植物好きな西洋ナシのルイスくんを紹介するよ
7月4日はナシの日だったって知ってるかい?だからっていうわけじゃないけど、今日は西洋ナシのルイスくんを紹介しよう。
ルイスくんの正体はフランスで品種改良されたナシ、”グーテ・ルイーゼ”(「善きルイーゼ」)。由緒正しき血を引いているというのがルイスくんの自慢だ。

ルイスくんの生みの親、つまりクラウディアさんにルイス君が生まれたときの話を聞いてみた。
「キャラクターを描くという講座に通った時、各人にそれぞれ詩とかお話とかが書かれている紙が配られて、私はテオドア・フォンテーンの『リベックじいさんのナシの木』というお話をもらったの。家にちょうど梨もあってそれに着想を得てルイスが生まれたのよ」。
ルイスくんはミュンヘン東部に住んでいる。
ここは本当はお母さんのアトリエなんだけど、ルイスくんは自分の城と言っている。確かにみんなが羨むようなステキな所なんだ。


黄茶色い肌に電球みたいな典型的洋ナシ体型で、お友達の虫くんといつも一緒のルイスくんはシャイだからここに住んではいるんだけど、人が来るとどこかに隠れちゃうんだよ。
(とっても仲良くなったらナシジュースでもてなしてくれることもあるのは、ここだけのナイショ)

直接会えなくったって、親が子供の成長を写真におさめるようにクラウディアさんがルイスくんが出かけた先々での様子を絵にして残していて、その絵が一角にずらっと並んでいる。
ルイスくんは植物に囲まれているのが大好きなんだ。お母さんが植物画を描きに行くミュンヘン植物園によく出没する。

いっしょに遊んだり、得体の知れない珍しい植物だったらじーっと眺めていたりもする。話しかけたいんだけど、まずは様子見。引っ込み思案だからね。。
それでもあっと驚かせられることもあった。3年半前に戦争が始まったときのことだ。

この行為はナシ界でも大きな物議を醸した。
「よくぞ声を上げた。勇気がある」との一方で「人間のやることに口を挟まないのがナシの掟だ。こういった独断的なアクションはいかがなものか」と苦言を呈されることもあった。
ルイスくんに聞いたところ「僕はただの梨だから政治のことはよく分からない。でも僕たちはみんなみんなつながっている。だから平和な世界であってほしいんだ。いてもたってもいられなかったんだ」って。
そうなんだ。ルイス君は平和を絵にかいたようなナシだ。春に花見を楽しんだり、タンポポの滑り台で滑ったり、のんびり楽しむかとをこよなく愛している。

そしてお母さんの影響で日本が大好きだったりもするんだ。お母さんは墨絵とかもやっていたし、今も日本語を勉強していたりと根っからの日本びいきなのさ。

ルイス君もいつか絶対に日本に行きたいって言っていた。日本の丸い梨を見てみたいんだって。
あと口には出さないけど船橋の非公認ゆるキャラ、梨の妖精ふなっしーにあこがれているんじゃないかなあ。だってほら、世界的に有名なドイツのグミのキャラクター、クマのハリ坊の真似してポージングなんかもしちゃってるんだぜ。

「ひゃっほー」ってつぶやいてたりもしたし、見かけによらず意外と野心家なのかもしれない。
そんなルイス君の悩みは体重なんだ。食いしん坊だから体重管理が難しいとぼやいている。
でもしょうがないよ。おばあちゃんが料理上手だからおいしいものをたくさん食べる習慣がついちゃってるんだもん。美食家、というかフランスだとグルマンって呼ぶのかな。

ルイス君が生まれてからのお母さんはとっても楽しそうだ。「不安な時や眠れないような時は次にルイス君をどこに連れて行ってやろうかって考えたりしていると心が落ち着くの」と前に話していた。
お母さんの良き理解者で、全面的にサポートしているお父さんのマンフレッドさんは「ルイス君が生まれてからクラウディアはコラージュや、グアシュといった様々な技法を試すようになっていろんなチャレンジをするようになったなあ」だって。

みんなを幸せな気持ちにさせてくれるルイス君と知り合いになりたいかい?じゃあ、お母さんのインスタグラムをチェックしてみてね。bambuszweigってアカウントだよ。

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