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世界の適切な保存
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対話する哲学者・永井玲衣、待望の最新刊!
見ることは、わたしを当事者にする。
共に生きるひとにする。
世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。
この世界と向き合うための哲学エッセイ。
わたしはどうやら、時間が流れていくにしたがって、
何かが消えるとか、失われるとか、忘れられるということがおそろしいらしい。
ここに書かれたもの。その何倍もある、書かれなかったもの。
でも決してなくならないもの――。
生の断片、世界の欠片は、きかれることを待っている。じっとして、掘り出されることを待っている。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2024/7/25
- 寸法13.1 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-104065361729
- ISBN-13978-4065361726
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出版社より
商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社
- 発売日 : 2024/7/25
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 288ページ
- ISBN-10 : 4065361729
- ISBN-13 : 978-4065361726
- 商品の重量 : 290 g
- 寸法 : 13.1 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 136,099位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 文学・評論 (本) - 11,812位
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著者について

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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
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エッセイ
2024年8月18日に日本でレビュー済み文芸誌の群像に連載していたエッセイ集です。
哲学者の言葉より詩人の言葉を愛する作者らしい目線で捉えた世界が、やさしい言葉で綴られています。
引用されている詩も、後で調べてみようと思うくらい素敵なものが多かったです。
作者はこのような試みで何かを人に伝えようとしているのだなと、あれこれ思いを馳せながら読むのも楽しかったです。
論文の作法には限界があると言って詩や小説を書き始めた知人を思い出しました。
哲学の入門書ではないので、学びたいなら専門書を。
専門書でないから論文ではないから、価値がないとは私は思いませんでした。
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モノローグからダイアローグへ
2026年4月1日に日本でレビュー済み小沢健二ファン必読!分かり合えやしないが対話はできる!分かろうとするために。
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流れていってしまう時間の断片を手のひらでそっと包もうとするような
2024年8月15日に日本でレビュー済み前著とラジオでのお話のしかたが好きで『世界の適切な保存』も読みました。
10代の頃に、世界のいいところが分からなくなって、本の断片を書き写したり新聞や雑誌のスクラップをして過ごしていた頃のことを久しぶりに思い出しました。
前著、『水中の哲学者たち』には学会発表を行うエピソードもあったので、読みもせず意地悪なレビューがこちらにあり悲しいです。
あなたにとっての記憶とは何か、目の前にいる他者とっての記憶とはなんだと思う?など、疑問から始まる哲学の本のように感じ、「答え」を専門用語で書き連ねる本ではないかもしれませんが、哲学の答えのなさは生活や記憶や心や関係の答えのなさでもあり、読むたびに自分の気持ちが少し動くところが面白いです。
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とても良い読書体験
2024年9月18日に日本でレビュー済みCLPの「社会のことちゃんと考えたいラジオ」を愛聴しています。永井さんの柔らかく、かなり親しみやすいトークのファンです。本では、さらに深いところで、永井さんがどんなことを考えているのか、考えてきたのか、垣間見ることができました。永井さんと、そして自分自身と対話する、大切な時間を持つことができた本でした。
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さらっと読んだ
2024年8月17日に日本でレビュー済み以前読んだ『水中の哲学者たち』がとても素晴らしかったせいか、今回の本はなんとなく軽く感じました。何かの連載のために書かれたものを集めたからかな?
それでも、こういう人達の思考は興味深いなぁと、それなりに楽しく読むことができました。
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『水中の哲学者たち』を通して見た世界。
2025年12月8日に日本でレビュー済み『ポジティブに考え続けよう』という今後の指標にすることが出来ました。
この本を読む前は「問い続ける姿勢」に揺らいでいましたが、この本を通して哲学的に得た学びはいつかは分からないが役に立つ時がくるものだと実感できました。
『今見える世界は自分が作り出した世界』である。
それは疑問だらけで片付ける前の部屋みたいなもの。
手探りで分からない事をやれることから少しずつ解消させ外側から剥がしていくように解像度を高めていくのです。
まっさらな紙に今までの思考を文字として、時に文章にして整理すると、頭の中がクリアになって今までの履歴が見れるようで楽しい。
ある程度理解してくると自分の思考回路に対して「どうしてそう考えたのだろう」と原点に返って考えること自体が面白くなります。
「こういうことか。」と腑に落ちる瞬間に今までの努力が実ったという実感が湧いてきます。
私が積み重ねた結果、
ありのままの等身大でその場面に見合ったものが『適切』なことであり、
『保存』とは「語りきれないもの(事実)」を伝える手段の一環として「記録」で『残すこと』が大切という答えを見出せました。
様々な答えを活かして次の問いを見つける日が来る事を祈っています。
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人が他人に、どうやって考えや思想を伝え、保存していくのか
2024年9月12日に日本でレビュー済み始めは、よくわからなかったのですが、後半に書かれている、東日本大震災の経験、イスラエルによるガザの虐殺。
ご自身の経験、他者の経験、それをどう受けとめればよいのか、という深い考察が含まれています。引用されている詩も、素敵なものが多かったです。
大江健三郎さんのヒロシマ・ノートに触れ、体験した者でないと本当のことは解らないことを事実であることを認め、しかし、それを少しでも補うのは、ひとりひとりの「想像力」であり、それを人々に伝えていくのが「世界の適切な保存」であることが、このエッセイのテーマであるようです。
人が他人に、どうやって考えや思想を伝え、保存していくのか、というのがこの本の哲学的なテーマです。
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詩のような哲学
2025年12月29日に日本でレビュー済み著者は、哲学対話の場を開いている哲学者だという。私はこの人の本を初めて読んだ。
哲学者の書いた文章というのは、前の時代の哲学者の文章や考え方の引用があったりして、論理的だったり難解だったりするという、私の中の常識が完全に破られた。
哲学というよりも、詩に近い。実際、著者は詩が好きで、ところどころに、詩の引用がある。ただし、この詩というのは、世界を美しく切り取るということではなく、日常的な考え方から離れたものの見方を切り取っているというものだ。ただし、著者は詩人ではなくて、日常とは別の世界の見方を、一瞬ではなく(詩が鮮やかに一瞬で切り取るのとは違って)、展開させる。それが、哲学だ。
というわけで、とても面白かったし、こういうことを自分もやりたかったのではないかしら、こんな風にものが見えたり書いたり、人と関わったり、というようなことを思う、そんな内容だった。
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