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「格好悪くていい」――人の評価より、自分の人生を大切にするという選択桑田真澄さんの名言から学ぶ、本当に強い生き方

はじめに|「格好いい」とは誰が決めるのか

「格好よく見られたい」
これは、多くの人が一度は思ったことのある気持ちではないでしょうか。

友だちからどう見られているか。
周りの大人にどう評価されているか。
失敗したら笑われないか。

特に、スポーツの世界や表に立つ仕事をしていると、こうした「人の目」は常について回ります。

そんな中で、元プロ野球選手・桑田真澄さんが残したこの言葉は、とてもシンプルで、そして強いメッセージを持っています。

格好悪くていい。

“格好悪い” とは
人の評価だからである。

僕は自分が充実した
人生を送るために
生きているわけで、

周囲の人から見て
格好いいことをするために
生きているわけではない

この言葉を、背景や生き方とあわせて見ていくことで、子どもにも大人にも大切な考え方が見えてきます。

桑田真澄さんとはどんな人か

桑田真澄さんは、PL学園高校時代から「天才投手」と呼ばれた野球選手です。
高校野球では、清原和博さんとともに全国制覇を成し遂げ、プロ野球では読売ジャイアンツのエースとして長く活躍されました。

ですが、桑田さんの野球人生は、順風満帆なものではありませんでした。

大きなケガ。
手術。
成績が出ない時期。
周囲からの厳しい声。

「もう終わった選手だ」と言われたことも、一度や二度ではありません。

それでも桑田さんは、自分の体と向き合い、フォームを見直し、トレーニング方法を変え、長い時間をかけて野球を続けました。

その姿勢は、「派手さ」よりも「地道さ」を選ぶものでした。

「格好悪い」とは、人が決めるもの

桑田さんの言葉の中で、特に大切なのがこの一文です。

“格好悪い” とは 人の評価だからである。

ここで言っている「格好悪い」は、自分で決めたものではありません。
他人が勝手につけたラベルです。

・失敗したら格好悪い
・結果が出なければ格好悪い
・遠回りしたら格好悪い

でも、それは本当にそうでしょうか。

努力している途中の姿や、うまくいかない時期は、外から見ると「格好悪く」見えるかもしれません。
けれど、その時間がなければ、次の成長はありません。

桑田さんは、そのことを自分の野球人生で何度も経験してきたのだと思います。

自分の人生は、自分が充実すればいい

桑田さんは、こうも語っています。

僕は自分が充実した人生を送るために生きている

ここで言う「充実した人生」とは、
人にほめられる人生でも、目立つ人生でもありません。

・自分が納得しているか
・今日一日を大切にできたか
・昨日の自分より少しでも前に進めたか

こうした、とても地味で、静かな基準です。

この考え方は、スポーツだけでなく、勉強や仕事、人との関係でも同じだと思います。

周囲の評価に振り回されると、苦しくなる

私自身、レスリングを続けてきた中で、何度も「人の目」に苦しんできました。

勝てば評価され、負ければ何も言われなくなる。
結果が出ているときは人が集まり、出ないときは離れていく。

若い頃は、それがすべてのように感じていました。
「強いと言われたい」
「期待に応えなければいけない」

その気持ちが強くなりすぎると、レスリングそのものが苦しくなっていきました。

でもある時、「これは誰の人生なのか」と考えるようになりました。

他人の評価は変えられません。
でも、自分がどう向き合うかは変えられます。

格好悪くても、続けた人だけが見える景色

指導者として学生たちを見ていても、同じことを感じます。

最初からうまくできる選手はいません。
失敗して、転んで、負けて、悔しい思いをして、少しずつ前に進んでいきます。

その途中の姿は、決して「格好いい」ものではないかもしれません。

でも、そこでやめてしまえば、何も残りません。
格好悪くても続けた人だけが、自分だけの景色を見ることができます。

桑田さんの言葉は、「今の自分」を否定しなくていい、と教えてくれます。

伝えたい、この考え方

小学生に置き換えて考えてみましょう。

・かけっこでビリになった
・漢字テストで点が取れなかった
・試合に負けて泣いてしまった

それを見て、誰かが「格好悪い」と言うかもしれません。

でも、それはその人の見方です。
あなたの価値が下がったわけではありません。

「次はどうするか」
「もう一度やってみるか」

そこにこそ、本当の強さがあります。

まとめ|自分の人生は、自分のもの

桑田真澄さんのこの名言は、派手ではありません。
でも、とても大切なことを教えてくれます。

・人の評価に振り回されなくていい
・格好悪い時期があっていい
・自分が納得できる人生を選んでいい

周りからどう見えるかよりも、
「自分はどう生きたいか」を大切にする。

それが、長い目で見て、一番強い生き方なのだと思います。

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