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  • 青春を山に賭けて

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青春を山に賭けて

5つ星のうち4.4 (1,064)

植村直己はいかにして冒険家になり、いかにして「世界のウエムラ」になったか?ひとりの腕白少年が、大学へ進んで美しい山々と出会い、無一文で日本を脱出、ヨーロッパに渡りアルバイトをしながら、ついに五大陸最高峰のすべてに登頂を果たす。さらには南極大陸単独横断という目標めざして、アマゾンのイカダ下りなど過酷なまでの試練に次々と挑戦する――。大自然の中の「何か」に挑まずにはいられなかった冒険家が、みずからの型破りな青春を語り尽した感動篇。

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「五大陸の最高峰を踏んだ登山家」としてその名を世界に知らしめた植村直己。戦後日本が生んだ最大の探検家の若き日々の記録。
家の手伝いからは逃げ、学校ではイタズラばかりしていた少年は、大学へ進んで、美しい山々と出会った。
大学時代、ドングリとあだ名されていた著者は、百ドルだけを手に日本を脱出し、さまざまな苦難のすえ、夢の五大陸最高峰登頂を達成する。
アマゾンの60日間イカダ下りもふくむ、そのケタはずれな世界放浪記の全貌。
日本人初のエベレスト登頂を成功させた植村だが、「私は五大陸の最高峰に登ったけれど、高い山に登ったからすごいとか、厳しい岩壁を登攀したからえらい、という考え方にはなれない。山登りを優劣でみてはいけないと思う。要は、どんな小さなハイキング的な山であっても、登る人自身が登り終えた後も深く心に残る登山がほんとうだと思う」という言葉を本書に記している。
解説・西木正明

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B009DECQOC
  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋
  • アクセシビリティ ‏ : ‎ 詳細はこちら
  • 発売日 ‏ : ‎ 1977/1/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1.5 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • タイプセッティングの改善 ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 242ページ
  • Page Flip ‏ : ‎ 有効
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア - 24,387位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.4 (1,064)

著者について

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植村 直己
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
1,064グローバルレーティング

お客様のご意見

お客様はこの植村直己さんの本について、以下のように評価しています: 読み応えがあり、何度も読みたくなる一冊だと感じています。特に、主人公の逞しさや情熱を深く感銘を受けたという声が多くあります。登山をする人にとってバイブルとして挙げられており、多くの読者に共感を与えているようです。 一方で、内容については不満の声もあります。山の魅力や人間性、人情や文化に触れる点も魅力的だと感じているようです。 文章力についても高く評価されており、文章力が抜群で落ち着いて読めるためじっくり読むことができると好評です。 著者の人間性と動物的な本能の逞しさが伝わってきて、生きる意味や重さを考えさせられる作品だと指摘されています。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません

