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似て非なるもの

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

似て非なるもの(にてひなるもの)は、孟子からの言葉。

概要

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外見は似ているものの、その本質は根本的には異なっているようなもののことをいう[1]。この言葉で判断することとなる基準というのは、表面的なことではなく本質となる[2]。

歴史

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中国

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この言葉は『孟子』の盡心下が由来である。それによると、孔子の言葉では似ているがそうではない物を憎むとのことであった。莠を憎むのは穀物の苗を乱すのを恐れているからであるとのこと。佞を憎むのは儀の精神を乱すのを恐れているからであるとする。利口を憎むのは信の精神を乱すのを恐れているからであるとのこと[3]。これらの文では似て非なるものについてを言及していたのであった[4]。

日本

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玉塵抄では、俗世間において行なわれている希薄な学問というのは、元々は学問というものではないために、このような学問をするということは学問をするということに似て非なるものであるとされている[5]。

岡本かの子は、怠け者が存在しており、その怠け者は口が上手であるということにすがって生きてきたとする。その口が上手であるということ乗じることができて物事を行なってきたならば、それは慈悲に似て非なるものであるとしている[5]。

脚注

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出典

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  1. ↑ “似て非なる者 | 会話で使えることわざ辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス”. 情報・知識&オピニオン imidas. 2026年2月14日閲覧。
  2. ↑ “本質の違いを見極める!「似て非なるもの」の意味と正しい使い方”. Oggi.jp (2025年11月25日). 2026年2月14日閲覧。
  3. ↑ “No.2622【似て非なる者を惡む】『孟子』盡心下|今日の四字熟語・故事成語|福島みんなのNEWS - 福島ニュース 福島情報 イベント情報 企業・店舗情報 インタビュー記事”. fukushima-net.com. 2026年2月14日閲覧。
  4. ↑ 雅美阿部 (2023年10月11日). “「似て非なるもの」の例えにはどんなものがある? 意味や使い方を解説”. Domani. 2026年2月14日閲覧。
  5. 1 2 日本国語大辞典,故事成語を知る辞典, デジタル大辞泉,精選版. “似て非なり(ニテヒナリ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2026年2月14日閲覧。