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NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク
知の巨人、6年ぶりの書き下ろし超大作
「ネクサス」(NEXUS)とは?
――「つながり」「結びつき」「絆」「中心」「中枢」などの意
石器時代からシリコン時代まで、
「組織」(ネットワーク)が力をもたらす
私たち「賢いヒト」(ホモ・サピエンス)は、10万年に及ぶ発明や発見や偉業を経て、途方もない力を身につけた。
それにもかかわらず、生態系の崩壊や世界戦争など、存亡にかかわる数々の危機に直面している。
*
サピエンスが真に賢いのなら、なぜこれほど自滅的なことをするのか?
その答えは、制御しきれないほどの力を生み出す、大規模な協力のネットワーク――「情報ネットワーク」――の歴史にある。
*
印刷術やマスメディアは文明に何をもたらしたのか?
そして、まったく新しい情報テクノロジーであるAIは、何を変えるのか?――
石器時代からシリコン時代まで、『サピエンス全史』の著者が、人類の歴史をいま再び新たに語りなおす!
情報により発展を遂げた人類は、情報により没落する宿命なのか。本書のAI論は、混迷する世界で民主主義を守るための羅針盤になるだろう。
――斎藤幸平氏(経済思想家・『人新世の「資本論」』著者)
その深い洞察は、私たちが著書『PLURALITY』で提唱する多元的な共創の原理とも響き合い、進化するデジタル時代で人々を導く羅針盤となる。
――オードリー・タン氏(台湾・初代デジタル発展相)
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2025/3/5
- ファイルサイズ3.6 MB
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商品の説明
著者について
イスラエルの歴史学者、哲学者。1976年生まれ。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して2002年に博士号。ヘブライ大学で歴史学を教える一方、世界の著名なメディアへ寄稿するなど発信を続ける。
柴田 裕之(しばた・やすし)訳
翻訳家。早稲田大学、Earlham College卒業。訳書に、ハラリ『ホモ・デウス』、『21 Lessons』のほか、『孤独の科学』、『統合失調症の一族』、『「死」とは何か』など多数。
登録情報
- ASIN : B0DGT2C21C
- 出版社 : 河出書房新社
- アクセシビリティ : 詳細はこちら
- 発売日 : 2025/3/5
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3.6 MB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- タイプセッティングの改善 : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 346ページ
- Page Flip : 有効
- 全2冊中1番目の本 : NEXUS 情報の人類史
- Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア - 7,281位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- 歴史学 (Kindleストア) - 19位
- 歴史学 (本) - 26位
- カスタマーレビュー:
著者について

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日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
お勉強
2026年8月15日に日本でレビュー済み勉強になった。
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読み応えあり
2025年8月13日に日本でレビュー済みさすがハラリ氏。今作もかなり読み応えがあります。全く新たな角度から人類史や政治を見ることができました。下巻も楽しみです。
5人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
必読の一冊
2026年8月13日に日本でレビュー済み必読の一冊
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今必要な事
2026年7月17日に日本でレビュー済み思ってたほど難解でなく
無駄な形容がない
とても読みやすい文章に引き込まれて読んでます
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AIを考える上での必読書であり、人類にとって宝物の書
2026年5月15日に日本でレビュー済みプロローグ
・人類は大規模な協力のネットワークを構築することで途方もない力を獲得するものの、
力を無分別に使いやすくなってしまっている(p.10)。
これは本書の核心を成す主張である。
・新しいツールがどれほど強力でも、その用途の決定権は常に私たちの手中にあった。
ナイフや爆弾は、誰を殺すかを自ら決めることはない。
対照的に、AIはツールではない。行為主体なのだ。
AI革命はまだ初期段階にある現時点でも、住宅ローンを組むことを認めるか、
仕事に雇うか、刑務所に送るかなどの決定をAIは既に下している。
2024年には、芸術作品を創作する、人間になりすますなどが日常の現実になった
(p.20-22)。
p.27に出てくる不可謬(絶対に間違えない)という言葉は
後で何度も出てくる分かりにくい言葉なので、初出時に押さえておく。
第1章
情報とは何かに誠実に答えている。
・情報の特徴は、物事を表示することではなく、結びつけることである(p.47)。
・そして、様々な点をつなげてネットワークにして、新しい現実を創り出すもの
である(p.49)。
・聖書が、何十億もの人を束ねて宗教的なネットワークにする、社会的なプロセスを
