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  • ネコ・かわいい殺し屋―生態系への影響を科学する

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ネコ・かわいい殺し屋―生態系への影響を科学する

5つ星のうち4.1 (24)

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約9500年前に家畜化され、文明の伝播とともに世界中に広がったネコ。
人を魅了してやまない彼らの存在は、
鳥類や哺乳類をはじめとする生物群にどのような影響をもたらすのか。
捕食による希少種の絶滅や、人や海棲哺乳類への病気の媒介、
TNR(捕獲・不妊去勢・再放逐)の有効性など、
野放しネコと環境との関わりを科学的に検証するとともに、
各国で行われている対応策とその効果を紹介する。

●6/22(土)日経新聞に書評が載りました。
評者は高橋秀実氏(ノンフィクション作家)です。
●6/9(日)読売新聞本よみうり堂に書評が載りました。
評者は三中信宏氏(進化生物学者)です。
●PETomorrowで紹介されました。
――――――――――

*築地書館のwebページで更に詳しい内容(訳者あとがき)をお読みいただけます*

各紙誌大絶賛!

ネコたち、多くが飼い主のいない野放しネコたちは、
アメリカで毎年40億羽にのぼる鳥を殺している。
このことに何かするとして、何をすべきだろうか? 本書はこの難問に取り組んでいる。
あなたがネコ好き、鳥好き、哲学者、倫理学者、
あるいは腸(はらわた)がねじれそうな難問にとにかく関心がある者なら、
本書に心をつかまれるだろう。
――ジャレド・ダイアモンド (『銃・病原菌・鉄』著者)

私たちは自然の劇場が、生きることに勤しむ肉食や雑食の動物たちのせいで、
刺々しいのを知っている。
タカは鳥の餌台からショウジョウコウカンチョウをさっと捕まえ、
リスはカラスの巣から卵を引っつかみ、
カラスはリスの巣から子をくわえ出す。
何が野放しネコを、鳥や他の野生動物を脅かす、際立って危険な存在にしているのか?
本書はいくつかの要因を説明している。
――ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス ナタリー・アンジェ
(サイエンスライター、ピューリッツァー賞受賞)

私は生涯のほとんどをネコたちと暮らしてきた。
ニューヨーク市に住んでいた頃は、自分の知識を
プロのネコ世話係として働くことに使って家計の足しにした。
とはいいながら、飼いネコや野良ネコが土地の野生動物を捕食していく
紛うことなき破壊力に私はいつも感じ入っていた(良い意味ではなく)。
著者らは本書で、地球の生物多様性、環境、
そして公衆衛生に野放しネコが及ぼす脅威について詳細な検討結果を披瀝している。
著者らは、個体数モデリングを用いた多くの科学研究、ネコに関わる疾病、
そして絶滅について説明する。
また、小規模だが非常に声の大きい専門利益団体が、
野生化ネコや野放しネコの個体数大爆発に取り組もうとする如何なる動きをも、
どのように巧みに阻止するかについて、その歴史を伝えてくれる。
本書は、この複雑で世界的な問題を検討し、
解決に向けて科学的根拠に基づいた現実的な提案を行っている。
丹念に調査され、またわかりやすいこの本は、
すべてのペット所有者(ネコを飼っていてもいなくても)の必読書であり、
野生動物にとって、人間にとって、そしてネコ自身にとって最善なのは、
ネコの飼い主が自分のペットを常に屋内に留め置くことだという鉄壁の論考である。
――フォーブス誌ベストブック・トップ10(2016年、保全と環境)

――――――――――

[目次]
第1章 イエネコによる絶滅の記録
ナチュラリストの灯台守
ニュージーランドの固有鳥類とその絶滅
多産系肉食獣・イエネコの狩猟能力が与える打撃
判明していない絶滅前の分布
イエネコの破壊力――ほんの数年で起きた絶滅