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30人のお客様が読みやすさに言及し、27人が肯定的、3人が否定的です
お客様はこの植村直己さんの本について、読み応えのある一冊だと評価しています。何度も読みたいと願ったり、ハラハラドキドキしながら読むという声が多くあります。登山愛好家以外も読んで欲しいという意見もあります。また、著者の人柄の善さや実直さが伝わり、感動的な内容だと感じています。全体的に、植村直己のファンならこの本を読まなければと思うほど良い作品だと感じているようです。
登山愛好家以外も読むべきもっと読む
...ますます素晴らしい人だったのだということを知り、好感が持てる気取らない性格と、勇気ある 冒険の数々。読み応えのある一冊だった。植村直己さんの他の本も読んでみたいと思った。...もっと読む
ワクワクする内容で、また非常に読みやすかった。次編とも言える極北にかけるを購入する契機となった。もっと読む
...が、この本の感想そのものです。 やはり本は素晴らしい。 その素晴らしい本を書いた植村直己さんは偉大だ。 北米マッキンリーで消息を絶って31年。 『俺は山登りなんかに興味ないよ』という方も、もし機会がありましたら読んでみてください。もっと読む
21人のお客様が心に響くに言及し、21人が肯定的、0人が否定的です
お客様はこの植村直己さんの本について、心踊る内容と心に響く点を高く評価しています。逞しく生きられた心情に深く感銘を受け、読む者に生きる意味や重さを考えさせてくれます。また、植村さんの行動力や情熱が素晴らしいと感じています。植村直己さんの冒険心や勇気にただひたすら圧倒され、心が震えるという声もあります。
...もっと若いときに読んでいたら もっと人生が変わっていたかもしれません。 12年経って読み返してみてもとても心にしみる本でした。もっと読む
山登りを教えてくれる師匠が、学生の頃に登山を始めるきっかけになった本だという事で読んでみました。上手く言葉で表せれませんが、心に響くものがありましたもっと読む
...は、大学時代、何回も何回も読ませて頂き、パワーを頂きました。植村さんの動物的な本能の逞しさ、精神力の強さ、何かと弱気に成ってしまう人々にも、別の世界が有る事、人生を諦めない事を教えて下さると思います。 私は、何十キロもある、荷物を背負って登山をする体力はまだまだです。...もっと読む
登山が好きな為、少し気になり購入。 植村直己さんの冒険心、勇気にただひたすら圧倒され、心が震えます。 言葉も話せず、お金もなくただあの山に登りたいと海外に・・・・・・・ その行動力、情熱素晴らしいです。 素敵な人素敵な本です。...もっと読む
21人のお客様が面白さに言及し、21人が肯定的、0人が否定的です
お客様はこの本の面白さを高く評価しています。すごく面白いと感じており、お茶目なところも気に入っているようです。冒険の様子が面白く、自分が冒険しているような気分になったという声もあります。また、山の魅力や植村さんの人間性についても触れられており、飾り気のない素直な若者のやり切れない様々な感情を描いているため、他の本を読むことを勧めています。
当年45歳の私が読んでも流離の旅に出かけたくなってしまうほど熱い文体で書かれています。 そりゃあ、面白いわ。 「地球の歩き方」、「青春を山に賭けて」、「深夜特急」とこりゃあ外務省にとっては迷惑な本ばかりだな。 外国にいる邦人保護に大忙し!...もっと読む
...とても楽しく読めました。 植村さんの山登り以外の、現地の人達とのやりとりや、 その時何を考えていたのか、など知る事が出来て面白かったですもっと読む
...そのときから、私は観光は山 緑 自然を求め、永遠の憧れになった。 植村さんのこの本には私が求めている世界がぎゅっと 詰まっていて、引き込まれた。 山に魅せられた彼の気持ちが私にもわかる気がした。...もっと読む
すごく面白い! 植村直己さんには前々から興味があったんですが、実際にこの本を読むうちに人柄の良さが伝わってきて、ますます興味が湧きます。 今よりも装備も情報も不便な時代に、こんなパワフルな人が居たのかと驚かされました。 若い人に是非読んでいただきたい!もっと読む
11人のお客様が登山の描写に言及し、11人が肯定的、0人が否定的です
お客様はこの登山書について、非常にリアリティー溢れる登山記だと評価しています。冒険心を駆り立ててくれる本で、植村氏の人柄や山登りのすばらしさが感じ取れると好評です。また、北米の雰囲気が伝わってくる良い本だと感じているようです。
感動しましたもっと読む
今回kindle版で改めて読み、やはり感動しました。電子書籍は文字を大きくして落ち着いて読めるので、じっくり読むことが出来ました。その最後はマッキンリーで消息を絶つという悲しい結果でしたが、読む者に生きる意味や重さを考えさせてくれます。もっと読む
登山をする人のバイブル本です。<br />登山のみではなく、そのコンテクスト(そこに至るまでの道程)<br />が痛いほどに伝わってきます。<br />登山技術ではなく登山マインド、(ワンダーフォーゲル的マインドも近いかな)<br />がわかると思います。...もっと読む
決して文章が上手ではなさそうな作者のすごくリアリティー溢れる登山記?です。 すごく壮絶な生き方をしてますがさらりと書いてます。 登山をされない方にもおすすめです。もっと読む
9人のお客様が人柄に言及し、9人が肯定的、0人が否定的です
お客様はこの著者の人柄を高く評価しています。植村さんの人間性が随所に描かれており、山の魅力や植村さんの人間性について触れているようです。また、動物的な本能の逞しさや精神力の強さも伝わってきており、人生を諦めない姿勢に励ましてくれると感じています。
すごく面白い! 植村直己さんには前々から興味があったんですが、実際にこの本を読むうちに人柄の良さが伝わってきて、ますます興味が湧きます。 今よりも装備も情報も不便な時代に、こんなパワフルな人が居たのかと驚かされました。 若い人に是非読んでいただきたい!もっと読む
...は、大学時代、何回も何回も読ませて頂き、パワーを頂きました。植村さんの動物的な本能の逞しさ、精神力の強さ、何かと弱気に成ってしまう人々にも、別の世界が有る事、人生を諦めない事を教えて下さると思います。 私は、何十キロもある、荷物を背負って登山をする体力はまだまだです。...もっと読む
