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t0m0y0
「行列」の概念が薄い
ある日。いつものように仕事を終えて(某スーパーレジのパート)
いつものようにバスに乗るために停留所に並んでいました。
そこはベンチが置いてあり、ベンチに数人が座って待っていて、設置されている場所の都合上、ベンチからは180°転回して、ベンチの裏に並んでいくというのが暗黙の了解の場所でした。
私が並び始めたときは、ベンチからは転回してベンチの裏側にも数人が並んでいる状態でした。
私が最後尾に並んですぐに、ある一人の男の人がどこからともなく寄ってきて、ベンチ脇をキョロキョロしだして、そしてその場所に立ち止まりました。しばらくしてもその男性が立ち去る気配がなかったので、私は声掛けました。
「並んでますよ」
するとその男性はカタコトの日本語でしゃべりだしました。
『ナランデイル?』「はい」『一番前ハ、ドコ?』「ベンチに座っているこの方」『一番ウシロ、ハ、ドコデスカ』私の後ろに既に数人並んでいたのでそこを指し示して「ここです」
そして最後に列をなぞるようにベンチから転回してぐるっと腕を廻すように示して「こう並んでいます」
その男の人は理解したようで、私の示した列の最後尾に並び直しました。
列を成す日本人が時折海外の方から称賛されるように、日本人にとっては列を成すことは日常茶飯事であり、通り道だからと列が途中で切れていても、折れ曲がっていても、今回のように180°折れ曲がっていてもそれが何かを待っている「列」を成していると認識できます。
でもこの男性のように(多分あの国)列というものが日常ににはあまりない、列を成すという概念の薄い者はそれが列を成しているとも認識出来ないし、さらに「ベンチ」や「180°転回している」というイレギュラーな列はさらにわからないものであったのかなと。
