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庶民が港区に住んでみたら・・・メリットデメリットお伝えします Part1

港区に引っ越すことになったそもそものきっかけは、夫の仕事が忙しすぎたこと。
郊外の自宅に深夜に帰宅するため毎日タクシーを使っていたので、1ルームの家賃くらいの額にはなるかも?ということも試算の上で。

 港区=セレブの住む町というイメージがあった私は、なじめないのでは、とか、生活コストが上がって大変なのではとか、色々な心配をしていました。共働きで子供も小さかったので、実家から遠くなり、困ったときに頼りにくくなるのも心配の種ではありました。でも、とにかく住んでみないと何もわからないということで、えいやっと引っ越しをしてから早10数年。
 デメリットも色々ありますが、何とか楽しく快適に生活できている
ということで、セレブの街のイメージの港区に暮らしてみてよかったこと、困ったこと、意外なご近所付き合い事情など、綴っていきます。

1,住宅事情:中古マンションリフォームという選択肢

 引っ越しをするにあたり、まず考えるべきは住環境。便利なことは必須条件ですが、新築ピッカピカのおしゃれな住居である必要はなし。家族4人が暮らせるコンパクトなマンションで通勤通学に便利な場所であること。騒音や教育の問題からある程度繁華街からは離れているが、普段の買い物は便利であること。これだけを条件に住宅探しを始めました。
 タワーマンションなどはもともとあまり好きではなかったので、低層で環境的に整っていて値段的に折り合いの付く中古マンション一択に。中古マンションで内装リフォームをすれば自分の好きなイメージに出来るし、比較的リーズナブルに買えるということも判明。
 今まで住んでいた場所に比べると相当お値段は張りましたが、リフォーム代も合わせて何とかローンが組めるくらいの価格で抑えられました。そして何より楽しかったのは、自分の好きな壁紙やキッチンなどの色を選べること。これは中古住宅を買ってリフォームをするメリットだと思います。(業者の選定やリフォームにあたり決めることが相当あるので心の余裕がないとおススメはしませんが)

2,引っ越し:大胆な断捨離の機会

さて、住環境も整い、引っ越しの日が近づいてきた。今までの家とそれほど平米数は変わらないが、収納場所が圧倒的に少ない。そこで持ち上がってきたのが荷物の収納問題。今まで押し入れや大容量クローゼットに入れていた大量の荷物、どうしよう。引っ越し代もかさむので引っ越し日までに何とか荷物を半減しなくては。
 荷物を半減させるにあたり、考えたのは、まず子供用品の処分。もう子供が大きくなっているのにおもちゃや洋服、ベビーベッドなど使っていないものが出てくる、出てくる。それから、パパの趣味でもある書籍やゴルフ道具、引き出物で使っていない食器類などなど。
断捨離って計画的にやるのがおススメなどと本に書いてあったりするが、そんな余裕もなかった私はとにかく要らないものを全部出して売りまくった。書物は必要なもの以外はすべてブックオフの出張買い取りへ、洋服などは宅配で送ることが出来るところへまとめて配送。そしておもちゃや子供服などはフリマでまとめてたたき売り。フリマでは子供にも店員をやらせたりして、なかなか楽しい経験となった。
 その時のことを思い返すとほんとにあんなエネルギーがよくあったなあと思うくらい、毎日せっせと不用品を処分していた。でもただ、引っ越しでもないと、大胆な断捨離は出来ないので、元気な時に一気にやってしまうのが断捨離のコツかもしれないと今は思う。
 そして、もちろんそのまま捨てるのが一番簡単だけれど、環境のことや物を大切にするというマインドを子供にも養わせるために、フリマで売るという体験もなかなか役立ったと思う。多少のお小遣い稼ぎにもなるし。

3,子育て:

⓵港区の保育園事情
 そしていよいよ引っ越し。上の子が小学生、下の子は保育園に通わせる関係で、4月に新たな生活を始められるように、時期を少しずらしてお引っ越し。
 港区には保育園がたくさんあるし、4月入園であれば余裕だろうと高をくくっていたが、これが甘かった。まず、公立の保育園にあちこちあたってみたが、空きが全くなく、私立の保育園もリストを取り寄せてかたっぱしから連絡してみたが、どこも空き無し。最悪、幼稚園に入れて義母にお迎えに行ってもらうなども考えたが、それは辞めてほしいと義母から頼まれた。幸い私立の保育園の待機に入れておき、繰り上がりギリギリで入園できることが決まった。
 今は近くにも保育園がだいぶ増え、子育てしやすい環境にはなったと思うが、その当時は本当に保育園が少なくて苦労した。そして、苦労して入った保育園も、雑居ビルの中で園庭などはなく、毎日のお散歩は、街中を歩いていく感じでちょっと心配ではあった。ただ、先生や保育の質はとても良くて、小さいころならそういう環境も全く問題ないとは思う。
  というわけで、保育園探しにはかなり苦労したが、公立の保育園に移ってからは園庭も広く、とてもいい先生や友達に恵まれた。さすが港区、公共の施設にはお金をかけていらっしゃるという感じ。

②公立小中学校
 上の子はもう小学校に通う年齢になっていたので、近くの公立小学校に通わせることに。こちらは転校手続きだけすればOKだが、子供がなじめるのか、ママ友は出来るのかなどなど、心配は尽きなかった。
 幸い生徒の人数が少ないアットホームな学校だったため、すぐになじむことが出来、ママ友もできて何とかこちらはクリア。その後、成長して中学校にも通わせたが、港区の公立の学校は全般的に落ち着いていて学級崩壊などの問題もほとんどなく、そういう点では公立のレベルが高い気がする。

③塾やお受験環境
 そして、港区といえば、小さいころから塾に通わせてお受験にいそしむイメージがあるが、我が家は周りに影響されず、子供が本当にやりたいといったらやらせようという方針を貫いた。結局中学受験をすることになったが、本人が行きたい学校があったのでそこだけ受験したという感じ。このあたりは、地域に関係なく親の方針にもよると思うが。
ただ、質のいい塾や習い事の教室がすぐ近くに多数ある環境というのは、港区に住むメリットかもしれない。

4,近所づきあい

 近所付き合いは、港区の中でもどこに住むかによるかもしれないが、基本的に気持ちの良いお付き合いが出来ていると思う。比較的ご高齢の方が多いマンションのため、会った時に季節のご挨拶くらいの感じのお付き合い。たまにもらいもののおすそ分けをしたりすると2倍以上のお返しをもらうこともあり、恐縮してしまうことも。
 同じマンションのママ友もできたが、ドラマに出てくるようなドロドロのお付き合いはないのでご安心を。(私が鈍いだけかもしれませんが)

 Part2へ続く


#エッセイ部門 #創作大賞2023


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