冬薔薇(ふゆそうび)

劇場公開日:2022年6月3日

冬薔薇(ふゆそうび)

解説・あらすじ

阪本順治監督が伊藤健太郎を主演に迎え、ある港町を舞台にしたオリジナル脚本で人間の業を描いたドラマ。学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみながら、友人たちから金をせびってダラダラと中途半端に生きる渡口淳。埋立て用の土砂を船で運ぶ海運業を営む彼の両親は、時代とともに減っていく仕事や後継者不足に頭を悩ませながらも、なんとか日々をやり過ごしていた。淳はそんな両親の仕事に興味を示すこともなく、親子の会話もほとんどない状態だった。ある日、淳の仲間が何者かに襲われる事件が起きる。そこで思いも寄らぬ人物が犯人像として浮かび上がる。主人公・淳役を伊藤、淳の両親を小林薫、余貴美子が演じるほか、眞木蔵人、永山絢斗、毎熊克哉、坂東龍汰、河合優実、佐久本宝、和田光沙、笠松伴助、伊武雅刀、石橋蓮司らが顔をそろえる。

2022年製作/109分/PG12/日本
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2022年6月3日

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(C)2022 「冬薔薇(ふゆそうび)」 FILM PARTNERS

映画レビュー

2.5 底辺で蠢くものを見る目

2026年8月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

子供の頃、庭の石ころをひっくり返して隠れていたダンゴムシや色々な虫の様子を眺めていた。
この映画には、社会の底辺で蠢く人々を、同じような眼差しで眺める、決して見下しているわけでも、憐れんでいるわけでもなく、問題提起でもない、ただただつぶさに観察している、そんな視線を感じる。
最近、「悪い夏」「Cloud」「愚か者の身分」と、社会の底辺を描いた作品を立て続けに観たせいか、似たような、しかし違ったテイストを味わっている。
本作は、監督が伊藤健太郎にアテ書きをした、とのことで、不祥事からの復帰一作目でこの役柄というのは、健太郎君の覚悟を感じる。これまでの爽やか好青年の印象を捨てる覚悟だ。情けない男の役を良く演じている。
情けなさは、兄貴分の永山絢斗演じる役がダントツだ。子弟の毎熊克哉のがカッコいいチンピラではある。お父さんの船の乗組員は重鎮ともいえるベテラン役者で固められていて、大変良い。
生命の軽さもダンゴムシのようで、監督の視点が理解できた。

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あらP★

3.0 2度目の視聴。 前回以上に主人公の青年のクズっぷりが気になった。 ...

2026年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2度目の視聴。
前回以上に主人公の青年のクズっぷりが気になった。
安易な発想からファッションの専門学校に入学し、学費は親に出してもらっておきながらほとんど出席しないままチンピラの仲間入り。
改心したのかと思いきや、最後は結局チンピラに逆戻りという。
この話は一体何を描きたかったのだろう。
主人公の従兄も一見まともな青年風で、実は心の闇がかなり深かった。
あと、自称弁護士の女性。
主人公の青年を訴えたというが、何を根拠に訴えたのか。
金は自分から渡していたのだし、返金も拒否していたし、あまり知性も感じられなかったので、弁護士というのはウソではないかという気さえする。

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省二

3.5 ろくでなしの青年にたどり着く先は…

2026年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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HIDE Your Eyes

4.0 ひきつけられた

2025年3月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

人の心の中に住む堕落した思いは、どんどん根を張っていくものかもしれない。抜け出そうとするにも、自分を大切にしていないから、他人も大切にできないので、関係を作ることができない。そんな自分を感じさせる映画でした。

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まさ