開始した(p.52)。
第2章
真実と秩序の対比がなされている。
・真実は、現実の特定の側面を正確に表しているものを指す(p.41)
・虚構は好きなだけ単純にできる一方、真実は複雑になりがち(p.73)。
・人間の情報ネットワークの特徴は、
① 真実を発見し、 ②しかも秩序を生み出す(p.77)
・情報を使って真実を発見し、
同時に情報を使って秩序を維持するのは困難なプロセスである。
1度作られた秩序は虚構を通しての方が維持しやすいからだ(p.78)。
・真実を発見することが推奨される分野は、秩序をおびやかさない分野に限定される
ことがある。
例えばナチスドイツは、秩序をおびやかさない化学・光学・ロケット科学は発展したが、
人種主義的な政策を取っていたため生物学は発展しなかった(p.79)。
第3章は省略
第4章
誤情報がどのように広がり、それを正す難しさが述べられている。
・魔女をめぐる近世ヨーロッパの狂乱の歴史は、情報の流れの障害物(印刷技術の発展)を
取り除いても、真実の発見と普及にはつながるとは限らないことを証明している。
嘘や空想の拡散や有害な情報空間の創出につながることも十分ありうる。
より具体的に言えば、考えや意見の完全な自由市場は、真実を犠牲にし、
憤慨や憎悪をあおるコンテンツや煽情主義の拡散を促しかねない(p.155)。
・真実が秩序に勝利するためには、事実を重視する方向へ舵を切る力を持った
キュレーション機関を確立する必要がある(p.156)
・科学の機関は機関自体の誤りを正す強力な自己修正メカニズムを持っていたから
権威を得られた。科学革命の原動力は自己修正メカニズムである(p.157)
・科学の様々な機関が強力な自己修正を持つ余裕があったのは、社会秩序の維持という
難しい仕事を他の機関(警察や軍、政党、政府など)に任せることができたからだ(p.173)
・アメリカはヴェトナム戦争に関して自ら鞭打ったため、今日でさえ国民の分断が
収まらず、世界中でアメリカの評価が傷つき続けている一方、
ソ連とロシアはアフガニスタン戦争について口を閉ざしているので、戦争の記憶を
薄れさせ、悪評に歯止めをかける上で、それが役立っている(p.174)。
第5章
・独裁社会は強力な自己修正メカニズムを欠いた中央集中型の情報ネットワーク
民主社会は強力な自己修正メカニズムを持つ分散型の情報ネットワーク(p.176)。
・強権的な指導者が民主制を切り崩すのに使う最もありふれた方法は、
自己修正メカニズムを1つ、また1つと攻撃するものであり、
手始めに標的とされるのは裁判所とメディアであることが多い(p.180)。
(私の考えだが、読売新聞を懐柔し、検察トップのお気に入りを据えようとした安倍政権は、
正にハラリ氏の指摘通りに感じた。)
・ポピュリストは、人民の意思とされるものを、客観的な真実の名の下に退ける機関
(学術機関・メディア・司法機関)をうさんくさく思う。真実というものは、
エリート達が不法な権力を強引に手に入れたのを隠す名目に過ぎない、
とポピュリストはみなす。これが2つの点で人々を魅了する。
① この見方はあらゆる社会的な関わり合いを権力闘争に矮小化するので、
現実が単純化され、戦争や経済危機や自然災害のような出来事が理解しやすくなる。
② この見方が正しいこともある(p.192-193)。
・電信やラジオ、その他の近代的な情報テクノロジーが発明される前は、
大規模な全体主義政権は存在しえなかった(p.218)。
多くの大規模な独裁国家では、地方の問題は民主的に管理されることが多かった(p.206)。
近代的なテクノロジーのおかげで、大規模な民主制だけでなく
大規模な全体主義も可能になった(p.225)。
・全体主義国家の強みは、素早く決定を下して情け容赦なくそれを実行に移せる(p.244)。
一方の弱みは、公式の経路を通してしか情報がどこへも流れることを許さないので、
その経路が遮断されたら、情報の代替の伝達手段がまったく見つからない。
そして、公式の経路はしばしば遮断される(p.245)。
加えて、自己修正メカニズムが非常に脆弱である(p.248)。
1960年代、民主国家では脇に追いやられていた人が政治的な要求をしやすくなった。
↓
新しい考え方、意見、利害関係が政治の場に持ち込まれた。
↓
守旧派と新たに力を持った人々、双方に失望が生じた。
↓
暴力のうねりが生じ、政治絡みの暗殺や誘拐、暴動、テロが頻発した。
↓
話し合いの輪に多くの参加者を取り込んでいくことで、なんとか社会秩序が保たれた。
↓
スマホ、SNS、AIにより、新しい声の洪水が生じ、
それらの声を取り込む難題に再び直面している(p.256~258)。
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内容は納得だが、説明が冗長で長過ぎる
2026年7月19日に日本でレビュー済み言いたい事は分かるし、概ね納得もできるのだが、一つの事項についての事例や説明が長すぎて、途中で飛ばしてしまう。多分3分の1位の量で良いのではと思うのだが、筆者は事細かく説明することを良しとしているようだ。
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不都合な真実
2026年7月8日に日本でレビュー済み本書は歴史(聖書の編纂、中世の魔女狩り、ソ連の全体主義など)を紐解きながら、「人間は真実よりも、都合の良い虚構やイデオロギー(物語)のほうに強く結びついてしまう」という不都合な真実を証明していく。この視点は、企業組織における「バイアスの蔓延」や「風通しの悪さ」の正体を見事に言い当てている。
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凄い本だ
2026年1月13日に日本でレビュー済み難しいけど、読み進める価値がある本です。情報に関して、このような捉え方があるのだと改めて勉強になりました。世の中には聡明な人がいると感じるとともに、NHKで放送されていたアニメ「チ。」に通じるとも感じ、見返しました。
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