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読酌文庫の看板小説『はなり亭で会いましょう』の作品紹介&見どころ

2025年1月19日をもって、初版発行5周年となる小説『はなり亭で会いましょう』
全4巻で完結しましたが、作者としてはまだまだ推していきたい小説です!

そんなわけで『はなり亭で会いましょう』の作品紹介&見どころ猛プッシュ記事を書きます!!!


あらすじ

暖簾をくぐると、店主が温かく迎えてくれる居酒屋・はなり亭。自家製豆腐と鶏料理を中心に、美味しい和食と日本酒を提供してくれるこの店は、仕事に疲れた重森絢子にとって癒やしの場所である。
困ったことは絢子任せな後輩や気遣いに欠ける営業との接し方など、仕事と人間関係の悩みを忘れてひとり飲みを楽しむべく、今日も足を運ぶ。こじらせ気味のアラサー女子である絢子にとって、はなり亭で過ごす時間はかけがえのないものになっていた。
また、はなり亭でアルバイトを始めることになった大学生・渡辺涼花は、自分だけのひとときを楽しむ絢子に惹かれ、日本酒に興味を持つようになっていく。
はなり亭を通して少しずつつながる、二人の物語。

先日、Geminiに相談しながらブラッシュアップさせたあらすじです。

主人公は絢子と涼花の二人。タイトルにある「はなり亭」は店名で、物語の展開において重要なスポットです。

登場人物

主人公は「重森絢子」と「渡辺涼花」の二人ですが、それ以外にもさまざまな人物が登場します。

中には実在モデルがいる人物もいるとか……?
ただし、モデルがいる人物も100%その人を写したわけではなく、脚色したり、複数の人物を混ぜ合わせたりして作り出しております。

そんな登場人物たちから一部をご紹介。

メイン主人公:重森絢子

仕事も恋愛もパッとしない、冴えない人間だと思い込んでいる、自己肯定感の低いアラサー女子ひとり飲み上等、その日の気分でフラッと飲みに行ける、気軽なおひとり様ライフを満喫中

でも、その胸の内には、心を凍らせる棘がいくつも刺さっていて……?

「はなり亭」で過ごす時間が、店主・御厨のかけてくれる言葉が、心の棘を少しずつ解かしてくれそう? でも、所詮は客と店員の関係と、線を引くことは忘れない。

涼花のことは気にかけており、よく気のつくアルバイトさんだなと好印象。彼女のような後輩と一緒に働けたらと思うことも……。

サブ主人公:渡辺涼花

ひょんなことから「はなり亭」でアルバイトすることになった大学生。日本酒が分からなくて困っていたところを絢子に助けられ、絢子に対して憧れの感情をいだくようになる

大学生活は順調だけれど、素敵な彼氏が欲しいお年頃。でも、可愛い女の子ではない自分にコンプレックスも持っています。

サークルの後輩男子が懐いてくれるのですが、彼はカッコよすぎるから、自分に釣り合わないと判断。「サークルが同じなだけ」「たまたま誕生日を知ってただけ」と、理由を付けてあしらってしまいます

重要人物(?):御厨喜孝

「はなり亭」を切り盛りする料理人。京言葉で話し、絢子とは同世代涼花を強引にアルバイトとして引き入れた張本人。胃袋もしっかり掴みます!

料理人としては確かな腕を持っているが、早合点したり要領が悪かったりと、経営者としてはちょっと心配な一面も。デジタルツールにも弱い。

作者さえ、この人が何考えているのか良くわからない。(…)
絢子のこと、どう思っているんですか???

宮田樹希

2巻より登場する、小悪魔系イケメン男子。涼花の大学の後輩であり、何かと涼花に懐いてくる。しかし、涼花は絢子にのことばかり気にするので、絢子に対してよくわからない対抗心を燃やすはめに……。

中高時代の黒歴史から、自分は涼花に相応しくないと思っている。

宮田彩華

2巻より登場。3巻から絢子に絡みまくり、原石としての資質を見出す。パーソナルプロデューサーとして、カラー診断・骨格診断を軸としたファッションやメイクのアドバイス、恋活・婚活の相談などを生業にしている。元は売上トップのビューティーアドバイザー。

樹希とは年の離れた姉弟であり、京町家を改装した自宅兼事務所に樹希を下宿させて監視下に置いている。
……が、生活能力が壊滅的であり、家事全般は弟に頼って暮らしている。炊事・掃除・洗濯はもちろん、自分が買った食材の管理すらままならない体たらく。

弟と似た目鼻立ちの、華やかな容姿に見えるのだが……

佐々木まゆ

絢子の後輩で、絢子が教育担当になっている若手社員。仕事に積極的でない、イマドキな感じの子。「それって、どうやるんでしたっけ?」「一人にされたら、困っちゃいます」「私にできるかなぁ……?」などの発言で、度々絢子を落胆させる。

