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この春、とうに死んでるあなたを探して

5つ星のうち4.6 (77)

矢口弼は38歳、元税理士。離婚を経験して仕事にも疲れた矢口は、中学時代を過ごした南森町にひとりきりで戻る。新しい住まいは、かつての同級生・小日向の営む喫茶店「レインフォレスト」の上階。外見は変わっても中身は子どものままに騒々しい小日向に矢口は面食らいながらも、少しずつ雨森町になじんでいく。そんなふたりにもたらされる恩師の死をめぐる謎。先生の死は事故なのか? あるいは、生徒からのいじめを苦にした自殺? 23年前の真実を求めて、矢口と小日向は元クラスメイトを訪ねるが──。失くしたものも、ふたりでなら見つけられる。喪失を抱えた者たちの人生を全力で肯定する物語。

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商品の説明

著者について

榎田ユウリ(えだ・ゆうり)
東京都出身。主な著書に〈妖琦庵夜話〉シリーズ(角川ホラー文庫)、『夏の塩』をはじめとする〈魚住くん〉シリーズ、〈カブキブ! 〉シリーズ(以上角川文庫)、『ここで死神から残念なお知らせです。』『死神もたまには間違えるものです。』(以上新潮文庫nex)など。また榎田尤利名義ではボーイズラブ作品を多数発表し、著作数は2018年で120を超える。魅力的なキャラクター、繊細な心情描写、巧みなストーリーテリングによってジャンルを超えた人気を博す。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B07D12T2JR
  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房
  • アクセシビリティ ‏ : ‎ 詳細はこちら
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/3/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1.7 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • タイプセッティングの改善 ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 307ページ
  • Page Flip ‏ : ‎ 有効
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア - 381,359位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.6 (77)

著者について

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榎田 ユウリ
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カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
77グローバルレーティング

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    イライラしたけど面白かった
    2026年6月29日に日本でレビュー済み
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    最初から最後までイライラのし通しでした。

    小日向ユキの物言いと態度にうんざり。

    この人、発達障害なのかも…と思い当たり。

    話のキャラ設定的にそうしたんだろうし、それで面白くなっているので仕方ないんですよね。

    何より読みやすく、最後まで楽しめました。

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  • 星5つ中5つ
    予想外の読後感、味わい深い
    2024年12月20日に日本でレビュー済み
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     ちょうど手に取った本が、まあKindleなので手に取るは比喩なのだけれども、自分のその日その時の迷いに寄り添ってくれるものだったということがある。シンクロシティというか、巡り合わせというようなこと。

     主人公の、頭はいいけど論理的すぎる元税理士の男は、中学生の頃に住んでいた街に戻ってくる。妻とも別れ仕事も辞めて、住み始めた街で元同級生のコーヒー店主と再会する。最初はこの落ち着きのないチャラ男ADHDが、主人公も私も苦手だった。

     でも中学の時の担任の死にまつわる謎解きがすすむうちに、二重、三重、さらに重なる様々な別れの傷が明らかになっていく。本質的なことを分かっているのは、人の心に届く言葉は、裏表のない子どもみたいな彼の方だったのだなぁ、と気付かされるのだ。

    以下、勘のいい人はネタバレ。

     どうして自殺しちゃダメなんだ?、その人なりの理由があって人生から降りたくなってしまう人だっているんじゃないか?、主人公の問いは私の日々の疑問でもある。でも、先立たれたら悲しい、自ら命を絶たれたら自分が悔しい、生きてほしかった、苦しいなら悩みを分かち合いたかった、そう思う。目の前にいた、自分の関わった人なら、そう思う。自死遺族は病気で看取るよりも、事故で突然逝かれるよりも、さらにうつや心的外傷後ストレス障害になりやすい。そりゃそうだ。遺された者の喪の仕事、受容するまでのプロセスの苦しみも、描かれている物語だったことがわかる。

     終わりまで読んで泣いて、タイトルを読み返して、また泣いた。

    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 星5つ中5つ
    面白く読みました
    2022年1月13日に日本でレビュー済み
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    初読みの作家さんでした。

    とても面白かったです。ラストが良かったです!

