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  • “未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?

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“未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?

5つ星のうち4.2 (328)

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購入オプションとあわせ買い

★日本初「買わない人=未顧客」を理解するための教科書
★ノンユーザーやライトユーザーの獲得に特化した理論やフレームワークを紹介
★100ブランド以上で活用された、市場拡大のエッセンスを1冊にまとめて解説!


「買わない人」から目を背けるのは、もう止めませんか?ビジネスでは買う人=顧客が大事にされますが、事業を成長させるには買わない人=未顧客にも目を向ける必要があります。

どの企業のどんな商品でも、
「知らない・買わない・興味のない未顧客」が市場の大半を占めています。売上を増やして事業を成長させるには、そうした「買ってくれない未顧客」を理解して、新しく1回買ってもらわなければいけません。

本書は、
「未顧客を理解して市場を拡大するための教科書」です。

日本ではあまり知られていませんが、未顧客へのマーケティングは、ファンやロイヤル顧客へのマーケティングとは大きく異なります。本書は、海外の豊富な先行研究に基づくエビデンスを示しながら、
未顧客を理解して事業成長するためのマーケティング原則を、マンガや図表を用いて丁寧に解説します。

また、本書は実践を重視した内容になっています。実務で大切なのは「だから、どうすればよいのか?」という手の動かし方です。本書を読み終わったとき、
「買ってくれない人とどう向き合えばよいのか」に答えが見つかることでしょう。マーケティング担当者はもちろん、販売、企画、開発などに携わるビジネスパーソン必携の1冊です。
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出版社より

見える顧客データだけに、逃げていませんか?

■新規獲得・事業拡大のカギは、「知らない・使わない・興味ない」“未”顧客にあり!

「買わない人」から目を背けるのは、もう止めませんか? どの企業のどんな商品でも、「知らない・買わない・興味のない未顧客」が市場の大半を占めています。売上を増やして事業を成長させるには、そうした「買ってくれない未顧客」を理解し、新しく買ってもらうための施策が必要です。

本書は、そんな未顧客を理解して市場を拡大するための教科書。海外の豊富な先行研究に基づくエビデンスを示しながら、未顧客を理解して事業成長するためのマーケティング原則を、マンガや図表を用いて丁寧に解説します。

顧客体験マーケティング 顧客の変化を読み解いて「売れる」を再現する(Web担選書)
“未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0 63
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著者 村山 幹朗、芹澤 連 芹澤 連
内容紹介 天才でなくても「売れる」は作れる。——100以上のブランド、5,000人以上の顧客体験を分析した著者が、商品やサービスが顧客に受け入れられるプロセスを見える化。1人の顧客の深い理解から、企画やアイデアを生み出す仕組みを解説します。 「買わない人」から目を背けるのは、もう止めませんか? 知らない・買わない・興味ない未顧客」を理解し、新規獲得・事業拡大を実現するためのマーケティング原則を、マンガや図表を用いて丁寧に解説します。

商品の説明

出版社からのコメント

第1章 なぜ “未顧客” 理解なのか
第2章 無関心を動かす「再解釈」の技術
第3章 未顧客へのマーケティング戦略
第4章 新しい利用機会を生み出す「未顧客理解の5原則」
第5章 ブランドの再解釈:ケーススタディ
巻末付録 未顧客理解の数学的側面

著者について

芹澤 連(せりざわ・れん)
株式会社コレクシア マーケティングプランニング局長
マーケティングサイエンティスト。数学、統計学、計量経済学、データサイエンスなどの理系アプローチと、心理学、文化人類学、社会学などの文系アプローチに広く精通。未顧客理解の第一人者として、事業会社やメーカーのマーケティングや事業拡大を支援すると共に、社内研修などの講師を務める。「芹澤顧客研究ラボ」主催。シニアマーケターの知見を若年層マーケターに継承、育成する「マーケティングU-40」を牽引。著書に『顧客体験マーケティング』(インプレス)。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日経BP
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/6/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 264ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4296112694
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4296112692
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 380 g
  • 寸法 ‏ : ‎ 15 x 1.9 x 21.1 cm
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 28,859位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.2 (328)

著者について

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芹澤 連
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芹澤 連(せりざわ・れん)