第2章 イエネコの誕生と北米大陸での脅威
野生動物の生息地復元とエコロジカル・トラップ イエネコのルーツ――ヨーロッパヤマネコ
イエネコの進化と拡散
保全生物学の誕生
環境汚染物質と自然保護
絶滅種の14パーセントに関与
ソコロ島における外来種の影響と対策
野放しネコの影響を科学する

第3章 愛鳥家と愛猫家の闘い
野鳥フィールドガイドの誕生
イエネコと人間の関係史
ネコは社会制度のフィルター――ネコの待遇の変化
銃から双眼鏡へ――フィールドガイドの功績
自然界と人をつなぐバードウオッチング
バードウオッチングとネコの経済効果
屋外ネコと人の関係
野放しネコの実態と世話人
野放しネコに対する世話人の認識

第4章 ネコによる大量捕殺の実態
野鳥への脅威を初めて世に問うたアメリカ人
ナチュラリスト大統領の自然保護政策
法律と現状のミスマッチ
鳥類保護に立ち塞がる困難
野鳥個体群の変動とネコの捕食の影響
ネコの脅威は在来捕食者を超える
野放しネコの直接的影響
全米の野放しネコによる野生動物被害数
嵐の勃発――愛猫家らの反応
第六の大量絶滅

第5章 深刻な病気を媒介するネコ――人獣共通感染症
飼いネコから人に感染するペストの脅威
ネコひっかき病のバルトネラ菌
ネコも媒介する狂犬病
アメリカにおける狂犬病感染の主犯、ネコ
ネコ科動物から大拡散するトキソプラズマ症
「寄生生物操作仮説」の実証
人も発症するトキソプラズマ症
人への感染――妊婦に及ぼす危険と統合失調症
野生動物への影響――カラスと海棲哺乳類の事例
ネコ白血病のネコ科野生動物への感染

第6章 駆除 vs 愛護――何を目標としているのか
絶滅危惧種フエコチドリ
フエコチドリ保護のためのネコ狙撃事件
野放しネコの法的位置づけ
希少種保護のための二つの法律
野生化ネコに対する提案と炎上する議論
拒否された投票結果
オーストラリアのネコ問題
人道的駆除計画
固有動物相を大切にするオーストラリア国民
ニュージーランドの取り組み――キャッツ・トゥ・ゴー
自然保護のジレンマ
動物福祉と環境倫理

第7章 TNRは好まれるが、何も解決しない
動物愛護協会で譲渡を待つ子ネコ
ボランティアが支えるTNR活動
TNRへの期待、それに続く失敗と限界
動物倫理から見たTNR
不妊去勢手術
地域ネコのTNR活動の現場
殺処分からTNRへ――地域ネコ管理の転換
TNRを支える迷信
TNRが個体数減少に成功するための条件――高い不妊化率と移入ゼロ
TNR失敗要因とバキューム効果の有無
TNRのさらなる問題点――軽視される生態系
オレゴン州の捕獲ワナ――その後

第8章 鳥、人そしてネコにとって望ましい世界
野放しネコの影響をどう考えるか
野放しネコが減らない背景
ネコシェルターの実状
飼い主側の問題
関連団体やペット業界の役割
飼育許可制を目指す
野放しネコの捕獲排除を巡る科学と非科学
TNRの広がりとその効果への疑問
島の捨てネコを減らす――オレゴン州での事例
多様な団体の協同――ハワイの事例
TNRとネココロニーが容認される特例
野放しネコ対策を現実的に考える
野生化ネコ対策の成功事例と費用
致死的排除法と生物多様性への投資
自然に関心を持つことの重要性

第9章 どのような自然が待ち受けているのか?
対応の遅れがもたらす悲劇
大災害としての野放しネコ問題
乗り越えるべき二つの障壁
野放しネコの影響と私たちの未来


訳者あとがき
参考文献
索引
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商品の説明

著者について

ピーター・P・マラ(Peter P. Marra)
鳥類学者。アメリカ・スミソニアン動物園・保全生物学研究所の渡り鳥研究センター所長を務める。
これまでに175編以上の多数の研究論文や書籍を刊行。共著書に『Birds of Two Worlds(2 つの世界の鳥類)』がある。

