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国宝 上 青春篇 (朝日文庫)
極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、
芸の道に青春を捧げていく。
芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、
作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。
1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」――侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そしてオリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか? 朝日新聞連載時から大きな反響を呼んだ、著者渾身の大作。
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2021/9/7
- ファイルサイズ855 KB
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出版社より
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5つ星のうち4.5 4,328
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5つ星のうち4.5 4,328
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| 価格 | — no data | USD 17.24USD17.24 | USD 17.24USD17.24 | USD 6.07USD6.07 | USD 8.28USD8.28 |
| no data | 『国宝』を愛 蔵版として緊急出版。 日 本文学の伝 統に脈々と流れる芸 道小説の金字 塔にして、 10 0 年に一 度の感 動を届ける大 河小説を限 定特 装版としてお届けします。 | 『国宝』を愛 蔵版として緊急出版。 日 本文学の伝 統に脈々と流れる芸 道小説の金字 塔にして、 10 0 年に一 度の感 動を届ける大 河小説を限 定特 装版としてお届けします。 | 福岡市内に暮らす保険外交員の石橋佳乃が、 出会い系サイトで知り合った土木作業員に殺害された。 二人が本当に会いたかった相手は誰なのか? | ✓ |
商品の説明
出版社からのコメント
極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、
芸の道に青春を捧げていく。
芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、
作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。
1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」――侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そしてオリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか? 朝日新聞連載時から大きな反響を呼んだ、著者渾身の大作。
登録情報
- ASIN : B09FDC3MVH
- 出版社 : 朝日新聞出版
- アクセシビリティ : 詳細はこちら
- 発売日 : 2021/9/7
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 855 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- タイプセッティングの改善 : 有効
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- 本の長さ : 356ページ
- Page Flip : 有効
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- カスタマーレビュー:
著者について

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1968年9月14日、長崎県生まれ。法政大学経営学部卒。
1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞。同作が第117回芥川賞候補となる。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を立て続けに受賞し、文壇の話題をさらう。2007年『悪人』で大佛次郎賞と毎日出版文化賞を受賞した。
他に『東京湾景』『長崎乱楽坂』『静かな爆弾』『元職員』『横道世之介』など著書多数。
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日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
喜久雄が大阪まで出てくるシーンも、まさかのネタバレありで一気読みしました
2026年7月1日に日本でレビュー済みオーディブルで制覇しようと思ったら、青春篇の最初は長崎の昭和のやくざの説明(昭和の空気感も含めて必要だった描写)が固有名詞についていけず挫折してしまった。
アマプラの映画を2回みて、やっぱり原作を読もうと思ったら、意外とすんなり喜久雄が大阪まで出てくるのシーンが読めた(最初に、まさかの映画では明かされていないネタバレもあり)
3日くらいで上下巻読んじゃいました。一気読み必須でとても面白かったです。
独特の語り口(国宝をとる喜久雄を取り巻くドキュメンタリー映画のナレーションを読んでいるかのような構成)が時代背景とあっていてよかったです。
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映画と併せて観るのが良いですね
2026年5月21日に日本でレビュー済み先に映画を何と二度も見ましたが、何度見てもみたらないほど随所に新たな発見がありました。そこで改めて原作を読み始めましたが、細かいエピソードを含めて、痒いところに手の届くように行き届いた作りで、グイグイと引き込まれて、あっという間に読み終わりました。人物造型が深く彫り込んであり、ストーリーのはるかに複雑。それを映画に作り替えた李監督の手腕も大したものと改めて感銘を覚えました。どちらが先でも全く問題なし。小説と映画とを合わせてみることを強くお勧めします。
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なるほど
2026年3月30日に日本でレビュー済み映画が先に大反響したので、本から読むことにして購入しました。
これが映画化すればと思わせる内容で面白く読ませていただきました。
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映画との違いを頼んで
2026年7月3日に日本でレビュー済み映画を観るまえに読みました。格調ある語りで、登場人物を深く掘り下げていて、見事です。
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「俺な、今、一番欲しいの、俊ぼんの血ぃやわ」
2026年2月20日に日本でレビュー済み非常にカッコいい小説です。
語り物のようなカッコいい文体で物語が進められていくので、歌舞伎の世界にどっぷりと浸れます。
地方のヤクザの親分の子として生まれた喜久雄、歌舞伎の名家にプリンスとして生まれた俊介。
二人が俊介の父である二代目半次郎の元で稽古を積み、同時にデビューしていきます。
デビュー後、二代目半次郎に認められるか、認められないかで二人の人生は大きく変わっていきます。
歌舞伎界における血筋や興行会社や家族など歌舞伎役者の裏側がよく分かります。
小説では映像が見られませんが、主人公二人の舞台での艶かしい演技がリアルに描かれていて、とてもカッコいいです。
歌舞伎に打ち込む二人のカッコいい生き方が生き生きと描かれているのが上巻です。
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国宝上
2026年5月31日に日本でレビュー済みすぐ読みました。映画も大ヒット、嬉しいです。
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さぁ、物語の始まり 始まりぃ〜!
