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妖怪を名づける: 鬼魅の名は (607) (歴史文化ライブラリー 607)
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江戸のSNS=俳諧が生んだ〝妖怪バブル〟!
様々な怪異を引き起こす妖怪。中世までは種類の限られた妖怪が、江戸時代に激増するのはなぜか。俳諧と妖怪の意外な接点に着目。奇談を集め、妖怪を創造した俳人たちの情報ネットワークから、〝妖怪爆発〟の謎に迫る。
[目次]
妖怪の「カンブリア爆発」―プロローグ
古代・中世の妖怪の名づけ
鬼か神か狐か木魂か
怪鳥・人魂・光物―「怪異」としての妖怪
鬼魅の名は 妖怪と俳諧ネットワーク
凶兆からモノへ―「髪切り」をめぐって
『古今百物語評判』と俳諧
「姥が火」をめぐる俳諧ネットワーク
怪異の日常化と妖怪の名づけ
増殖する妖怪
怪火と詩歌
『三州奇談』と蕉風復興
集成される妖怪・創造される妖怪
「怪異」のゆくえ
名づけられる「怪異」
予言獣―みずから名乗る「怪異」
忘れられたデータベース―エピローグ
あとがき
参考文献
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- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社吉川弘文館
- 発売日2024/8/21
- 寸法13 x 1.7 x 18.8 cm
- ISBN-104642306072
- ISBN-13978-4642306072
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登録情報
- 出版社 : 吉川弘文館
- 発売日 : 2024/8/21
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 270ページ
- ISBN-10 : 4642306072
- ISBN-13 : 978-4642306072
- 商品の重量 : 310 g
- 寸法 : 13 x 1.7 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 179,283位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 人文・思想 (本) - 29,065位
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
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なんかようかい?
2026年3月21日に日本でレビュー済み何年何十年何百年経っても、みんな大好き妖怪変化って感じです。
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楽しかった!
2025年5月26日に日本でレビュー済み"ただそこに在る『モノ』となった怪異は、あらゆるタブーから解放され、やがて知的好奇心の対象となっていく、そこでおこなわれたのが『名づけ』だったのである"2024年発刊の本書は、江戸時代に爆発的に増えた妖怪たちと俳諧ネットワークを結びつけて論じた良書。
個人的には明らかに『君の名は(笑)』なタイトルに惹かれて手にとりました。
さて、そんな本書は「妖怪」と「玩具」の研究者である著者が、山岡元隣の『古今百物語評判』から俳諧と妖怪の関係に気づき、古代・中世においては解決すべき問題であった『怪異』が、平和で安定した江戸時代により日常化。知と好奇の対象となったことで『妖怪』として『名づけ』され、それが俳諧ネットワークを通じた交流で全国に広がっていったのではないか。という仮説を【古代・中世の妖怪の名づけ】【鬼魅の名は】【増殖する妖怪】【『怪異』のゆくえ】と順に論じているのですが。
漫画やアニメ作品には当然のように名前とイメージをもって登場してくる。九尾の狐や天狗、河童といった妖怪たちが『いつ名づけられ、今のイメージになったのか』については、普段考えていなかった事からとても楽しかった。
また、表紙にもなっている『のっぺらぼう(ヌペッポウ)』を最初に文献に遺したのは松尾芭蕉。コロナ禍でSNSでバズった『アマビエ』は肥後国に出現したとされる三本足の猿『アマビコ』の劣化コピー。といった指摘にもびっくり。
妖怪や俳諧、また江戸時代の文化に関心ある方にオススメ。
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めちゃくちゃ興味深いです。
2025年8月17日に日本でレビュー済み妖怪論を提示している素晴らしい本。
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名前を与えられた怪異たち
2024年10月24日に日本でレビュー済み怪異の「名前」に拘り抜いた一冊。
思えば、私達が妖怪に親しむのも、その名前に負う所が多いかも知れず、中々面白い着眼点だと思う。
取り分け、著者が指摘しているように江戸時代になって妖怪の数が爆発的に増えたのも、様々な怪異に「名前」が付けられた所為であろう…そこで、古代から近世までの長い歴史の中で「怪異の名前」がどのような変遷を辿ったのかを考察したのが本書なのだ。
さて、本書は先ず、古代に遡る所から始まるが、近世以降で言う所の所謂「怪異」は、当時は「神」であり「鬼」であったと言う。
成程、日本の神様は決して穏やかな神ばかりではないし、また、古くは多くの怪異が「鬼」として総括されてもいたのは周知の事であろう。
本書では、こうした古代の怪異を解説する所から始まり、例えば中世の「鵺」に代表されるような怪鳥、或は人魂などを取り上げていく…が、ここまではまだ怪異の姿形も定まらず、漠然としたイメージが先行しているのが明かであり、それでは一体、近世になって俄然、怪異が具体的な形を持つようになったのは何故なのか…それは、彼等が「名前」を持ったからである。
然も、その名付け親として貢献したのが、実は俳諧だと言うのだからかなり意外でもあるのだが、実際に俳諧には、例えば「雪女」「狐火」「河童」等が詠まれているのだ。
因みに「俳諧」と言うと、現代の私達は何やら格式高く、風流なイメージを持っているかも知れないが、当時は和歌に比べればより世俗的、遊び心に溢れたものであった。
こうした俳諧の性質も相俟って、様々な怪異は俳諧の中で名前を得て、より一層活き活きとして来たのである。
尚、誤解の無いように付け加えておくが、本書は妖怪の名前のみを紹介している訳では無く、例えば、怪異は火に纏わるものが多い事から、その時代背景を分析していたりもするし、或いは、古くから怪異に関わって来た陰陽師の視点、各地の妖怪を掘り起こした文人達の活躍、その他、地誌や博物学等々、実に幅広い題材にも言及しながら、歴史の中に於ける怪異を存分に語っている。
勿論、必要に応じて資料掲載や図版等も盛り込んでいるので、非常に解り易いし、何よりも新たな視点で伝統的な怪異を読み解いている所は特筆に値するであろう。
鬼魅の名は…名前を持つ事に依って、より一層豊かになった魑魅魍魎の世界を知る為の一冊である。
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良い本です。
2025年5月22日に日本でレビュー済み妖怪の歴史からキャラクター化するまでを体系的に書いてあり、興味深かったです。
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俳諧と妖怪
2025年2月5日に日本でレビュー済み妖怪を「名前」という観点から追求した研究だ。
妖怪の出現を凶事とみなした、すなわち妖怪の背後にあるものを探ろうとしていた室町までの社会から、妖怪そのものへ関心が移行していく江戸期という視点が鮮やか。そして、俳諧が流行することで、地方の怪奇なものが句のネタとしてとりあげられていったとの指摘には、うならされる。
目の付け所が新鮮で、論の展開も説得的。
妖怪という存在がどのようにして生まれ、増えていったのかがよく理解できた。
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目からウロコ
2024年10月4日に日本でレビュー済みふく風や花のえだきるかまいたち 北村季吟
混沌(ぬっぺっぽう)翠に乗て気に遊ぶ 松尾芭蕉
江戸時代になって爆発的に数を増やした日本の妖怪。水木しげるや鳥山石燕でおなじみの妖怪たちが生み出された背景には、「言葉の博物学者」たる俳諧師たちのネットワークが存在した、という本書の内容はまさに目からウロコ。
近世の俳諧の流れについても随所に丁寧な説明があって勉強になった。
面白い!
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