株式会社コレクシア マーケティングプランニング局長

マーケティングサイエンティスト。数学、統計学、計量経済学、データサイエンスなどの理系アプローチと、心理学、文化人類学、社会学などの文系アプローチに広く精通。未顧客理解の第一人者として、事業会社やメーカーのマーケティングや事業拡大を支援すると共に、社内研修などの講師を務める。「芹澤顧客研究ラボ」主催。シニアマーケターの知見を若年層マーケターに継承、育成する「マーケティングU-40」を牽引。著書に『顧客体験マーケティング』(インプレス)、『“未”顧客理解:なぜ、買ってくれる人=顧客しか見ないのか?』(日経BP)。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
328グローバルレーティング

お客様のご意見

お客様はこの書籍について、地味で地に足ついた内容だと評価しています。従来の考え方を一新し、自分で考えることの重要性がわかると感じています。また、事例や概念説明が乏しく、実務に落とし込むには情報が不足しているという指摘もあります。一方で、読みやすさについては意見が分かれています。一部のお客様は、「とても読みやすい」と高く評価しており、ケースメソッドが分かりやすく、イメージしやすく、自分自身のトレーニングにもなったと述べています。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません

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14人のお客様が内容に言及し、11人が肯定的、3人が否定的です
お客様はこの書籍の内容を高く評価しています。地に足がついた内容で、従来の考え方を一新するような内容だと感じています。また、具体的な実例がいくつも紹介されており、自分自身のトレーニングにもなったと好評です。著者は「知っておくべき」「やるべき」内容であり、顧客満足一本足の現在のマーケティングに警鐘を鳴らす良き本だと述べています。
既存のフレームワークに囚われる怖さと未顧客理解のポテンシャルが、先行研究というエビデンスと漫画によるエピソードで語られてとても面白く、読後には豊かになった気がした。...もっと読む
...この意味で、本書は、〈市場〉を自明視した数多あるマーケティング実務書とは一線を画した、マーケティングのみならず経営に関心のある多くの人に勧めたい書籍だ。...もっと読む
...デザイン思考が全く出てこないのにも違和感を覚える。 とはいえ、意欲的な内容は十分に楽しめた。 ぜひ次作は、対比ではなく「真に効果のあるマーケティング」を存分に語ってほしい。そんな期待を込めて星5つ(そんな本は売れないと読んでこのスタイルにしたんでしょうけどね)。もっと読む
定義が曖昧、参照事例が弱く、理論整理が甘い、結果的に実務では使えない本。 まず、商材の定義がない。 「売上=利用機会の数×各利用機会での購入回数×単価」と分解しているが、消費財や耐久財による違いはないのか。...もっと読む
10人のお客様が具体性に言及し、5人が肯定的、5人が否定的です
お客様はこの書籍について、以下のような評価をしています: 実際に分かりやすい例を基に、未顧客を理解するための方法が具体的に説明されており、実務に精度高く実装できると感じています。また、具体的な事例がいくつもあり、イメージしやすく、自分自身のトレーニングにもなり、実践的な内容だと評価しています。一方で、一部のお客様は「読みにくい」という指摘や、「丁寧に説明する必要がない」「カタカナワードが多い」などの不満の声もあります。
...顧客の日常の中で、どのようにニーズを捉え、具体的にアプローチすればよいのか、具体的な実例がいくつもあったのは、とてもイメージしやすく、自分自身のトレーニングにもなりました。 固定概念に囚われず、柔軟な発想が出来るように学び続けたいと思います。もっと読む
タイトルに惹かれて購入しましたが、内容は期待していた「実務でどう動けばいいか」には届きませんでした。 「こう考えましょう」「こういう視点が大事です」といった抽象的な話が中心で、 未顧客をどう発見し、どうアプローチし、どう検証するのかという...もっと読む
...といった本は沢山ありますが、本書はさらに、ではどう見ればよいのか、どう解釈すればいいのかというところまで踏み込んでいて、未顧客を理解するための方法が具体的に説明されています。...もっと読む
...読みにくいと思った理由は、馴染みのない用語が多数あり、それらの丁寧な説明がなく、かつカタカナワードが多いからでしょう。有効な理論や用語なので、きちんと章立てて、またカタカナワードによらない表現で説明したら、もっとわかりやすかっただろうと思います。もっと読む
6人のお客様が読みやすさに言及し、3人が肯定的、3人が否定的です
お客様はこの本の読みやすさについて意見が分かれています。一部のお客様は、とても読みやすく、ケースメソッドが分かりやすいと評価しています。また、具体的な実例が多く含まれており、イメージしやすく、自分自身のトレーニングにもなったという声があります。一方で、一部の顧客は、定説に固執していない教養として学んでいる人にはかなり読みづらいと感じる方もいます。
...なった気分で「確かに買わないなー」から、「あ、手を出しちゃうかも」と顧客になりそうになるまで追体験をしながら読んでいくことができたので、とても読みやすかったですもっと読む
...強烈にマーケティングの都市伝説を信じ込んでいる実務者”だと思われるので、自分のようにそもそも定説に固執していない、教養として学んでいる人にはかなり読みづらい。 あと少し気になるのは、定説との対比に重点を置くあまり、論点をあっさり切り捨てているところが散見されること。...もっと読む
...顧客の日常の中で、どのようにニーズを捉え、具体的にアプローチすればよいのか、具体的な実例がいくつもあったのは、とてもイメージしやすく、自分自身のトレーニングにもなりました。 固定概念に囚われず、柔軟な発想が出来るように学び続けたいと思います。もっと読む
...これらはとても有効でした。 ただ、そうだとすると読みにくい点も多く、もう少しすっきり表現できたのではないかと思いました。読みにくいと思った理由は、馴染みのない用語が多数あり、それらの丁寧な説明がなく、かつカタカナワードが多いからでしょう。...もっと読む

