無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。


著者の本をもっと見つけたり、似たような著者を調べたり、おすすめの本を読んだりできます。
「片手落ち」が放送禁止用語であるとか、差別語であるとかが、知人のFaceBookで話題となり、その由来を知りたいと考えて、本書を手に取りました。
すっかり忘れていたのですが、『差別用あ語の基礎知識99』によると差別語は部落問題に関連した言葉と身体障害に対する差別語とに大別され、「片手落ち」は片手の無い人に対する差別語として、「めくら」「おし」「つんぼ」と同様、避けるべき言葉となっていることが書かれていました。
一番、驚いたのは昨今ではテレビ番組でも平気で使われる「バカ」が差別語として扱われていたことです。調べたところ、昭和9年の国語辞典(広辞林(新訂版))には、「ちほう(癡呆)あほう・ばか」と記載されて、昭和30年(1955年)の広辞苑(第一版)には、「ちほう(痴呆)脳の障害のため、精神作用が一部或は全部崩壊・滅失した状態。ばか。あほう。」と登載されていたそうです。ただし、広辞苑においては、昭和44年(1969年)の第二版以後は「あほう・ばか」の記載は無くなり、医学的な意味での「痴呆」のみが記載されているようです。
今では、痴呆の意味で「バカ」と使ったことを覚えている人は限られてしまったのでしょうけれど、言葉は世につれであることを改めて思いました。
昔からある言葉、むやみやたらに禁止すべきではない。
メディアも言論人も、気にすることなく昔からのことばを使用してほしい。
可も無し不可も無し。
インタ–ネットがあまりに簡単に、世界に発信することが当たり前の現代です。しかし、そうしたメディアの影響を考えることは当たり前ですが、自分の発信を出す時、受け手がどのように考えていることを、明確に知っておくことが必然だと思いました。