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四大公害病 - 水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市公害 (中公新書 2237)
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- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2013/10/22
- ISBN-104121022378
- ISBN-13978-4121022370
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社
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- 本の長さ : 254ページ
- ISBN-10 : 4121022378
- ISBN-13 : 978-4121022370
- 商品の重量 : 100 g
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 408,435位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
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四大公害とは
2023年12月29日に日本でレビュー済み公害について学びたい人にはおすすめです。この後、さらに知識を深めるために他の本も読んだ方が良いと思います。どんな事があったのかは詳しくまとめていますが、公害はその問題について書かれた本の方が当然中身は濃いです。
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ダイジェスト本
2017年9月25日に日本でレビュー済み「四大公害病」という呼称についての裏付けがなされず(「四大」とはあくまでも1970年前後に同時並行的におこなわれた「公害訴訟」に掛かるもの)、公害病の病理学的な解説は乏しい。内容的にはほとんどこれまで多くの書物に既述されたものの踏襲が多く、取材範囲も物足りない。但し四件の公害問題についてのダイジェスト版としては簡易にまとめられていて、入門編としては適しているように思われるが。
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四大公害病(人の命を犠牲にして得た利益)
2018年6月11日に日本でレビュー済み世間を騒がせた事件となった一つ一つの公害病気ではあるものの、恥ずかしながら当時小中学生だった小生には明確なことが認識されずに来てしまいました。半世紀以上の時間を経てあらためて不幸な事実を掘り起こし再認識している次第です。
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終わらない公害―企業と国の先延ばし構図は今も変わらない
2013年12月17日に日本でレビュー済み高度成長期の日本は深刻な環境汚染とそれに伴う公害病を経験した。典型的被害が「四大公害病」である。小学校5年の社会科で習う事柄だが、これは決して「過去に解決した問題」ではない。公害病認定をめぐる訴訟は続いており、今なお現在進行形の悲劇なのである。
本書は、まず水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市公害について各1章を割り当て、発症と原因究明、訴訟の経緯などを時系列で追う。地図や略年表もあり丁寧な仕事である。
そこから浮かび上がるのは、次の冷酷な事実である。原因企業はいずれも公害と病気との因果関係を否定し問題をひたすら先送りした。患者らは苦痛にあえぎながら訴訟という手段に訴えるしかなく、司法の場で企業の法的責任を明らかにすることによってその誤りを認めさせた。それには長い年月を要した。
1972年に国は四大公害病について「政府を含め関係者の対策が手ぬるかったことで多くの犠牲者を出した」と認めている。だが、その反省は生かされているのか。著者は否とみる。
いくつかの例が示されている。
例えば、大気汚染PM2.5について国が環境基準を定めたのはようやく2009年(中国よりわずか2年前にすぎない)になってからであり、東京大気汚染裁判の和解(2007年)を受けてようやくなされたものだった。また、福島第1原発事故で国会事故調は「大量の放射能放出が考えられる場合の住民の安全保護について東電は先延ばしし国はそれを容認した」と断じたが、現状いかなる捜査機関も何の摘発もしていない。
企業と国の先延ばしの構図は今も全く変わっていない。それを知るためにも、多くの人に読んでほしい労作である。
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めいちゃん
2016年5月4日に日本でレビュー済みもう大部分の日本人は忘れてしまっている公害ですが、まだ解決していないことを思い出させてくれる本です。加害企業は目をつぶらず、この本を読んでほしいです。
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温故知新
2014年8月8日に日本でレビュー済み「高度経済成長のさなかに日本が経験した四大公害で、患者は何を苦しみ、どう
生き抜いたのか――。