...そして文章の素朴さよりも何よりも、植村直己さん自身の、飾り気のない、正に素朴で誠実で、人なつっこい人柄。 そして目的に対する一途な思いの強さ。 そういった物が、出会う人々との心の触れ合いを生んで、新しい道を切り開いて行く。...もっと読む
植村直己さんの人柄がよくわかった。ますます素晴らしい人だったのだということを知り、好感が持てる気取らない性格と、勇気ある 冒険の数々。読み応えのある一冊だった。植村直己さんの他の本も読んでみたいと思った。...もっと読む
9人のお客様が文章力に言及し、8人が肯定的、1人が否定的です
お客様はこの小説の文章力を高く評価しています。率直な文章とエピソードに著者の人柄の善さ、実直さが感じられると感じています。朴訥に淡々と書きまとめたような内容で、流離の旅に出かけたくなるほど熱い文体だと述べています。冒険するまでの生活が事細かく書かれており、興味深く読み進めることができたという声もあります。
NHKのとある番組で、著者の偉業を知り興味を持ちました。 結末の結末を知りつつも、ハラハラドキドキと読みすすめました。率直な文章とエピソードに著者の人柄の善さ、実直さが見て取れます。残念でたまりません。もっと読む
当年45歳の私が読んでも流離の旅に出かけたくなってしまうほど熱い文体で書かれています。 そりゃあ、面白いわ。 「地球の歩き方」、「青春を山に賭けて」、「深夜特急」とこりゃあ外務省にとっては迷惑な本ばかりだな。 外国にいる邦人保護に大忙し!...もっと読む
...実際に体験した実話自体が希有な体験で、それだけでも面白いっていうのもあるけど、 その場の臨場感や、その時の心情を読者にリアルに伝える文章力がすごい。 そして文章の素朴さよりも何よりも、植村直己さん自身の、飾り気のない、正に素朴で誠実で、人なつっこい人柄。...もっと読む
...冒険の数々。読み応えのある一冊だった。植村直己さんの他の本も読んでみたいと思った。 冒険の様子もおもしろかったが、冒険するまでの生活が事細かく書かれていて、そこもとても興味深く楽しく読み進めることができた。...もっと読む
8人のお客様が内容に言及し、7人が肯定的、1人が否定的です
お客様はこの書籍について、学べる内容が多く、ワクワクする内容だと評価しています。また、可能性に目を開かされる内容で、前向きな行動も見習う所が多いと述べています。ストイックな内容でありながら、面白いという意見もあります。会社経営にも参考になる内容だと考えています。
ワクワクする内容で、また非常に読みやすかった。次編とも言える極北にかけるを購入する契機となった。もっと読む
良い買い物が出来ました。助かりました。ありがとうございます。もっと読む
人はこのような人生を歩むこともできるのかと、可能性に目を開かされる内容であった。 植村さんは極地へ自分の力で到達したいという強い思いがあったわけですが、目的に対しての行動力の人、これに尽きると思います。...もっと読む
ビジネスに使える直接的なエッセンスということではないが、その山に掛ける思いや、困難を克服する喜び、そこにかける覚悟といった点で学べるものは多い。...もっと読む
『☀︎奇想天外な単独行 冒険(登頂)紀行!に驚き』~冒険とは生きて帰ること~
星5つ中5つ
『☀︎奇想天外な単独行 冒険(登頂)紀行!に驚き』~冒険とは生きて帰ること~
植村直己氏の自伝 “青春を山に賭ける・極北に駆ける・エベレストを越えて”などは… 山岳系Pro冒険家が特に購読していると云われる書ですが、 1960年に進学するまではごく普通の人という印象ですが、登山部に強制入部となり体力的に大変辛い目にあい自己鍛錬を開始します。 そして、~5年後… 1965年エベレスト登頂成功。 1966年モンブラン・マッターホルン・キリマンジャロ、1968年アコンカグア、1970年マッキンリー “単独”登頂の成功。 これにより、世界初の五大陸最高峰登頂者となります。 これら、登頂の準備中および登頂中、現地の人達、自然との格闘など様々なハプニング的エピソードについて、植村さん自身の手記として描かれています。が、「日本人にとっては概ね未達の様な現地にて、夢見る子供が言う様な事を本当に実行していってしまう様な人です(笑)。」当時、様々に環境や規則が整っていない時代もあって、奇想天外冒険紀行という印象で、読むだけでも夢を見れる冒険記録です。 「冒険とは生きて帰ること」という氏の言葉は、“幸運にも生還出来ている”が、ハードルの高い冒険(山・海)は危険と隣合わせなので、もし試みるならば油断せずに慎重に準備を重ねて(心・技・体・物・天候)を整えて、“自然リスペクト心”を保ち続けて必ず行動して下さい。と訴えている様に伝わりました。 因みに当方、厳冬期の登山(国内 標高※中)含め単独行ですが、植村直己さんの自伝著書(×2冊)の各行程の各々が過酷な気温や動物との環境下で“死と隣合わせの危険”というイメージしかわかず、このうちのひとつを集団でもトライする気は全然わきませんでした。※(深田久弥氏は百名山選定時、標高1500mを基準に低山とている) 画像:植村直己氏の“自伝”×3冊('71 青春を山に賭けて・'74 極北に駆ける・'82エベレストを越えて)
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日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    心身が屈強で、行動力が凄かった。また、何かに熱中できる人生が羨ましいと思った。
    2025年5月2日に日本でレビュー済み
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    植村直己さんの没年齢に近づいてきたので、大学時代以来、20数年ぶりに再読した。植村さんの死生観について知りたいと強く思っていたので、それが書いていなかったのは残念だったが、とにかく行動力が凄くて、困難な状況・環境にどんどん飛び込んでいき、濃厚な経験が積みあげられていく様子はとても読みごたえがあった。また、読んでいてもぞっとするような過酷な環境での、植村さんの心身の屈強さは本当に凄いと思った。途中、何か所か植村さんが落胆する場面や、恐怖心を抱く場面もあったし、冒険行為にかける情熱が語られている箇所もあったが、もう少し、動機の部分を深掘りしてくれたら尚良かった。自分は心身ともに弱くて、植村さんとは対極的な人間だが、植村さんの凄まじい行動力は見習わなければならないと思った。あと、何かに熱中して、それを継続できる人生をとても羨ましく思った。加えて、文章から謙虚さというか、己に対して非常に厳しい人柄が伝わって来たのも非常に良かった。

