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軍備と影響力: 核兵器と駆け引きの論理
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- 本の長さ310ページ
- 言語日本語
- 出版社勁草書房
- 発売日2018/7/13
- ISBN-104326302682
- ISBN-13978-4326302680
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商品の説明
著者について
1921年米国カリフォルニア州生まれ, 2016年逝去. 1944年カリフォルニア大学バークレー校卒業. 1951年ハーヴァード大学で経済学Ph.Dを取得. イェール大学, ハーヴァード大学, メリーランド大学で教授を歴任. 2005年ノーベル経済学賞受賞. 著書に The Strategy of Conflict (Harvard University Press, 1960) (河野勝監訳 『紛争の戦略』 勁草書房, 2008年); Micromotives and Macrobehavior (W. W. Norton and Co., 1978) (村井章子訳 『ミクロ動機とマクロ行動』 勁草書房, 2016年)ほか.
斎藤 剛(さいとう つよし)
1962年生まれ. 元陸上自衛官(陸将補). 戦略・防衛学修士. 防衛大学校卒業(応用物理学専攻). インド国防幕僚大学および英国国防情報学校に留学. 拓殖大学大学院博士後期課程単位取得退学(安全保障専攻). 在インド日本国大使館防衛駐在官, イラク復興業務支援隊長, 航空隊長, 地方協力本部長, 研究本部主任研究開発官などを歴任し2017年に退官. 現在, 佐川急便株式会社理事. 訳書にS. セーガン & K.ウォルツ『核兵器の拡散――終わりなき論争』 (川上高司監訳, 勁草書房, 2017年), S. コーエン & S. ダスグプタ『インドの軍事力近代化』 (原書房, 2015年).
登録情報
- 出版社 : 勁草書房
- 発売日 : 2018/7/13
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 310ページ
- ISBN-10 : 4326302682
- ISBN-13 : 978-4326302680
- 商品の重量 : 500 g
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 227,198位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 軍事入門 - 445位
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
今だからこそ読まれるべき名著
2026年3月21日に日本でレビュー済みウクライナ、イランにおける紛争が世界大戦に進展しないことを核兵器の存在以外の要因で説明できるだろうか。人類が自らを破滅させる兵器を使用した戦争に勝者も敗者もなっくなったという事実はなくならないのであるから、AIの出現により環境条件が変化したとしても、核兵器のもつ本質的意味は変わらない。そういった視点からも、今だからこそ読まれるべき名著だと思う。
翻訳がひどく読みにくいと指摘する投稿もあるが、学術書にしては読みやすい方だと思う。そもそも精緻なロジックを駆使した本書は英語で読んでも難解だし、論文引用にも耐えなければならない学術書は読みやすさより正確性の方が重要。学術書は、先ずは、読みやすさよりも正確性をもって評価されるべき。
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絶えることのない戦争
2019年10月23日に日本でレビュー済み核兵器の登場によって、軍事力の影響力が増している。その影響力が我々を平和に導くのかそうでないのか、本書の著者は結論を述べていない。我々が真剣に考えなければならない。
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内容は良い、訳が酷い
2026年4月28日に日本でレビュー済み内容は非常に良いです。シエリングの強要や抑止が判ります。
訳が酷いです。多分訳者が英語は判りますがゲーム理論が専門分野でないためロジックが組めてないところがあるため読んでいて???になります。
雰囲気は理解出来るため概要の理解にこれ読んで、精読は英語を読んだ方が理解とロジック間違いで読み直す時間が節約出来ると思います。
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本の評価は高いが…。
2019年1月7日に日本でレビュー済み訳がひどく、とても読みにくい。原著を読むことをオススメします。
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戦略論として手元に置いておきたい一冊
2019年10月10日に日本でレビュー済み○暴力は、それが用いられるのではなく、それが生起する恐れがあるときにもっとも合目的なのであり、うまくいくのである。
○優位を活かすことができるのが潜在的な暴力
○われわれは、静的には相手が何かをしない状態を続けることを欲し、動的には相手がその振る舞いを変えることを欲する
○リスクの程度、つまり、いかなるリスクがとるに値するリスクなのか、行動方針に伴うリスクをどのように評価するのか、ということがわれわれの前に浮上する問題
○危機の本質は予測不能性
○不確実性がなければ、すべての軍事的な脅しや動きは厳格なルールの下での外交のようなものになる
○核兵器使用の奏功は、破壊された目標ではなく、リスク・レベルの扱いをどれくらいうまくできたかによって測られる
○最初に前例のないことをやるために伝統を破ったり予想を裏切ったりするには、より大きな独創力、自問自答、議論、そして意思力が必要
○もっとも強力な制限、もっともアピールする制限、そして戦時においてもっとも看取しうる可能性のある制限とは、明白性と単純性を兼ね備え、程度の問題ではない本質性があり、認識可能な境界を提供するもの
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ノーベル経済学賞受賞者による外交と暴力の優れた分析
2018年8月14日に日本でレビュー済み『軍備と影響力』は、国際関係論(国際政治学)や安全保障研究のみならず「戦争と平和」に関する現代の古典であるのは、この道にいる人なら誰も疑わないでしょう。著者のトーマス・シェリングは、軍事に造詣の深い経済学者です。本書の原著である、Arms and Influenceが出版されたのは、1966年。何と半世紀以上も前のことです。その間、一部の研究者などを除き、ほとんどの日本人は、シェリングの分析に触れたことがないでしょう。
『軍備と影響力』を手にして読んだ、少なからぬ読者の方々は、暴力を伴う国家間の駆け引きに関するシェリングの説明や例示される残酷で生臭い歴史上の出来事に、思わず顔をしかめたり、不快な思いをされることでしょう。多くの日本人が信奉する憲法9条の世界とは、まったく異なる世界が、この本で描かれているからです。
「暴力の脅しはつねに国際政治に取り巻いている。これらは力と善意のいずれによっても逃れることはできない」(同書、39ページ)と「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」(日本国憲法前文)するという言い回しは、あまりに鮮やか過ぎるコントラストです。後者が国際政治の本質だと信じてきた人々は、シェリングの主張にショックを受けるでしょう。ですが、自分が信奉する世界観は果たして正しいのか、一度、立ち止まって考えてみるのは、決して無駄ではないと思います。本書に賛成するにせよ反対するにせよ、『軍備と影響力』は核兵器、戦争、外交などを語る上では、西欧では、必読の書と位置づけられていますので、高いお金を払っても読む価値はあるはずです。
日本のメディアでは、コメンテーターや評論家、ジャーナリストたちが、「戦争と平和」や外交に関する問題について、シェリングら専門家たちが導き出した「常識」とは、大きくかけ離れた発言をたびたびしています。言論の自由が保障されているとはいえ、国際政治の「常識」から、あまりに逸脱する言説が飛び交うのは、論壇として健全なことなのでしょうか。本書は、こうした人たちが、初めに読まなければなりません。そして願わくば、国際関係や外交、戦争、核兵器などに関心がある、より多くの一般の人々にも読まれるべきだと思います。
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