TiMEあたふタイム
終わったあ〜!そんなことが起きたのは確か先週、いやまだ今週のこと?嘘でしょ・・・
外がやけに騒がしくて目が覚めたのは[02:22]丑三つ時...あの妖怪が見え隠れする時刻?怖ッ!そんなことより「やっと寝れたのに....何なんだよぉ」ややブレス多めに呟くと、アラームを掴んだ手を離す。部屋中が真っ赤でグルグルチカチカしている、火事か?いや違う、ここはアパートの1F、雨戸無しは明暗加減が半端ない!朝日が昇ると自然に目が覚めるメリットはあるにしても、それ以外はほぼほぼデメリット。外の音もブルートゥースイヤホン並みにクリアダイブして来る「連絡されたのは⚪︎×△....す×⚪︎まん××それがカツカツスカジカで△⚪︎..」電波状況が悪いのか断片的なやりとりが続くも何とか言ノ葉パズルを繋ぎ合わせて推察する... ... ...どうやら救急車をオーダーしたが救急隊が到着すると同時に倒れてて先程まで意識が無かったひとが黄泉がえったようだった。
静かになったので救急車も帰ったのかな?駄洒落じゃないがサイレンがサイレントで良かった。いや良くはなぬあ〜い!回転灯の赤い残像だってまだグルングルン残ってるし、視聴覚が刺激された所為で睡眠モードから覚醒モードにスイッチしてしまったから入眠率も極めて低い。どうする?どうしようもない。倒れたひとは助かって良かったとしても救急搬送業務が空振り後の救急隊員たちは折角の救助心を一体どうするのだろう・・消防署までテイクアウトするのも何だか切ないし帰路の途中でニーズを探すか?道沿いで挙手してるひとがいないか総員で目を凝らして?そんなことをしたら事故だって誘発し兼ねない、現場に急行してみたら昨夜グッドラックと言って引き継いだ同僚だったなんてネタにしても笑えないダメダメだ。だいたいタクシーじゃあるまいし!
3分、10分、25分・・・案の定まったくもって眠気はノンCOME、それでも明日のことを考えると例え1Hでも寝て、起きたい・・・暫くバキューミーな時間の中で試行してみたがどれもこれも想定の枠を越えることはなかった。
①瞼をしっかり閉じる②眠くなれ〜と何度か唱える③羊を121頭まで数える④オプションで馬も34頭くらい数える⑤逆にどれだけ瞼を開けていられるかの記録に挑むも仕舞いには目が痛くなり、擦って赤くなって目薬をさしたら却ってスカッと冴えてパッチり開眼、結局はただただ時間を無駄に消費した者になっただけだった。
[03:35]睡眠中は副交感神経にコントロールされて緩やかな動きの内蔵も一旦起きれば待ってましたとばかり交感神経にバトンが渡り活性化する「お腹グゥオルルゥ〜」一瞬過るダイエット心も食欲神の前には素直に従う以外の術はなく、忽ち呑み込まれていった。
近場にあったポテチのノリ盛りGSサイズに手を伸ばしながら「これは週末のひとり呑み用にキープして置いおおぃ・・」呟き終わろうとする口を既に7枚のチップが塞いでいる「こんな時刻に食べたら胃腸のぐぅあいが」と思いながらも〆のカップ麺用ポットのスイッチは既にオレンジ色だ。間髪入れずストレスに耐え切れなくなったマヨネーズが噴出する口を魚肉ソーセージがランデブー&レイドアウト!そこへ畳み掛けるように降り注ぐハラペーニョスコール!仕上がりはピンク、黄、緑、色鮮やかなトリプルワンダーシグナスティック(略してT.W.S.S-トワシス)。信号にしては赤が薄めとソーセージのピンク部分にだけパラパラと満遍なく一味唐辛子を塗すのがルーティーン、やっと食すかと思いきや、皿上の完成度に満足げな目線を泳がせて送る相手もいないのに写メする始末(ただの写なのだが)、しかも連写かあ〜い。とうとうガブっといくか?いやいや肝心なものを忘れていた。
パタンッ!3m先の冷蔵庫のドアが閉まるや否やプシッと音の中からまん丸のアルミ缶底に半分隠れた顔がご帰還だ、500mlのビールはもう半分ない。直近は超有名俳優がCMをしている確かビビリスク?チョッと定かではないがそんなニュアンス、思わずビビるこの味に今はハマりにハマっている。
さあ行きますかあ〜「カチッ」ってなかなか食べれない、お湯が沸いてSW-OFFしたらしい。
〆のカップ麺だけど身体が勝手に動くのを止める理由はどこにもなく、蓋の上には厚さ5cmの木製鍋敷きが
まるで蒸気を制する圧力鍋のごとく
鎮座している。本末転倒上下逆転だが関係なかった、ルゥーティーンなだけだった。カァ〜ン4分勝負の鐘が鳴り響く中をチップ、ビビリ、トワシス、チップ、ビビリビビリ、ブワ〜ッて辛くてビール回数が多めだ。カァ〜ン、カカカカ〜ン、カン!ビールの空き缶が転がって制限時間終了。
「恋人たちも麺々の笑み」-あなたを4分待っていた、この美味に逢いたくて-「ななんだあ〜このキャッチコピーはそれにこのタイトルは恋人いない歴38年人間には辛すぎるぅ〜笑えない、しかもどんな味なのか明記されてない。辛いのかあっさりなのか酸っぱいのか・・・まさか、恋人だから甘いッて?それはないかあ〜」とズルっと一口、あああぁ・・・当たって欲しくなかった予想は現実のものとなり、不思議な夜明けの食事時間が甘ったるく過ぎて行ったのはお察しの通りだ。
「ん?え?何時?」薄明るい光はややオレンジっぽい、朝だと思ったら夕方だったことを理解したのはAM9以降3回のメール着信歴だった。
[ 09:00]
本日、予定時刻にお見えになりませんが如何されましたでしょうか?
[10:00]
ご連絡もなく、お電話にも出られず心配しております。
[12:00]
申し訳ございません3時間お待ちしましたがもう無理です、さようなら。本日のご予定は無効、今後の応募についてもNGでーす。
「えーっラストメールは付き合う前に別れたカップルみたいになっちゃってるしー。中途採用1次テストを通過して、やっと2次面接にまで漕ぎつけたというのにアラームを掴んでOFFにして、チャンスを手放して結局両方ともOFF-OFFにしてしまった、終わったあ〜 」
いや、始まらなかっただけのことだ、な・に・も・・・
P.S. あたふたした時間のリピートで出来てる僕の人生、でも直近は満更悪くはないと思っている⭕️
