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風の歌を聴け
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1970年夏、あの日の風は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。僕たちの夢は、もう戻りはしない――。群像新人賞を受賞したデビュー作
1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
- ISBN-104062748703
- ISBN-13978-4062748704
- 出版社講談社
- 発売日2004/9/15
- 言語日本語
- 寸法10.8 x 0.7 x 14.8 cm
- 本の長さ168ページ
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登録情報
- 出版社 : 講談社
- 発売日 : 2004/9/15
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- 本の長さ : 168ページ
- ISBN-10 : 4062748703
- ISBN-13 : 978-4062748704
- 商品の重量 : 0.28 g
- 寸法 : 10.8 x 0.7 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 3,884位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。
1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。
カスタマーレビュー
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これは帽子?ボアに飲みこまれた象でしょ!のメタファー小説!!
日本からのトップレビュー
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周知の通り
2026年8月6日に日本でレビュー済み皆さんご存知の通りです。あらためて書評を書く必要は無いと思います。
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いいね
2026年7月18日に日本でレビュー済み再読したくなって購入。
ハートフィールドの話は全部好き。
ハートフィールドの書くものはデタラメだけど、文章を武器にして戦える…というのは著者自身のようにも思えてくる。
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なんの伏線も匂わせもない。。。
2026年8月3日に日本でレビュー済み脱力系として読みました。ミステリーとか読み疲れた後に。30年ぶりくらいに読みましたが、当時よりも少し理解できる気はしましたね。あらゆる登場人物の言葉とか行動の全てが曖昧なんだけど、まぁそれってある意味、我々の日常だよなぁ。。。と思える年齢になったからかも。理由や要因を求める日々は疲れるし、せめて本読むときくらいは、良い意味で、こういった誰も責任をもたない、フワフワした会話の世界に浸ってもよいのかもしれませんね。
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良い
2025年8月24日に日本でレビュー済み良いでした
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かつて素敵な恋をした若き日の自分
2026年5月15日に日本でレビュー済み今でも思い出す23の時の恋でした。
ほんの短い3か月かそこらの恋愛でしたが私は始めてこんなに人を好きだと思いました。
既に婚約者のいた私は、泣く泣く彼と別れました。
その時の彼が貸してくれた本です。
古典的な太宰治や三島由紀夫の小説が好きだった私にこの本はとても新鮮な空気を運んでくれました。
この本を見ると今でも彼のことを思い出します。
六本木のるーてんという今はなくなってしまった中華料理のお店のテラス席。
彼の家まで歩いた道。初夏の心地よい風を。
その思い出とこの小説は重なっていて、主人公の思いと自分を重ね合わせてしまう自分がいます。
特にこの一節が切ないです。
「夏の香りを感じたのは久しぶりだった。潮の香り、遠い汽笛、女の子の肌の手ざわり、ヘヤー・リンスのレモンの匂い、夕暮れの風、淡い希望、そして夏の夢・・・。しかしそれはまるでずれてしまったトレーシング・ペーパーのように、何もかもが少しずつ、しかしとり返しのつかぬくらいに昔とは違っていた。」
とても共感できる部分であったけど、もう自分には二度と返ってはこない感覚だから。
それでもあの短かったひと時が今でも輝きを持って私の心の中にあり、結婚して離婚した私にとって、あれが生涯たった一度の本当の恋だったと思えてきてしまうのです。
多分それは短かった故のことなのだと思うのですが。
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懐かしい感じ
2025年3月23日に日本でレビュー済み高橋源一郎さんがこの小説が出た時に、やられた!と思ったという記事をどこかで読んだことがある。何についてそう思ったは書いてなかった(はず)。ラジオのDJが突然挿入される辺りは、高橋さんの作品にもあったと思うが、そうした見える形式ではなく、小説に含まれるエッセンスについてのコメントだろうと推測する。この小説、全編を貫く大事件はない。少し何かが起きて、ふわっと流れ去り、また何かが起きて流れる。雲のように浮遊感がある。それと昭和の香りが漂っている。懐かしい感じだ。心の中の何か石のようなものが、長らくそこにあったものが、少し動いた。
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古典
2025年7月3日に日本でレビュー済みこの作品の持つ死生観、人間の存在とは何か、自然の中で生命はどのような存在か、という深い思想に共感を抱いた。そしてそれは、芭蕉の無常観を思い起こさせた。何よりも色々な作品や知識を引きながら美しい文体で表現している。言うまでもなく傑作である。
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デビュー!
2026年5月22日に日本でレビュー済みなんとなく手を出さずにいたデビュー作、ついに読みました。文体こそ、すでに村上春樹ですが、とにかく若いですね。いきがってるなー。気取ってるなー。主人公は21歳の大学生なのに、酒とタバコと女・・・。そういう時代だったんですね。ここから「羊をめぐる冒険」「ダンスダンスダンス」につながっていくとは、ちょっと想像ができません。このデビュー作は、想像以上に幼い。村上さんの中で、何かが起こって覚醒したんだろうなあ。
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