    2人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中4つ
    丁寧な対応
    2025年10月24日に日本でレビュー済み
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    書き込み(アンダーライン等)が多い品だったが、申し出たら気持ちよく対応してもらえたので不満なし。

    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 星5つ中5つ
    面白い!
    2026年1月12日に日本でレビュー済み
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    若い頃に買って何回か読み直した。

    植村本の中で 1番面白いのでは⁉︎

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  • 星5つ中5つ
    登山愛好家以外も読むべき。
    2025年9月19日に日本でレビュー済み
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    登山愛好家以外も読むべき。

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  • 星5つ中5つ
    何度も何度も読む
    2026年3月1日に日本でレビュー済み
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    植村直己さんが大好き。初めて知ったのは、帯広動物園にある小さな展示室

    読むたび冒険に連れて行ってくれる。挑戦と失敗、出会い、自然の雄大さを本の中から感じられる。

    素敵な人生をお裾分けしてもらい、明日も元気に生きられる。

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  • 星5つ中3つ
    何か物事にチャレンジする覚悟というものを感じて感化されたい方におすすめ
    2015年10月14日に日本でレビュー済み
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    ビジネスに使える直接的なエッセンスということではないが、その山に掛ける思いや、困難を克服する喜び、そこにかける覚悟といった点で学べるものは多い。1977年とかなり古い著作ではあるもののその古さは全く感じられないので、チャレンジに必要なことというのは過去から変わることなく現在に至っているのだということを痛感した。何か物事にチャレンジする覚悟というものを感じて感化されたい方におすすめ。

    【学びのポイント】

    1)その過程が苦しければ苦しいほど克服する喜びは大きい

     ・一九六四年十一月、私が日本を離れ、はじめて大自然の氷河、ヨーロッパの最高峰モン・ブランを見たとき、初冬の雪の激しさも忘れたものだった。モン・ブラン単独登山を試み、ボッソン氷河のヒドン・クレバスに転落、九死に一生を得て脱出したときは、もう単独登山をやめようと思ったものだった。

     ・しかし、山登りはたとえどんな山であろうと、自分で計画し、準備し、自分の足で登山する。その過程が苦しければ苦しいだけ、それを克服して登りきった喜びは大きい。だから私はモン・ブラン、キリマンジャロ、アコンカグアとひとりで登り続け、そして一九七〇年の春、単独ではなかったが、アジアのエベレスト、さらにまたひとりでいま世界の五大陸の最後の山、北米のマッキンリー登頂にも成功することができたのだ。