開発途上国でも同様の問題が起き、現代日本も例外ではない。豊かな暮らしの
ために科学技術の駆使により富を創出し、その副産物としての公害で犠牲者が
生まれた。昨今、環境汚染に対する懸念がますます高まるなか、過去に起きた事実と
そこから得られる教訓を残したい」。
繰り返される歴史に問うて学びを得る、という本書の意図するところは理解できる。
原発然り、PM2.5然り、経済の大義のもと、不都合な「害」に目を伏せる輩が高らかに
「公」を論じる愚劣を見れば、そうしたフィードバックが何らもたらされていないことを
知らされる。「公害」として疫学的に認知されながらまだ放置するのか、という点で
いえばその極致はタバコだろう。
当事者にしてみれば四大公害病とて過去の話ではなく現在進行形の苦悩なので
あって、これを風化させてはならない、との意義も確かにある。
ただし本書それ自体に目を向ければ、専ら先行文献の切り貼りに終始、昨今の
行政、立法の動向などもフォローされてはいるが、新たな文書の発見や内部からの
告発といったジャーナリスティックな面に即していえば、別段何らの価値を付加した
ものではない、と言わなければならない。
問題意識という点を見れば、今なお取り上げられるに値するテーマであることは
認められる上で、さしたる新情報もなしに上梓するというのは、物書きとしてどうなのか、
と些かの疑念は拭えない。
公害問題とは、有機水銀やカドミウムといった有害物質がもたらす災害であると
同時に、人間関係という不毛がもたらす人災でもある。
例えば、水俣病をめぐって息子の「認定申請を行った彼の父はチッソの同僚から
なぜ申請などするのかと暴行を受けて帰宅したことがあった」。公害の犠牲者は
あまりにしばしばその原因企業の城下町の住人、泣き寝入りを強いられながらも
きちんと社会の危険として公共へと問うてみせた勇気たるや、いかばかりか。
この手の訴訟をめぐる究極の愚劣はイデオロギーなどという本来ならば介在しえない
問題へと矮小化して、あまつさえ原告に嘲笑を浴びせる救いようもないバカの存在。
不法行為への損害賠償を請求し、その因果関係を立証する、という法的プロセスの
一体どこにそんな寝言の入り込む余地があるというのか。
「四大公害病」という問題の系譜を明快にまとめてみせた、という点でいえば良書には
違いない。ただし研究としてみれば、残念ながら、目立った果実を持つものではない。
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急に必要に
2015年10月11日に日本でレビュー済み大学生の息子の授業で急に必要に、しかし納品は2週関かかる。
そうだ、キンドルがあった!で無事解決、他の学生さんも困っていたようで教授公認でキンドル版でもOKとなりました。
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四大公害を総括。
2013年11月18日に日本でレビュー済み今まで公害について、特に水俣病については多くの書籍が出版されています。その中で新書という手軽でわかりやすい形式の書籍は限られている上、事件の発覚時を中心としたものが多いようです。しかし、本書は2013年刊行ということですので、原因究明はもちろんのこと、国や地方自治体、企業の責任を完全にとはいかなくともはっきりと確定された上で、非常に整理されているのが特徴です。
四大公害とは言っても、現実には水俣病を取り扱った本が多く、それ以外はやや専門的あるいは高価な書籍が中心でした。おそらくは、水俣病自体が公害事件のシンボル的な存在であり、ある意味もっとも揉めた事件でもあったからでしょう。そのような意味においても、水俣病以外の3つについてもよくまとめられており、本書は非常に参考となります。しかし、思ったこととして、半世紀以上前に起こった公害問題が未だに解決していないということです。解決を待たずに逝去された方も多くいる現状を思えば、政治に配慮した基準ではなく、現実の被害者の方々に寄り添ったものになることが望ましいのでしょう。何しろ、これほどの被害は世界初のことですので、基準自体が過去を参照にできない以上は、現実の患者を参考にするしかないのですから。
さて、公害問題では医学的・科学的視点、あるいは実際の被害者を取材し寄り添ったようなものがよくある形ではないでしょうか。本書はそのような部位についても記載はありますが、私が注目したのは政府や省庁、地方自治体がどう動いたのか、といった政治的な部分です。対応の甘さはよくいわれることですが、その詳細については話の中心とならないせいか、あまり詳しく解説されないことも多いので非常に参考になりました。また、刊行の新しさから、裁判の結果についても、判決文のまとめといった形で司法の判断が分かることもよいことだと思います。
仮にもし、全ての訴訟が終結したとしても、公害問題は解決したことにはなりません。今でも被害を受けた方々は生きているのですから、それは訴訟問題の解決であって公害問題の解決ではないからです。さらに言えば、被害者の方々の2世、3世にどれだけの影響が出るのか、それすら未知数です。ですから、公害問題は忘れてはならない問題なのです。常にこのような書籍が出版され、一般に周知されることは素晴らしいことだと思えます。問題を忘れないためにも、過去を整理し考えるためにも、本書をお勧めします。
36人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください











