モダン都市・京都の忘れられた物語!
縦長の琺瑯看板に手書き文字で住所が記された、口中清涼剤「仁丹」の町名表示板。京都の街角にだけ数多く存在するこの看板は、住宅や店舗などの外壁に貼られており、現在も約540枚が現役です。古都の交差点で100年以上も道ゆく人の案内をし、「ヒゲの紳士」の商標とレトロな外観によって、京都の街を彩って来ました。
本書では、京都に住む人にとってはあまりにも「お馴染み」で見過ごされてきたこの看板を通し、京都の忘れられた物語を伝えます。また、「京都にだけ大量にある理由は?」「長く風雨にさらされながらいまだに綺麗なのはなぜ?」など、これまで明かされることのなかった来歴に迫ります。
「仁丹」の町名看板は、古い街並みを残す京都にあっても家屋の解体などの事情で廃棄されることも多く、今や絶滅の危機に瀕しています。京都を路上から見つめてきた「生き証人」ともいえるこの看板を切り口に、京都の近代から現代をめぐる時空散歩をぜひご堪能ください。
*巻末には「仁丹」町名表示板の設置範囲のマップ、 行政区別の統計などの貴重資料付き。
- Print length200 pages
- LanguageJapanese
- Publisher青幻舎
- Publication dateNovember 24, 2023
- Dimensions7.4 x 5.04 x 0.59 inches
- ISBN-104861529360
- ISBN-13978-4861529368
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京都の街並みを歩く、「新しい楽しさ」を伝授します!
「仁丹」をめぐると、古都の知られざる近代史が浮かび上がります。
得地直美氏による緻密で温かみのあるイラストが、「仁丹」のある京都の昔ながらの街並みを味わい深く伝えます。
今は絶滅の危機の「仁丹」町名表示板の設置範囲マップ他、貴重資料も。
Product description
About the Author
京都新聞のデジタルメディア「THE KYOTO」ライターで文化部編集委員。1999年入社。社会部などを経て現職。著書に、長年愛される喫茶店を取材した『京都・六曜社三代記 喫茶の一族』(京阪神エルマガジン社)。
京都仁丹樂會(きょうとじんたんがっかい)
京都市内に数多く残る町名表示板「仁丹」をこよなく愛する6人で2010年に結成。「仁丹」の研究と保全活動に励んでいる。
Product Details
- Publisher : 青幻舎
- Publication date : November 24, 2023
- Language : Japanese
- Print length : 200 pages
- ISBN-10 : 4861529360
- ISBN-13 : 978-4861529368
- Item Weight : 1 g
- Dimensions : 7.4 x 5.04 x 0.59 inches
- Amazon Bestseller: #542,470 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)
- #1,197 in Sociology of Culture
- #5,614 in General Society
- #8,420 in Other Philosophy & Society
- Customer Reviews:
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Top reviews from Japan
- 5 out of 5 stars
昔から気になってました
Reviewed in Japan on May 14, 2026生まれてから京都在住です
昔から、仁丹の絵が描いてある
町名の表札が気になってました
まさか、コレにスポットが当たるとは!
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京都歩きの楽しみが増える
Reviewed in Japan on August 31, 2025京都へ行った際、仁丹の住所表示をたまたまみつけ、ネットで調べたところこの本を発見し購入。
いやはや、たかが住所表示と思いきや奥が深い・・・・
再度京都へ行った際、この本に載っていた仁丹住所表示を見て回りました。
意外な京都歩きの楽しみ方でした。
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オリジナル度満点
Reviewed in Japan on December 19, 2023京都本は溢れるほどあるが、この本は今までになかった全く別の視点での京都本である。オリジナル度がかなり高い。今も京都に残る、仁丹の商標が入った住所の琺瑯看板。何気なく昭和レトロでいい感じだなとしか見てこなかったが、昨今人気の琺瑯看板とは別格であることを知った。それは京都の近代史をも伝えるものだったのだ。当時の人々の考え方も分かる。京都に関する本は、平安時代や幕末を扱うか、それとも現在のガイドブックかと偏りがあるが、この本は明治後半から昭和初期というニッチな時代を捉えている。京都にしては”ついこの前”のことなのだろうが、いつの間にか忘れ去られそうになっていることに気付かされた。また、記録らしい記録のないこの仁丹の看板について、状況証拠を積み重ねながら推理していくのも面白い。時間と手間をかけ、謎の答えを求めていく姿勢は知的な愉しみでもあろう。
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従来の「京都本」とは違う視点の斬新さ 京都の街歩きが楽しくなる本
Reviewed in Japan on April 18, 2024「仁丹」の町名看板については、本当に昔から目にしていましたし、お世話になってきました。今のようにスマホで道を検索するのではない時代に、京都の大路小路の辻には仁丹の道標識がひっそりと佇んでいました。
本書の「町名看板の迷宮案内」のサブタイトル通り、仁丹看板の歴史をたどり、琺瑯素材の前に、木製「仁丹(19p)」の看板の存在を見つけ、作成や設置年月まで丁寧に調べ上げる地道な努力が本書の質を高めているのは間違いありません。随所に挿入されている写真が街歩きの楽しさを推奨しているようです。
京都の町家も減少していますので、看板が約540枚までに減少しているそうで、それは京都の町の変貌に他なりません。
京都仁丹樂會が「今や立派な京都の文化財(180p)」として保存を呼びかけるのに賛成ですが、京都の町をどのように保存し、維持していくのかの行政の姿勢もまた問われます。その意味でも一石を投じた書籍ですね。
知らないことも沢山教えられた本でもありました。「昔は確かに今の上七軒通が今出川通だった(124p)」や、今出川を境として、七本松通が旧と新に分かれたことなど、「仁丹」看板から知ることで、京都の通りの変遷もまた理解できました。
132pの「楊梅通醒ヶ井東入」で書かれているように「『仁丹』は、大通りに吸収されて、その名が消えてしまった小通りの記憶をしっかりと刻み込んでいるのだった。」は確かにその通りだと納得しました。
巻末に「『仁丹』町名表示板の設置範囲」も掲載してあり、結構な広がりをもっているのを知りました。当方の知らないエピソードも沢山紹介してあり、京都通にはまだまだ到達していない当方ですが、京都は本当に奥が深いと改めて実感しました。
本書を読後、日課としている散歩時に仁丹の看板の撮影を始めました。街の文化財ですから。
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