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    マーケティングを科学的に語る
    2022年6月18日に日本でレビュー済み
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    これまで言われているマーケティングの定説を突き崩す。海外の研究を中心に、ある程度の客観性を保って語られており、よくある敏腕マーケターの後知恵的な著作ではない。

    想定読者が“強烈にマーケティングの都市伝説を信じ込んでいる実務者”だと思われるので、自分のようにそもそも定説に固執していない、教養として学んでいる人にはかなり読みづらい。

    あと少し気になるのは、定説との対比に重点を置くあまり、論点をあっさり切り捨てているところが散見されること。デザイン思考が全く出てこないのにも違和感を覚える。

    とはいえ、意欲的な内容は十分に楽しめた。

    ぜひ次作は、対比ではなく「真に効果のあるマーケティング」を存分に語ってほしい。そんな期待を込めて星5つ(そんな本は売れないと読んでこのスタイルにしたんでしょうけどね)。

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  • 星5つ中4つ
    新しい角度からのマーケティング理解が深まる
    2023年9月20日に日本でレビュー済み
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    タイトルの通り、あらゆる根拠を基に、従来の考え方を一新するような内容でした。

    顧客の日常の中で、どのようにニーズを捉え、具体的にアプローチすればよいのか、具体的な実例がいくつもあったのは、とてもイメージしやすく、自分自身のトレーニングにもなりました。

    固定概念に囚われず、柔軟な発想が出来るように学び続けたいと思います。

    2人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    「確率思考の戦略論」の文系版
    2022年7月21日に日本でレビュー済み
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    よくある逆張り系のアイデア本かと思いきや、海外の論文を中心にハードエビデンスで固められていて、地に足ついた内容だった。

    主張は「確率思考の戦略論」や「ブランディングの科学」に近い。これらの文系ビジネスマン向けマニュアルという感じなので、自分のように、森岡本が難しいと感じた人にはよさそう。数学や文化人類学からどう顧客戦略を生み出すのか、詳しく解説されている所が他書に無い価値だと思う。

    ただ評価は分かれそう。ファンマーケやSNSで商売しているコンサル、ロイヤルティ神話を信じて疑わない昭和マーケッターからは反感を買うだろうなーとニヤニヤしながら読んだ。個人的には、なんちゃってコンサルのセミナーやネット記事が溢れる中、こうしたエビデンスでガンガン攻めるスタイルには好感が持てた(特に3、4章)。

    <良い点>

    ・普通のマーケ本では教えてくれない事が結構あった(ペルソナではなくシャドウ、ロイヤリティの上限など)

    ・顧客のエピソードをマンガで見て、施策を考えるというケースメソッドは分かりやすかった。

    ・だからどうすればよいのかを意識した構成になっている。大企業の成功談をだらだら読まされるのに飽きていた所なので、そこも印象が良かった。

    <悪い点>

    ・言い回しが劇的というか、少しくどいところがあった

    ・想定読者の問題だが、入門向けはない。

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  • 星5つ中5つ
    マーケッターは見るべき本
    2024年7月4日に日本でレビュー済み
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    顧客満足一本足の現在のマーケティングに警鐘をならす良き本です。いつの間にか自分も近視眼に陥っていたところ良い気づきを得ました