また、無意識・無自覚な「さしすせそ」発言などで相手に気を持たせてしまい、不本意なお誘いを受けては絢子に泣き付いているらしい。少食かつ偏食で、スイーツとサプリメントが主食

海堂太一

絢子の職場にいる、敏腕営業マン。実力は自他ともに認め、管理職就任は近そう? だが、飄々として軽薄な言動が目立つ。

絢子とはなんか、因縁があるようで……? 一応、彼なりの「言い訳」もあるのだが、本編では明かされずに終わった。(番外編へ続く)

小説の見どころ

『はなり亭で会いましょう』は自分の好きな、自分の読みたい話として書き上げた経緯があります。

「飯テロ・酒テロ」と非難される飲食シーン

自分の好きな、読みたい話とは何かというと……美味しい料理やお酒が出てくる物語です。だから『はなり亭で会いましょう』を書くとき、飲み食いシーンはこだわって書いたところが多いです。

さらっと、オーダーした料理やお酒を飲み食いした事実だけを書き記しても、お話は進められるでしょう。しかし、それだけでは物足りない! 味気ない!

どんな味付けなのか、香りなのか。
料理のこだわりポイントはどこか、食べるときに何を思うのか。
そんな描写が入るため、食欲をも刺激するシーンが作中に登場します。

読まれる際は、時間帯や空腹度にもご注意下さい。

何処かにありそうだと感じられる日常系のお話

『はなり亭で会いましょう』は、日常系のお話です。

異世界に転生したり
姉妹格差で虐げられてたほうが玉の輿に乗ったり
クソ夫に蔑ろにされて不倫までされた妻が華麗に復讐したり
理不尽に婚約破棄されたらもっとハイスペックな男に溺愛されたり
旅先で連続殺人事件が起きて謎を解いて犯人を捕まえたり
汚名を着せられて断頭台に上ったと思ったら時間逆行してやり直したり

……そんな劇的な展開は一切起こりません!
(劇的な展開をお求めの方は、他をあたって下さい)

こういうことってありそうだな、こんな人物いそうだな、と思える感じの展開が続きます。たまにイヤなこと厄介なことに遭遇しつつも、嬉しいことちょっとした幸せを感じられることもある。

平凡かもしれませんが、構えることなく話の世界に入れるのではないかと思います。

派手さはないけれど、じんわり優しい読後感

先述の通り、派手な展開は起こりませんが、全体的に優しい読後感になっていると思います。後味悪い「何か」が残る系ではありません。

登場人物に共感したり、応援したり。登場人物の頑張りが認められていると分かったら、こっちも嬉しく感じられる。

怖い話、胸クソ話、ゾクゾクする結末の話を読みたい気分ではないな~、今はじんわり・ほっこり系を読みたい気分だなー……というときにも、安心して読んでいただけます。

2視点で話を展開させることの妙味

メインの主人公に重森絢子、サブ主人公に渡辺涼花と、二人の主人公の視点で展開させているのも特徴的な要素だと思います。まぁ、ほかにもこういう書き方で展開する作品はあるんですけれどね。

作中の一部シーンは、視点を変えて2度登場します。視点が変わることで、このとき何を考えていたのか、他者の目にはどのように映っていたかが見えてきます。結果、自己認識と他者からの評価が乖離していて……案外、自分のことをちゃんと評価できていないとわかることも。

そんな2視点ゆえの妙味も楽しんでいただけたらと思っています。

読んで下さった方からの感想…

いただいた感想の一部を、X(旧Twitter)から引用しております。

番外編再録集のほうにも、ありがたい感想をいただいております!

はなり亭で会いましょうは何処で読めるのか?

小説『はなり亭で会いましょう』は、読酌文庫が参加する文学フリマや関西コミティアなどの即売会イベントで購入できます。

イベントなんか行ってられるか! という方は、委託先および自家通販をご利用下さい。

なお、ただ今架空ストアさんに委託している『はなり亭で会いましょう1』は特別価格500円となっております。架空ストアさんだけのお得な価格なので、よろしければご利用下さい。

え? 紙の本は保管場所に困る?
ご安心下さい!
『はなり亭で会いましょう』はKindleにて電子書籍化しております!

全4巻で各巻500円。
しかも、番外編エピソードを分散させて各巻に収録しており、紙の本よりお得なうえ、Kindleアンリミテッドにも対応しています。

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読酌文庫(田貫朔子/寝覚の朔) 果てしない自由の代償として、全て自己責任となる道を選んだ、哀れな化け狸。人里の暮らしは性に合わなかったのだ…。

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