

KDDIは6月18日、オンライン専用プラン「povo2.0」で、メイン回線としての利用を見据えた新たなトッピングを提供すると発表した。
新トッピングの概要
目玉は、povo2.0で最大容量となる1年間トッピング「1.32TB(365日間)」だ。料金は3万9240円で、月あたりに換算すると110GBを3270円で使える。データ容量を我慢せずに使いたい人向けで、メイン回線としても十分な容量だという。7月1日に提供を始める。
提供の背景には、povoをメイン回線として使う利用者が増えていることがあるという。1年間トッピングの拡充は、その流れに応えるものだ。さらに、povoを運営するKDDI Digital Lifeの濱田達弥社長は「(他キャリアで)通信が繋がりにくいという声がSNSでかなり出ている。データにお困りの方が多いと認識している」と説明。povoは、Opensignalの通信体感分析で4連覇したau回線の品質を武器に、その受け皿を狙うという。
「不満の多い2社」としてB社とC社が示されているが、NTTドコモおよび楽天モバイルを指しているのは自明だ
povoを運営するKDDI Digital Lifeの濱田達弥社長
また、月110GBと実質使い放題に近く、楽天モバイルの無制限プランと実質同額の料金設定であることから、楽天モバイルユーザーを取り込む思惑もありそうだ。KDDIは楽天モバイルにau回線のローミングを提供してきたが、この契約は2026年9月末に期限を迎える。提供エリアの縮小も進むんでおり、楽天モバイルの通信品質の低下が懸念されるなか、その受け皿を狙っている可能性もある。なお、楽天モバイルの受け皿を狙っているのかという問いに対して濱田社長は「他社についての言及は差し控える」として明言を避けた。
なお、1年間トッピングには、同じ1.32TBに「Amazonプライム(1年間)」を組み合わせたメニューも加える。料金は4万2740円で、月あたり110GBとAmazonプライムのセットを約3562円で使える。買い物やエンタメも合わせて楽しみたい人向けで、こちらも7月1日に始まる。
一方、現在提供している「60GB(90日間)」「150GB(180日間)」「300GB(90日間)」は、7月31日で販売を終了する。
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