【本人の気持ちで】
【本人の気持ちで】
三題噺:ファンアート/AIの設計/真贋
「今日の雑談の話題は『ファンアート』だよ~」
画面の向こうのボクの大好きなVtuberがLIVE配信で言い出した。あ、ボクの書いたファンアートの小説のことかな?!
「あたしの事をモチーフにしたファンアートの小説が届いたの!出来が良くて、嬉しくて!」
ふふふ。思わずニンマリする。
「それでね、あまりにも出来が良いから、あたしのチャットAIに見せてみて、『このファンアート、どう思う?!』って聞いたの!そしたら!」
ドキリ。心臓が早鐘を打つ。呼吸が上手く出来なくなる。
「そしたら!『これは恐らく、AI生成です』だって!!ねえ、みんなはどう思う?!」
途端に荒れ始めるコメント欄。
わらわらと流れ出す多くの否定的な意見。
賛否両論、いや賛否否否否偏論か。
・そんなのホントのファンアートじゃない!
・ニセモノだ!
・え?神作品じゃね?
・AIに頼るとか本物のファンじゃ無くね?
・恥ずかしくねえの?
・ダッセw
怖くて画面が見れない。……そうだよ。僕には文才が無い。だから手伝ってもらった。
ボクはたまらず、助けを求める。
『ねえ、チャットAI。《AI生成がバレた時の対応法》を教えて』