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  • 星5つ中5つ
    榎田さんらしい1冊
    2018年4月4日に日本でレビュー済み
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    この方が執筆されている書籍は少し異なる名義のものも含め一通り、密かに追わせていただいております。

    今回は、1冊で完結でしょうか?

    表紙になっている2人を中心に、彼らの中学時代の恩師の死の謎について迫ります。

    榎田さんらしい表現とテンポの良い会話が心地良い1冊でした。

    カバー裏に掲載されている短編もお見逃しなく。

    18人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    〝俺が好きな人は自殺したりしちゃだめなんだよ!だって俺がヤだから!悲しいから!(ユキ)〟
    2018年4月8日に日本でレビュー済み
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    ⚫︎宅配便の宛名伝票と屈辱的なあだな

    ⚫︎肉じゃがは豚か牛か、そしてもんじゃ焼における土手の意義について

    ⚫︎芋けんぴと先生の日記とセシボンの調査力

    ⚫︎二度同じことを言ったら、それは反対の意味になる暗号

    ⚫︎薔薇と桜と小雪の舞うなかデロリアンに乗り、道の向こうであの人に会ったら

    中学時代を過ごした町に23年ぶりに戻った矢口は同級生・ユキとの再会を果たす。

    恩師の死の真相究明や自殺など暗い内容を孕むストーリーでしたが、矢口とユキのやりとりにシリアスが全部塵芥に消える。

    正直に言うならば、BLコーナーに並べてあったので私は完全にBL作品だと認識し、矢口とユキがいつ頃くっつくのかと期待しながら読んでいたクチです、はい。

    作中、ユキに振り回される矢口が可哀想に思いつつ、同時に矢口には何処と無く危なげな部分も読んでいて感じていたので、ユキとの絡みで生き生きしている姿に安心感を覚えました。

    ユキの破茶滅茶っぷりが目立つけど、矢口が大好き過ぎてのこのテンションだということを邑から伝えられたときの胸キュンったらなかった。

    理由が分からず突然身近な人や親しい人が消えてしまう不安。

    叶わない諦めきれない恋、止まったままの時間や戻れない過去。

    それらを溶かして恩師の死の真相へと収束し、明かされる意外な真実。

    カバー裏のお話や矢口の価値観、ユキの言葉を含め、胸にじんわり広がる作品でした。』

    26人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    じんわり
    2018年4月11日に日本でレビュー済み
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    やっぱり読ませてくれます。

    鼻血エピで一気に心掴まれ、恩師の死の謎と共に、主人公の過去と現在も紐解かれてグイグイ物語世界に引き込まれます。

    死は誰の傍にもあるものだけど、残された人の悲しみは時間薬でしかないのだけど、理由がわからないと余計になかなか昇華できないもので・・・

    辛い事もありながら、人と関わっていくことの大切さも改めて教えて貰いました。

    一瞬で中学生に戻れるっていいな~。

    出てくるキャラクター、それぞれ素敵だけど、ユキは特に大好きな登場人物。

    そしてフーちゃん先生、こんな素敵な先生いたらみんな好きになるよね~。

    過去を紐解いたので、再会を果たしたこれからの雨森町での彼らの物語をまた読みたいです!

    ぜひ続編をっ!

     

    カバー裏のSS素敵です。

    雨森中学で過ごした時期は宝物だったよね。

    8人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中3つ
    全体的に良かったのですが、個人的に合わない点がありました…
    2021年5月10日に日本でレビュー済み
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    謎を解いていく全体的な流れや、登場人物の関係や心情の描写も良かったんですが、小日向のキャラが全く受け付けなくて読むのが苦痛でした…。

    彼なりの優しさや純粋さが主人公を救うことになりますが、初っ端の理不尽な言葉の数々や行為…だからこそお話が展開していくんですが、それらが個人的には全く合いませんでした。

    話を聞き入れない、説明をせず責めてくるキャラクターが好きになれない・そのタイプが苦手で読み進められたい方にはお勧め出来ません。

    全体的には好きなので高評価も納得ですし、手に取ったことの後悔はありません。

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