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池袋通り魔との往復書簡 (小学館文庫)
「造田博教」を作りました」。
1999年9月8日、白昼の池袋で、包丁と金槌を手に、突如通行人に襲いかかり二人の女性の命を奪った《通り魔殺人犯》造田博は、逮捕後、友人にあてた手紙にそう書き記した。裁判を通じてほとんど何も語ろうとしなかった《通り魔》が、幾千万の言葉を費やして語ろうとする「造田博教」とは一体何なのか。オウム事件以降、「大阪池田小学校児童惨殺事件」へと続く、身勝手な無差別殺人事件の連鎖。《通り魔》から届いた二十五通の手紙をもとに、その背景にある現代の社会病理に迫る。
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2002/5/1
- ファイルサイズ5.4 MB
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商品の説明
出版社からのコメント
著者について
登録情報
- ASIN : B00KPS0DL8
- 出版社 : 小学館
- アクセシビリティ : 詳細はこちら
- 発売日 : 2002/5/1
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 5.4 MB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- タイプセッティングの改善 : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 198ページ
- Page Flip : 有効
- Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア - 251,816位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- 小学館文庫 - 1,681位
- 社会学概論 - 5,060位
- 社会学 (Kindleストア) - 6,787位
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
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日本からのトップレビュー
- 星5つ中4つ
噛み合わない対話を無理矢理噛み合わせようとする努力は徒労だったのか?
2026年2月8日に日本でレビュー済み1999年に池袋で無差別に通り掛かりの人に襲い掛かり、複数人を殺傷して死刑判決を受けた造田博と著者との手紙のやり取りから探る犯罪者の心象風景。
彼は中学生時代は成績は良かったので学力はあるはずなのだが、何故か手紙の内容は取り留めなく思い付いたことを書き連ねてるだけで、内容は支離滅裂。
造田博教なる宗教を作って理想の世界を作るような内容から、自分を認めてくれなかった社会に対する強い不満が見える。
両親がギャンブル中毒で一家離散の原因ではあるが、兄が一人いて、兄は普通に育っているから、やはり本人への甘やかしが根底にあった。
死刑判決から幾星霜。既に50代に突入しているが、未だに死刑執行されていない。
どうも精神障害を理由に執行を停止するように働き掛けされたことが理由の模様。
この本では、ギャンブル依存が悲劇を生む点については指摘されてない。
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造田教…
2020年10月19日に日本でレビュー済み読み終えた後、自分で自分がいまどんな気持ちでいるのかよくわからない。彼もきっとわからないんだと思った。
7人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中3つ
確かに殺人者の現在の様子はよく分かりました。
2013年11月9日に日本でレビュー済み死刑判決後、手紙のやり取りが出来なくなっていますが何故でしょうか。
殺人を犯す前の事をもっと知りたくなりました。
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ここまで殺伐荒涼とした日本社会
2022年10月10日に日本でレビュー済み雨宮処凜さんが著書で(「排除の空気に唾を吐け」)この事件のことに触れている。「彼は(造田博)、中学三年生になると猛勉強をはじめ、県内有数の進学校である岡山県立倉敷天城高校に合格。学者か医者になりたいという希望を持ち、大学進学を目指していた。しかし、十七歳のある日、両親は彼に何も言わずに家財道具を持ち出し、失踪。彼は慌てて近所の家に「うちの両親、どこに行ったか知りませんか!?」と駆け込んだという。 彼は両親の失踪について、「思い出すと今でも悲しくなり涙が出る。」と供述している。 と、ここまで書いてきても、私と同い年の彼の境遇に言葉を失ってしまう。果たして私が17歳の時、両親が失踪してしまったとしたら、その後どうやって生きていけばよかったのだろうか。猛勉強してやっと入った進学校を中退せざるを得ない彼の絶望はどれほどのものだっただろうか。そしてどれほど、理不尽さに身悶えしただろうか。 しかし、彼の未来はあっさりと断たれる。両親を失った彼には、頼れる親戚もいなかった。なぜなら、親が親族に借金していたのを知っていたからだ。そして彼は94年1月、広島県に住む兄を頼って福山市に行く。兄の紹介でついた仕事はパチンコ屋。ホール係として働き始める。18歳、学歴は高校中退、家なし、親なしの若者が就ける仕事はあまりにも限られていた。両親の借金の原因ともなったパチンコ屋で働かざるを得ない彼の心境はどのようなものだっただろうか。それから6年、彼は全国を職と住む場所を求めて漂流していく。
そんな彼は98年6月、22歳で突然アメリカに渡る。アメリカで彼は親が失踪してから初めて「人間らしい生活」を手に入れる。日系の教会が彼の身元を引き受け、教会の関係者宅に滞在することとなり、面倒を見てもらったのだ。保護された直後は体調も悪かったようだが、元気を取り戻すにつれてホームステイ先の土地の造成の仕事を手伝うようにもなった。彼の過去を知ったホームステイ先の人は、親が子どもに接するように彼に対していたという。この日々は、彼にどれほどの安らぎを与えてくれただろうか。しかしビザが切れ彼は帰国を余儀なくされる。帰国してからはまた漂流の日々が始まった。アメリカには彼を助けてくれた見ず知らずの人がいたが日本にはいなかったのだ。
仮に日本が、アメリカのように見ず知らずの人間でも同情し助ける社会であるならば、この事件は起こらなかっただろう。造田博氏から届いた手紙は支離滅裂で奇怪なものだが、日本が今のような殺伐荒涼とした社会でなければこのような事件は起こらなかっただろうし、造田博氏も統合失調症と呼ばれるような状態にはならなかったのではないだろうか。
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分かりやすい。
2014年10月11日に日本でレビュー済み造田死刑囚の生い立ちはもちろんのこと、彼の考えていることなど手紙を通して著者の青沼氏によって詳しく書かれています。
僕自身顔や考えていること、生い立ちや境遇など彼に似ているのでとても共感しました。
ただ僕としては彼が現在どのように過ごしているのか気になるところです。
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結局なんだったのか
2007年3月16日に日本でレビュー済み結局のところこの往復書簡は何だったのか?著者の懸命な姿、それに対する全く意味不明な犯人。それは十二分に伝わった。著者ももちろん何かを求めていたのだろう。読者も同じ気持ちである。しかしながら、一つ一つの意味不明なことを理解する努力の必要はあったのだろうか。そこから一歩踏み込めるかもしれない淡い期待はことごとく裏切られる。私も一歩踏み込みたいと思った。一言だけでいいから、「なぜ」に答えてほしかった。
ただ、この往復書簡から著者の心身の疲労が伝わってくる。
21人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中4つ
犯人からの手紙
2018年4月15日に日本でレビュー済み現在の状況と会った時の話がもっと見たかったです。
往復書簡的なのはとてもわかりやすく面白かった
3人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中4つ
労作です。
2004年4月5日に日本でレビュー済み被告人との手紙のやり取りを材料に本にする手法は昔からある。2004年2-3月もオウムの被告人とのやり取りをメインに新聞や、テレビ番組もできていた。中には、消化不足ではないか、と思われるものも少なくない。
だが、この青沼さんの本、素敵です。注意しながら手紙のやり取りをし、この異様な人格障害と思われる人との手紙を咀嚼し、自分としてのの問題意識を明らかにしながら、決して声高ではなく、問題を投げている。
20人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください







