5次会疑似クラス招集 毎週ショートショートnote
僕の父は転勤族で、日本中の支社や支店を渡り歩いた。
だから僕は高校を卒業するまでに、数えきれないほど転校をした。
なので、同窓会なんて、どこからもお呼びが掛からないし、親友と呼べる友達もいない。
毎年、年賀状が届く度にため息がでる。父には日本全国から届く。
そんな事をSNSに呟いた。
するとどうだろう。私も私もと、たくさんの反響があった。
そうか、僕だけじゃ無いんだ。仲間が大勢いた事、早く知りたかった。
自然な流れとして、同じ境遇の者同士、一度会おうという事になった。
彼らも大学生くらいの年齢だった。
集まったのは30人ほど。丁度ひとクラスくらいだ。
僕らは初めて会ったのに、なぜか前から交流があったかの様な気持ちになれた。同じ境遇だったからか。
楽しかった。皆んなも、また会おうと言ってくれた。絆を感じたよ。
それから僕らは何度か会った。
5年目の幹事から往復ハガキが届いた。
【5次会疑似クラス招集】
そう書かれたハガキの出席に○をつけた。
『本作品はamazon kindleで出版される410字の毎週ショートショート~一周年記念~ へ掲載される事についてたらはかにさんと合意済です』
410
たらはかにさんの企画です。いつもありがとうございます。
同窓会のお誘いが無くなって、どのくらいかな。会ってみたいと思いながら、この話しを書きました。同窓会というか、老人会になるかなあ、微妙?でもないか😄