クリス・サンテラ(Chris Santella)
サイエンスライター。旅行やアウトドアのガイドブックシリーズ(『Fifty Places Before You Die(死ぬ前に訪れるべき50か所)』)のほか、
ニューヨークタイムス紙、ウォールストリート・ジャーナル紙、ニューヨーカー紙、トラウト紙などでも執筆している。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 築地書館
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/4/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 288ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4806715808
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4806715801
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 440 g
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 425,753位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.1 (24)

著者について

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山田 文雄
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1953年生まれ.滋賀県彦根市出身.九州大学大学院農学研究科畜産学専攻(動物学)博士課程単位取得満期退学.農学博士(九州大学).専門は野生動物保全管理学,哺乳類学.国立研究開発法人・森林総合研究所の元研究者.沖縄大学客員教授/沖縄大学地域研究所特別研究員.

山田のサイトhttps://www.fumio-yamada-zoologist.page/ 

連絡先fumioyamadabook★gmail.com (★-->@に替えてください)

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
24グローバルレーティング

日本からのトップレビュー

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  • 星5つ中5つ
    书挺新的。
    2025年9月30日に日本でレビュー済み
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  • 星5つ中3つ
    愛猫家の共感は得られまい
    2019年6月14日に日本でレビュー済み
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     私は、本書の主張におおむね同意するものである。

     しかし、愛猫家のコンセンサスを得られるかはおおいに疑問である。

     本書のおおまかな流れは次のとおりである。

     野放しネコは生態系に多大な悪影響を与えている。例えば、全米のネコによる鳥類の死亡総数を年間1.3億~40億羽であるとしている。また公衆衛生上の懸念もあり、トキソプラズマ症などの感染症を人間に媒介している。

     一方、TNR(捕獲・不妊去勢・再放逐)は野放しネコの生息数減少に役立っていない。結局、自然環境からネコを人為的に排除するしかないが、それはときに殺処分を意味する。

     ところで、生態系への影響についての記述であるが、多くが鳥類の事例であり、両生爬虫類や哺乳類への影響は余り言及されていない(著者が鳥類学者のためか、過去に他の調査が行われていないためか)。

     また、離島の例などを除いて、生態系全体でどんな影響が出ているのかは、明確に述べられていない。

     

     もっとも、愛猫家に対して、野放しネコの害悪について他の事実、データをいくら重ねて示しても、彼らは決して納得しないだろう。人は自分が見たいものだけを見て、信じたいことだけを信じるからである。

     一方、野放しネコの問題の解決には愛猫家の協力が不可欠であり、そのためには彼らの共感を得る必要がある。本書はその点でどうであろうか。

     例えば、書名の「かわいい殺し屋」(原著は「Cat Wars: The Devastating Consequences of a Cuddly Killer」)。自分の家族を殺し屋呼ばわれされて、はいそうですと言う者はいるだろうか。狩りはネコに限らず肉食動物の本能であり、そこに善悪はない。

     そして冒頭からネコの害悪を散々あげつらい(と受け取られ)、最後に対策は排除しかない言えば、愛猫家の反感を買うだけである。

     愛猫家の共感を得るためには、例えば野放しにすることがネコ自身にとってどれほど過酷か(その記述はあるが)、そこから話を始めるなどの工夫も必要だったのではないか。

    31人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    「人間が悪い」そう、猫を放し飼いにする人間が悪い。
    2019年5月10日に日本でレビュー済み
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    この本は2016年にアメリカで発行されたCat Warsの日本語訳版。アメリカ人の著書とはいえ、日本でも猫は外来種で同様の問題が起きているため本の内容を汲み取るのに障害はないだろう