    2)悲愴感をもつことはクライマーには絶対に許されないこと

     ・この状態では、明日はどうなるかわからない身だ。それでもみんなは元気で、悲愴感というものはみられなかった。自分に敗け、悲愴感をもつようなことは、クライマーには絶対に許されないことなのだ。どんな困難も、冷静にきりぬけられる自信がなくてはならないのだ。

     ・私はねむれないまま、過去のできごとを追った。盗賊に襲われたアマゾンのこと、無我夢中で登ったアコンカグア、ハチにさされても痛みを感じないほどガムシャラに働いたカリフォルニアの農場のことなどの思い出にふけっていると、激しい寒さも忘れられた。この厳しい壁も、きっとオレは生きぬけられるぞ、と自分にいいきかせた。

    3)単独登山は周囲の協力がなければできないこと

     ・今日まで、私は二十五、六ヵ国かけめぐったが、誰ひとりとして悪人はいなかった。ドウモウだから注意せよと警告されていたインディオ、ヒマラヤの山岳地帯に住むシェルパ族、また、アフリカのヤリを持つマサイ族にも、言葉は通じなくても心がかよった。

     ・単独登山とは、確かに自分ひとりでやるものであるが、周囲のたくさんの人々の協力をあおがなければ絶対にできないことだ。

    4)山は他人のために登るものではない

     ・結局、というよりも、最初からわかっていたことかもしれないが、山は他人のために登るものではないのだと思う。

     ・誤解されてもしかたがないけれど、山は自分のために登るものだと思う。誰からも左右されない、自分の意志ひとつで行動できる単独行であれば、それが人のためではなく自分のためであればあるだけ、すべてが自分にかえってくる。喜びも、そして危険も。

    9人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中4つ
    若い頃に読まなくてよかった。
    2020年4月28日に日本でレビュー済み
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    植村さんは幸運の人だ。

    その幸運を呼び込んだのは、

    彼の純真で魅力的な人柄だったのであろう。

    アメリカのブドウ農場で、不法労働で捕まった時、

    移民調査官に見逃してもらったのが、そうだ。

    ヨーロッパのスキー場で、言葉もスキーもできないのに、

    雇ってもらったのもそうだ。

    どのような人であったかは知らないが、

    よほど人に愛される人だったのであろう。

    おそらく多くの若者がその後、

    この本を読んで同じように海外に飛び出し、

    そして厳しい現実に打ちのめされたに違いないと思う。

    うろ覚えだが、ある若きヨットマンは、

    返還前の沖縄に無許可で渡航し、

    あっさり捕まったと聞く。

    若者だからという理由で許してもらったなどということは全くない。

    近年ではK君という登山家が、

    単独・無酸素という言葉を乱用し、

    ネット上で叩かれ、

    果てはエベレストで命を落とした。

    その批判の一つに、

    単独をうたいながら、

    キリマンジャロ登山でポーターを雇ったことが挙げられている。

    植村さんもwikiや植村直巳冒険館HPでは「キリマンジャロ単独登頂」となっている。

    しかし実はポーターを雇っているのである。

    4,600mのキボ小屋までポーターが同行したと、

    本書にはっきり書いてある。

    キリマンジャロは、夏の富士登山と変わらず、

    誰でも登れるとまで、植村さん自身がはっきり書いている。

    この辺り植村さんの死後の神格化と、

    そのフォロワーたちの悲喜劇については複雑な思いになった。

    もちろん植村さんについてはあの時代にキリマンジャロまで行ったこと自体が、

    素晴らしい冒険であり、

    現代の人間と条件が全く違う、と言うことはできる。

    エベレスト遠征隊で第1次アタック隊員に選ばれて、

    日本人として初めて登頂したことが示すように、

    卓越した身体能力と確かな技術があったことも確かであろう。

    ただ植村さんの書き方は、あまりにも気負いなく、素朴で、

    多くのフォロワーが「自分もできるかも」「自分もやってみたい」、

    と思ってしまうようなところがある。

    私も若い頃に読まなくてよかったと思っている。

    若い頃に読んでいたら、

    どこか海外で大きなトラブルを起こして迷惑をかけたに違いない、と思うからだ。

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  • 星5つ中5つ
    ワクワクしました
    2025年3月31日に日本でレビュー済み
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    50数年前の著作ですが、まるで最近のことのように臨場感ありました。

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