2026年5月8日に日本でレビュー済み「青春篇」ということで主人公・喜久雄の生活がコロコロと変化して、そのような面で下巻よりかはストーリー的には面白かったです。
作者の語り口調による進行は上下巻とも変わらず終始、漫談・講談を聴いているような楽しい雰囲気が読者をつつみ込みます。もちろんシリアスな場面もあります。それはそれで読みごたえはありました。
喜久雄は長崎の新興ヤクザの親分の一人息子です。この小説の始まりは任侠映画っぱりの新年会からのシーンで始まり、読者は一気に心を持ってかれますが、じょじょにヤクザから「歌舞伎」の世界へどんどん話は展開していきます。
梨園名門の御曹司・俊介とは良きライバル関係になりますが、俊介がもつ「血筋」という最大の利点に対して、喜久雄は「才能」というもので対抗していった印象です。
歌舞伎界から見た「部外者」である喜久雄。作者はなぜ「ヤクザ」出身にしたのでしょうか。
戦後「興行・芸能」という世界はヤクザとの関係で成り立っていた面があります(現在はそんなこと言えませんが)また、歌舞伎もヤクザも「家」という、そこに束縛されながらも「つながり」を大事にしているところが、似ているところではあります。
喜久雄は愛想が言えない、昭和的ぶっきら棒さと、気に食わないことには感情的になる粗野さがあり、性格的にヤクザ的です。さらに、ヤクザ出身ということが作中、たびたびマスコミ・テレビなどからの批判の的になります。
喜久雄のモデルではないかと女形・坂東玉三郎が言われてますが、彼は歌舞伎の名門の出身ではありません。この点は喜久雄との共通点です。しかし、さすがにヤクザ出身ではありません。(ご両親は料亭を経営されていたとか)
現実にはヤクザ出身の歌舞伎役者など存在しないのです。
結果、この話は「虚構」ですよ、っていうことを作者は表現したかったんじゃないかと思います。話の序盤に、血が滴る雪景色が描かれてますが、これは非常に幻想的でかつ、生々しく舞台的な演出です。
これらは「喜久雄というのは、本当には存在しませんが、読者の皆さんはこの主人公・喜久雄の波乱万丈の人生を、どうぞ心ゆくまでお楽しみ下さい」という作者メッセージであったんじゃないかと私には思うのです。ヤクザ出身というのは、この小説は現実ではないという明確な境界線になったと感じます。
ですが本作品は、有名な演目がたくさん出ており、歌舞伎に馴染みのなかった私にも勉強となり、歌舞伎へ興味を待たせてくれるきっかけとなりました。この作品がヒットしたということは、日本文化にとっては良き影響となったのは確かなことです。
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映画→原作がおススメ
2025年9月18日に日本でレビュー済み原作 国宝 は、限りなく★5をつけたいほど夢中になって読み進め、一気に読了した。
壮絶で目まぐるしく、それでいて緻密な物語構成に圧倒され、ページをめくる手が止まらない。
ただ、物語のキーパーソンである 徳次 の描写が後半やや雑に感じられた点は惜しいと思った。
「もう一発勝負」をかけて大陸に渡った徳次が、俊二の死にも帰らず、IT企業の社長 として唐突に帰還する急展開には苦笑を禁じ得なかったし、綾乃を助けて指を失った後のエピソードも語られず、肩透かしを食らった印象を受けた。
一方、Audible 版は特筆すべきだ。尾上菊之助 の朗読は臨場感に満ち、特に歌舞伎の場面では舞台を観ているかのようで、物語世界への没入感をいっそう深めてくれる。
映画版 国宝 も鑑賞したが、原作の魅力を十分に引き継げているとは言いがたい。
映像化に際して省略や再構成がある程度避けられないことは承知していたが、物語を支えた 徳次 と マツ が前半にしか登場せず、春江が俊介と出奔するに至る経緯や、俊介がいかに見出され誰と歩んだか、綾乃がどう成長していったかといった印象的な場面もほとんど削られていた。
物語の骨格そのものが変わってしまい、感動までは届かなかった。
それでも、映画ならではの美点もある。
歌舞伎の衣装は息をのむほど美しく、主演二人の舞と演技は圧巻で、短期間であそこまで仕上げた背景には相当な覚悟と努力があったに違いない。
総じて、映画を観た後に原作を読むか、Audible で聴くことを強く推したい。
映画だけでは伝わらない、国宝 の壮大なスケールと人物たちの深みを、原作は存分に味わわせてくれる。
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