【クマ ニホンザル】 狂い始めた自然の歯車
こんにちは、kiyoです。
その日、サルたちを追って入った森の深部は荒廃していました。
枝は折れ、葉もつかない森。
サルたちはこの森を私に見せたくて連れてきてくれたのかもしれない。
「見てくれ、これが私たちが暮らしてる森なんだ」と。
二日前、関東地方に短時間に集中的に激しい風雨となりました。
ヒョウも降りました。
何かがおかしい。
自然の歯車が狂い始めてはいないか?
相変わらず奥山のクマが町に出てきます。
これはいったいなんなのか?

先人たちはクマを山の神と称え、畏敬の念を持って接してきました。私が野生動物観察活動をしているエリアは太古よりマタギによる狩猟で生きてきた村で、今でもクマは特別な生き物として考えている人が多いです。

山の民は、クマの行動から天変地異や気候の激しい変動などを察してきました。
今はクマの行動をそんなふうに捉える人はほとんどいません。

人里に現れるクマは黙々と捕獲し殺していくだけ。
クマの異常行動。
これは何かの予兆なのか?
クマは何かを訴えているのではないか?
何か自然の歯車が狂い始めている。
荒廃した森の中で樹皮だけをかじっているサルたちを見ながら、私は底知れぬ恐怖を感じるのです。
* ヘッダー画像、及び本文中の画像、動画は、注釈が無い限りは私本人の撮影 によるものです。
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