    近年、奄美大島におけるノネコ問題で外来種としての猫の扱いが日本でも話題になった。オーストラリアがノネコの駆除政策を熱心に行っていることもたびたびネットニュースなどで翻訳され話題になっている。同様にアメリカでも野良猫は問題になっており、猫は外来種でとして世界中で野鳥を捕食し希少種の絶滅を引き起こしてきたようだ。それを問題視するアメリカの野鳥研究家の研究結果を科学的に検証し、客観的にまとめたのがこの本だ。その中でも野生鳥獣が風力発電や高層ビルへの衝突、自動車事故、農薬や毒物、他の人為的な原因で死亡する総数と比べても、ネコに捕食されて死亡する数のほうが多いとする結論は衝撃的であった。しかもそれはかなり控えめな数値に基づいていてもだ。

    だが、この本は決して「鳥のために猫を駆除しよう」とかいう短絡的な内容ではない。

    猫は放し飼いが当たり前と考える人が日本を含め世界中に存在している。だが放し飼いにされた猫自身が車に轢かれたり疫病にかかったりするリスクを真面目に考えている猫好きはあまりにも少ない。その結果猫好きが猫を苦しめているという異常な状態がまかり通っている。

    真の問題は猫そのものよりも、科学的な証拠やマクロな視点を無視し保守的に猫を野放しにしたがる人々の存在にあることをこの本では触れている。猫を放し飼いにすることで起きる問題を環境保護団体や野鳥研究団体が論理的に主張しても、声の大きな動物愛護家にかき消されてしまう。上で述べた奄美大島の問題も、実は猫そのものよりも動物愛護家の反対運動のほうが障害になっている。そういった環境問題を無視した一方的な愛護活動や、効果のないTNR(地域猫活動)が野放し猫の問題をより一層深刻なものにしている。問題はひとりひとりが持つ猫の扱いに対するモラルの低さにあるのだ。

    この本は猫にまつわる問題を科学的かつ客観的に分析しているが、動物愛護を科学的に検証したものは驚くほど少ない。大半が感情論に支配されており、本質的な主張ですら全く出典を明記していないものまである。その原因は動物愛護そのものが科学ではなく感情論である点にある。そして感情論に教養が不要である点も重要だ。環境保護と比べて教養が不要である動物愛護に人々は簡単に倒錯してしまう。そして動物愛護が科学を求めていない以上、どんなに淡々と事実を提示したところで野放し猫を危惧する環境保護家の意見に耳を傾けられることはない。

    そんな現状を少しでも変えられるかもしれないのがこの本だと感じた。

    私も猫の飼い主であり、室内飼いを徹底している身として野外で野垂れ死んでいる猫を哀れに思わずにはいられない。日本で猫の放し飼いを罰する法律は無いし、テレビやネットでは野良猫をなんの疑問も抱かずに「幸せに暮らしてる存在」と考えている人で溢れている。だがこの本を読んで、野放し猫が野生動物、何より猫そのものを結果的に苦しめていることを人々が知れば世論は変わるかもしれない。動物愛護家の過激な活動で萎縮してしまい、猫の放し飼いに異を唱えることに抵抗がある人は少なくないと思う。しかしこの本の読者ひとひとりが室内飼育を啓蒙したり、政治家に意見を述べたりする機会が増えれば、私のように猫を正しく飼っている人が声を上げやすい社会が築けるかもしれない。

    アメリカのAmazonではこの不都合な真実を好ましく思わない野放し猫愛好家の★1レビューが増えつつある。しかしそれ以上に野放し猫の脅威を理解した環境保護家と、正しい猫の飼い主による★★★★★レビューがそれを上回っている。もし社会全体でこの潮流を実現できたらどんなにか素晴らしいと思う。

    日本でもこの本が野放し猫愛好家の目に留まれば同じように誹謗中傷に近い★1レビューが投稿されると思う。だが、自然を愛し、猫を本当に愛する人々がこの本に少しでも手を差し伸べ声を上げてくれれば世論を塗り替えられるかもしれない。

    92人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中4つ
    難しい問題
    2019年10月4日に日本でレビュー済み
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    難しかった。けれども、ネコ好きであれば、様々なかくどから、ネコを知るべき。

