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他グルオタクから見るNCT WISHの凄さ

みなさんは「NCT WISH」という韓国アイドルグループをご存知だろうか。

私はもともと別の韓国アイドルグループを応援している。
だからといって、そのグループの曲しか聴かないタイプではない。

K-POPが好きだからこそ、普段から色々なグループの曲を聴くし、新曲が出ればとりあえず一度はチェックする。

そんな私が最近気づいたことがある。

気づけばプレイリストにNCT WISHの曲が増えているのだ。
正直に言うと、私はNCT WISHのファンではない。

アルバムを全形態買うわけでもなければ、全てのコンテンツを追っているわけでもない。

それでも「still dance」や「miracle」をはじめ、NCT WISHの曲は気づくと何度も再生してしまう。最近リリースされた「よーいどん」もそうだ。

なぜだろうと考えた時に気づいた。

NCT WISHはただ曲が良いだけのグループではない。

パフォーマンス、楽曲、グッズ、そして売り出し方。その全てが驚くほど計算されていて、一つの世界観として成立している。

そして他グルオタクだからこそ、その凄さがよく分かる。

今回は、NCT WISHのファンではない私が感じる「NCT WISHの凄さ」について書いてみたいと思う。

6人だからこそ難しいパフォーマンス

まず驚いたのはパフォーマンスだ。

NCT WISHは6人組という絶妙な人数で活動している。

一見するとちょうど良い人数に見えるかもしれないが、実はかなり難しい人数だと思う。

大人数グループのような迫力を出すには少なく、かといって少人数グループのように個人を際立たせるにも偶数人数特有の難しさがある。

奇数グループなら自然にセンターを置くことができるが、偶数グループはフォーメーション次第でバランスが崩れて見えてしまうことも少なくない。

それなのにNCT WISHのステージは全員が輝いて見える。

誰か一人だけが目立つのではなく、それぞれのメンバーに自然と視線が向くフォーメーションが組まれている。

センターが変わるたびに雰囲気も変化し、見ている側を飽きさせない。

6人という人数の難しさを感じさせないどころか、「6人だからこそ完成するパフォーマンス」を作り上げているように感じる。

全ての曲にNCT WISHらしさがある

そしてNCT WISHといえば楽曲だ。

私はNCT WISHの曲には全て「NCT WISHらしさ」があると思っている。

例えば「poppop」「steady」「NASA」。

曲調はそれぞれ違うのに、どれを聴いても「これはNCT WISHの曲だ」と分かる。

最近の男性K-POPグループは強いコンセプトやダークな世界観を打ち出すことが多い。

もちろんそれも魅力的だが、NCT WISHは一貫して青春や希望、爽やかさを歌い続けている。

だからこそ、どの曲を聴いてもグループの色がぶれない。

特に印象的だったのがTRFの「BOY MEETS GIRL」のカバーだ。

この選曲は本当に秀逸だと思う。

当時リアルタイムで聴いていた親世代には懐かしさを届けることができるし、『プリティーリズム』や『プリズムストーン』を通じてこの曲を知った私たち世代にも馴染みがある。

ただ昔の名曲をカバーするだけではない。

曲を聴いた瞬間に、その頃の思い出まで一緒に連れてきてくれる。

親世代には青春時代を、私たち世代には子どもの頃の記憶を。

世代を超えて共通の感情を生み出せる選曲は、簡単にできることではないと思う。

グッズが可愛い、だけじゃない

そして私が何より凄いと思っているのがグッズだ。

正直、ここに関してはK-POP界でもトップクラスだと思う。

最近では「Wish core」という言葉まで生まれた。

アイドルグッズから派生して、一つのファッションや世界観として認識されるようになったグループはそう多くない。

普通のアイドルグッズはライブやイベントの日だけ身につけることが多い。

うちわやペンライト、アクリルスタンドなどは、どうしても“推し活をする時のもの”というイメージが強い。

でもNCT WISHのグッズは違う。

色合いもデザインもサイズ感も普段使いしやすい。

バッグに少しアクセントが欲しい時にウィチュを付ける。

ポーチに付ける。

鍵に付ける。

それだけで気分が上がる。

ライブがある日だけではなく、学校へ行く日も、仕事へ行く日も、旅行へ行く日も、自然と生活の中に存在している。

推し活グッズというより、生活雑貨やファッションアイテムに近い感覚だ。

だからこそウィチュは単なるキャラクターではなく、NCT WISHというグループの象徴になったのだと思う。

SMエンターテインメントのマーケティングが上手すぎる


そしてここで忘れてはいけないのがSMエンターテインメントの存在だ。

SMは長年K-POP業界を引っ張ってきた大手事務所の一つだが、NCT WISHを見ていると改めてマーケティングの上手さを感じる。

単純に可愛いグッズを作ったのではない。

デビュー当初からNCT WISHが持つ青春、希望、星、夢といった世界観を徹底的に作り込み、その世界観を音楽にもビジュアルにもグッズにも落とし込んだ。

だからファンはグッズを買っている感覚ではない。

その世界観ごと手に入れている感覚に近い。

パフォーマンスも楽曲もグッズも、それぞれが独立して存在しているのではなく、全てが「NCT WISHらしさ」という一本の線で繋がっている。

だから一度ハマると抜け出せなくなる。

NCT WISHは“生活”を売っている

私はNCT WISHを見ていてこう思う。

NCT WISHはグッズを売っているのではなく、“NCT WISHのいる生活”を売っている。

だからファンは音楽だけでなく、その世界観そのものを好きになる。

朝、バッグについたウィチュを見る。

通学中にNCT WISHの曲を聴く。

友達と可愛いグッズの話をする。

そんな何気ない日常の中にNCT WISHが自然と存在している。

それはライブの日だけ盛り上がるアイドルとは少し違う魅力だと思う。

他グルオタクだからこそ分かる。

NCT WISHの凄さは、パフォーマンスや楽曲だけではない。

人々の日常の中に自然と入り込み、気づけば生活の一部になっていること。


それこそがNCT WISHというグループの最大の魅力なのだと思う。

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