しじみ同棲で主婦になり家出をする

最近そういえば過去記事サボってた…と思ったので、ちゃちゃっとまとめる事にしました。

教師を辞めた後、しじみは主人が住んでいた
アパートに転がり込み、同棲する事になりました。
当時は結婚も視野に入っており、

端的に言って




らぶらぶ





でした。

退職金+貯金があったので、金銭面でも余裕があり
主人もバリバリ稼いでいたので、しばらくは
幸せいっぱい、夢いっぱいで
「うふふ。小鳥さん。ご機嫌よう。」
と乙女モード全開で過ごしていました。

しかし、ふと気が付いたら
上げ膳据え膳はもちろんの事、
家事は全て、しじみが担当しており、
「仕事」が無い日は1日もありませんでした。

給料を貰っている主人には「休日」があるのに
無給で働くしじみには
休める日がありませんでした。





食費は貰っていたし、光熱費も水道代も家賃も
全て主人が出してくれていました。





だから「文句」が言えませんでした。
だって「住ませてもらっている」身だからです。
「養ってもらっている」自分には
「口を出す権利が無い」と思っていました。





その内に、「もしかしたらタダ働きをしてくれる
家政婦が欲しかっただけなのでは…」と
主人の「愛情」に疑いを向けるようになりました。

主人の為に3時間かけて一口コンロで
汁物、ご飯、主菜、副菜を用意しておいても
「今日は〇〇さんと食べに行く事になったから。」
の一言を残して、
シャワーを浴びて出ていく…

その後ろ姿に何と声をかけたら良いのか
分かりませんでした。





主人を見送った後、冷めきった料理を
一人でもそもそ食べました。








主人が使った服を洗濯し、
主人が飲んだ空き缶を洗って捨てて
ゴミの分別をして
ゴミ出しをして
生ゴミの臭いなんてさせられないから
毎日綺麗にして
洗濯機のフィルター掃除もこまめにして
身体の痛みをほぐすマッサージをして
買い出しは徒歩でした。
重い食材を暑くても寒くても
頑張って運ぶしかありませんでした。
献立を考えて購入しても
「突然の夕飯抜き」で予定が狂うので
考え直す事も一度や二度ではありませんでした。



気が付けば
1日の大半以上を
「主人が快適に過ごす為」に費やしていました。







それでも「ありがとう」が無い生活に
疲れていた時に事件は起きました。





きっかけは忘れましたが、
「嫌い。」と主人に言われました。
冗談だと分かっていました。
ノリで言っているのも感じました。







だからこそ







許せないと思いました。








この人は今、
私から「向けられている愛情」に
胡座をかいている





そう思ったら、お腹の底がすうっと冷えて
何だか疲れたし離れたくなりました。




その頃、顔合わせの日取りも決まり、
お腹に我が子様が居る事も分かっていました。
だから、
「ヒトリデ ソダテタ ホウガイイカモ」




「別れてもいいや。」






全てを投げ出したくなり、しじみは「家出」をする
事にしました。

手紙を残し、主人の反応によっては
そのまま離れようと思っていました。





ただ、まだ話を聞いてくれる余地があるなら
話し合いをしてみたいという微かな希望も
ありました。






それでも、せめて今日だけは帰りたくないと
思い、とりあえず駅に向かいました。






悲しい事に方向音痴なしじみは、どこに向かったら
良いのか、全く分かりませんでした。
実家にしじみの居場所なんて無かったし
そもそも移動手段は公共交通機関だったので
めちゃくちゃ長時間になる事が
目に見えていました。






疲れていたしじみは、とにかく早く
ゆっくりしたいと思いました。




だからとりあえず、駅の近くでゆっくりできる
場所を探し、お茶を飲みました。






誰もしじみを知らない所で、土地勘の無い自分が
一方的に通行人を眺めているのは
何だか不思議だな、と思いました。




道行く人達は皆、土地勘がありそうに
見えました。それでももしかしたら、私と
同じような「境遇」の人も居るのかも知れない。
それでも「傍目」から見たら「分からない」から
しじみももしかしたら他の誰かに「見られている」
可能性もあるかも知れないと思ったからです。






そうやってぼんやりと、取り留めもない事を
考えながら温かいお茶を飲んでいたら
少し気持ちが落ち着きました。



そして、主人と話がしたくなりました。





それでも帰る気にはなれなくて…







こんなにたくさん人が居るのに
今、自分は「独り」だと思いました。
寂しくて悲しくて苦しくなりました。




実家に居ても「やらなければならない事」に
追われ、実家を出ても追われているのでは
しじみは「安心」できないと思いました。





だから、とりあえず近くのホテルに
部屋を取ろうとしていたら
主人から電話がかかってきました。







一瞬ためらい、見なかった事にしようか
考えました。



でも、それでは「チャンスを逃す」と
思いました。







電話に出たら

めっちゃ怒られました。







やっぱり…

家事やってなかったもんね。

あーハイハイ。






と思っていたら





「心配した。」と合流した後に
抱きしめられました。







エ?





シンパイ?

何で?




手紙残したじゃん。





主人いわく、駅周辺はあまり治安がよろしくない
にも関わらず、しかも暗くなっているにも
関わらずに、ウロチョロしているなんて無防備
だから、との事でした。








「え?心配するの…?」

どうせ私は家政婦なんだから、代わりなんて
いくらでも居るでしょう、とヤサグレていた
しじみに、主人は逆ギレモードで、
「なぜ心配したか」を語ってくれました。






この一件以来、二人の間では「家出」が
しばらく禁句になったとかならないとか…
主人が家事を手伝ってくれるようになり
我が子様が生まれてからは率先して
育児も家事もやってくれてるとか…

とにかく、しじみは
「まず話し合い」が大切だと学びました。



学んだにも関わらずに、
我が子様が生まれた後に、もう一度
しじみは家出をします。
が、それはまた別のお話です。

最後まで読んで下さって
ありがとうございました🙇💕

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