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  • 星5つ中5つ
    恐怖の黙示録か…
    2019年5月14日に日本でレビュー済み
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    愛猫家には目を疑いたくなるような事実を突きつけられる。

    おどろくことに、イエネコが絶滅した爬虫類、鳥類、哺乳類の14パーセントの種における主たる要因あるいは一因になっているという研究結果があるのだ。

    またネコからヒトへの感染の危険があるトキソプラズマ症についての記述では、鬱、双極性障害、強迫神経症、統合失調症などの精神疾患がトキソプラズマ症と関連があるというから恐ろしい。

    野良猫へは個体数減少を目論み、TNR(捕獲・不妊去勢・再放逐)が好んで行われたりするわけだが、皮肉なことに個体数は減少していないようなのだ。この理由はまだはっきりとしないようだが、排除されたコロニーへ新たなネコが入り込むバキューム効果という減少によると考えられてもいるらしい。

    書店を覗けば愛らしいネコのカレンダーや写真集が棚を賑わせ、テレビでもネコの番組は良く目にする。カフェの景品のネコの写真クリアファイルなどは期間中に在庫が尽きるほどの販促効果があるようだ。

    しかしながら種を絶滅に追い込むような生態系を狂わせる事実を知ったからには、むやみやたらの可愛がりが及ぼす影響を無視することは出来なさそうだ。

    まさしく「風が吹けば桶屋が儲かる」を地で行く現象。

    未来の明暗を握っているのは、人間なのだから。救えるのは人間しかいないのだ。

    反響は賛否とも絶大であろうが、必読に値する書であると思う。

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  • 星5つ中5つ
    良書
    2019年11月20日に日本でレビュー済み
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    本書は米国で出版されたcat warsの訳書である。この本の評判を聞いていたので日本でも発売されないかと思っていたところでしたので購入しました。内容はとても良く、生物系の人だけでなく一般にも理解できるような内容になっています。

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  • 星5つ中1つ
    内容に偏りが?!
    2024年8月30日に日本でレビュー済み
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    『ネコを野に放すと、元々持っている本能で”狩り”をする。それは食べるだけではなく、弄ぶことにも発揮される。そのため、鳥類や小動物、特に絶滅が危ぶまれている生体にとっては一大事だ』という内容でしょうか。

    他にも『ネコが媒介する病気や寄生虫』、『避妊去勢手術』のことも書かれています。

    ーが、私には”内容が偏りすぎ” ていて、大変読み辛かった。

    確かにネコは獲物を狩る生物です。しかし、彼らの住んでいる環境にもよると思うのです。

    田畑の多い所、都会の真ん中、絶滅生物の住む島など様々です。

    また、人畜共通媒介者と言われますが、それもほぼ気にすることのない程度の確率かと。

    (ゴキブリやネズミの方がよっぽど...と思いますが)

    避妊去勢手術のことにしたって、「意味ない」ように書かれていますが、まずは増えすぎた数を減らさないと、ですよ。

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  • 星5つ中5つ
    猫インフルエンザや猫型コロナウイルスも怖い
    2020年11月29日に日本でレビュー済み
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    効果があるのは捕獲、餌付け禁止、そして室内飼育の徹底だけ。

    日本の天売島で1992年から去勢不妊(TNR地域猫)をずっと行っていたが猫が減る事は無く、2014年頃から進めた登録制・野良猫の捕獲でやっと野良猫を目撃する事が無くなったのがいい例だと思います。

    外来生物(猫だけ)を保護して補助金(税金)が使われるのは大問題だと思いますし、TNRしてさくら猫になっても在来生物の殺傷食害・鳴き声・爪とぎ・アレルギー・糞尿被害は猫を外に放す限り無くなりません。

    猫は繁殖力が旺盛で管理が難しいならば、販売前に去勢不妊済にし、犬と同じように登録義務にするのが猫の幸せにも他の小動物にとっても一番だと思いました。

    文庫化してほしい本です。

    7人のユーザーが役に立ったと感じています
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