    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 星5つ中5つ
    それらしいマーケティングをなくせる
    2024年3月29日に日本でレビュー済み
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    流行り廃りのマーケティング、バズってるマーケティング手法は全てテクニック論。それを否定してくれる。自分で考えることの重要性がわかる。

    2人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    消費者の変化に対応した、未顧客としての顧客のとらえ方と対応策が非常に参考になります。
    2024年3月16日に日本でレビュー済み
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    未顧客の理解を深めたら、企業戦略の構築に進み、マーケティング戦略への落とし込みが重要。「戦略ごっこ」の本を次に読むことを勧めます。

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  • 星5つ中3つ
    本書を「未市場戦略」として理解したい
    2022年8月27日に日本でレビュー済み
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    本書が何度も強調するのは、「顧客(の内面)を理解する」ことの無意味さである。むしろ重要なのは、その周辺の、消費者の「(行動の)文脈」であり、消費者が参加している「ゲームのルール」であるとする。

    上述の指摘は、「非市場戦略」(non-market sterategy)を連想させる。非市場戦略とは、自社が位置する市場の「ルール」を自社優位なものにつくりかえるための、(顧客以外の)流通業者や業界団体、政府などのステークホルダーに対して働きかけを行うことを指す。

    「ルール(リ)メイキング」を目的とする点で、非市場戦略と本書の目指すところは、非常に近いという印象を持った。さらに言えば、本書が徹底的に「顧客理解」を否定していることをふまえれば、本書のアプローチは「未顧客理解」というよりも「未市場戦略」(un-market strategy)と理解した方が、その意義を十全に捉えられるのではないかと思う。つまり、〈市場ではないバショ〉を〈まだ市場ではない市場〉として捉え直すための方略集として本書を捉えた方がその意義をより正確に理解できるのではないかという印象を持った。本書のP119-124には、まさにこの視点に近い市場発見の考え方が書かれている。

    この意味で、本書は、〈市場〉を自明視した数多あるマーケティング実務書とは一線を画した、マーケティングのみならず経営に関心のある多くの人に勧めたい書籍だ。

    一方で本書に衒学的な印象を受ける人は少ないないだろうし、ジャーゴン的に提示されている専門用語の本書内での理解に不安を感じる箇所が散見されたのは残念な点だった。例えば、本書のP35で『「手続き的知識」、心理学では「スキーマ」』としているが、正しくは「スクリプト」であろう。他には、P59で『「行動には報酬があり、人は報酬を最大化するような方策(合理)を体験の中で学習する」という規則性です。心理学では随伴性と呼ぶ考え方で』という記述があるが、随伴性を規則性として扱うのは、多くの場合、誤りである。

    さらに言えば、P123の『市場は社会環境と人の生活、企業の意味付けの相互作用として形成される』という記述と、本書で大部にわたって解説されている「オルタネイトモデル」にはパラダイム上大きな矛盾がある。なぜなら「オルタネイトモデル」が前提としている随伴性というより強化学習の考え方は「消費者の側からの相互作用」を概ね否定するものだからだ。すなわち、「オルタネイトモデル」は市場の「ゲームのルール」を変える力をマーケター側にのみ帰属し、消費者を従属的な主体として位置づけている点で、上述の引用と矛盾していると言って差し支えないと思われる。

    しかし、こうした語の取扱いの誤りと思われる箇所は実務者が本書の内容から取り入れやすい部分を取り入れる分には瑣末な問題かもしれないし、また論理展開上のパラダイム矛盾ないしダブルスタンダードについては、読み手側も引き受けるべき今後の課題として受け止めることができれば、本書ほど知的興奮を刺激されるマーケティング実務書はなかなかないのではないかと思う。

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  • 星5つ中2つ
    目新しいことが書いてあるけどちょっと読みにくい
    2024年9月18日に日本でレビュー済み
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    マーケティングの教科書によく書いてあるようなことを、論文等を参照しながら批評し、新たな視点を展開しています。おそらくこの本の主張したいポイントは1)未顧客が大切、2)彼らにどうアプローチするかの方法、の2点だと感じました。これらはとても有効でした。

    ただ、そうだとすると読みにくい点も多く、もう少しすっきり表現できたのではないかと思いました。読みにくいと思った理由は、馴染みのない用語が多数あり、それらの丁寧な説明がなく、かつカタカナワードが多いからでしょう。有効な理論や用語なので、きちんと章立てて、またカタカナワードによらない表現で説明したら、もっとわかりやすかっただろうと思います。

    2人のユーザーが役に立ったと感じています
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