ONEPIECE 第1174話「せかいで1ばんつよいもの」感想戦 王道は感動である。
はじめに
前回はこちら
今週もよろしくお願いいたします。
ネタバレ前提の記事となっておりますので、詳しく知りたい方は下記のリンクをご確認お願い致します。
それでは、どうぞ。
第一節「親子愛」

エルバフの母ちゃん達の行動により、神の騎士団が用意した船は転覆し、大ピンチのソマーズ。
子供たちは矢印の能力により、崖へとまっしぐら。このままでは、彼等は全員落下し、死亡すると言う末路を歩む羽目に。
エルバフの巨人たちも静止しようとしますが、イバイバの実の力とアロアロの実により、成す術無いまま、いよいよ、終末の時を迎えようとしておりました。
しかし、その状況になって、ソマーズは悦に浸ると言う天竜人らしい反応を見せて、この状況を楽しむことに。こいつ、救いが無さすぎる。その上、イム様に責任の一端を押し付ける無能ぶり。これは嫌われ神の騎士団だえ。
ソマーズは電伝虫を使い、PTA各位に対して、様々なトラブルにより、子供たちは転落死すると言う末路を報告することで絶望を煽ります。
キリンガムにすら、愛想つかされる位には、酷い行動を起こすソマーズ。この男には学習の二文字は存在しないんだろうな。こんなチャンスは二度と巡って来ないと言うのにね。
ソマーズの言葉により、子供たちは過去の行いを懺悔し始め、物語は終点の奈落へと突き進んでいくことに。ちょいちょい挟まるソマーズの顔が嫌すぎる。
最早、死の運命は避けられないと飛び込もうとする子供たちでしたが、それを引き留めたのは、他でも無い子供たちの母親たちでした。
リプリーやロード、アンジュ先生やそれぞれの親たちが茨が巻き付く子供たちと抱き着きながら、崖へと落ちて行ったのでした。
何だろう・・・。今回は情緒持っていかれたな。ソマーズの言ってることが強ち、間違いではないと言うのが、何とも悔しい。
正に自己犠牲が生み出した感動でしたね。流石に泣くわ、これはもう。
第二節「雷雪」

学校にくんなよ、オタクの兄貴とか恥ずかしいだろと言うキラーワードを吐いてしまうロードの弟・ピョルン君を受け止めるロード、親がいないヨハンナを受け止めるアンジェ先生(これで裏切者だったら、笑うしかない。先に言っておくね。疑ってごめんなさい。本当に申し訳ございませんでした。いつになったら、この人の疑い晴れるわけ?)、コロンを1人で死なせないリプリー等、それぞれの愛を証明するように、崖へと転落していく子供たちと親たち。
そんなの天罰でもなんでもなく、誰だって多かれ少なかれ、そういう感情の上に生きているものですよ。自分達を責めないで欲しい。悪いのは、どう考えても、神の騎士団だから。
ソマーズは鼻水流しながら、恍惚の笑みを浮かべ、愛故の殉死を高らかに悦ぶ姿を見せることに。清々しい程のクズぶりは、流石の天竜人だえ。腹がよじれる程の無駄死にと言う所とか、ヘイトMAX過ぎるだろ。
ソマーズの計画通り、無駄死にしたと思った子供たちとその親たちでしたが、その計画は大いなる竜と神によって、妨害されることとなります。
偶然にも、冥界から飛来したそれの背中に落ちて来た所にルフィの力によって、事なきを得ることとなるのですが、竜から早く降りろと告げられることに。

すると急に雪と雷が降り始めるエルバフの海岸際。森は解放のリズムに踊り始め、いよいよ、大本命登場が降臨します。
そこで出て来たヤルルの言葉が今回の締めワードとして、出て来ます。
「世にも珍しき雷雪の日に・・・・!!空を覆う巨獣現る。解放のドラムと共に太陽の神は現れる」

詳しくは本誌をご覧ください。
それは ドラゴンと言うには あまりにも大きすぎた
大きく ぶ厚く 重く そして 大雑把すぎた
それは 正に 巨獣だった
デカ過ぎんだろ・・・。
とんでもない質量を誇るそれは正に世界をぶっ壊す存在。これは禁断の悪魔の実に相応しい存在。ロキの化け物感が証明された場面でした。
こんな、世界の終末みたいな様相なのに、それを受け止めたシャンクスとか言う化け物。何でか、シャンクスなら止められるかと言う安心感もあるのは、何でだろう。シャンクス1人でやったら、相当だけども。
シャンクスの株上がりまくりだろ、これ?ヒグマの株も・・・cry
遂に現れたルフィ、ロキ軍団により、一掃されるMMA。これで神の騎士団が勝てる保険は存在するんですか?無理ゲー過ぎやしませんかね?
イム様軍子ありとはいえ、敵側から見たら、絶望の一言しか出て来ないのですが・・・。ММAよりもデカいし、簡単にやられてるし、どうしたらいいの?いくら、無限湧きとはいえ、メンタル折られるって。
一時期はボスと呼ばれてたロキですが、心の底からボスじゃなくて、味方で良かったと心から思う場面でした。
こんなボスキャラ、カイドウの時よりもきついってと言う感情しか出て来ないもの。デカいが全てじゃないとは言えよ、これはしんどいわ。
最近のONEPIECEは正にデカいは感動を体現してるよね。ただね、普通の大きさであっても、感動したいのですがね・・・。
次回はお休みですが、果たして、ここからの盤面をどうやって、神の騎士団は立て直していくのでしょうか?
第三節「振り返り」
今週をまとめるとこのような形と相成りました。
ソマーズ聖の他責思考が感動を呼び込んだ。
それぞれの形の愛が証明された神回。本当の強さとは何なのか。
ニーズヘッグの登場により、神の騎士団大ピンチの予感。
・ソマーズ聖の人間性

今回のМVPと言えば、ソマーズと言っても、過言では無いでしょう。彼の卑劣な思考が多くの共感を得たとなるととんでもない噛ませ犬としか言いようがございませんな。
この男は不死身と言うバフに感けているだけの快楽主義者と言うのが、本質なんでしょうね。
典型的な天竜人を象徴する存在。それこそが、ソマーズと言う人間と言うことなのかと思われます。バランスとっているんだよね、きっと。
・私欲に走り、シャクヤクを奪おうとするも、レイリーにボコられる。
・シャンクス取り返そうとするも、レイリーとギャバンにボコられる。
・子供たちに茨を付与。誘拐計画に貢献。
・サウロやロビンを打ち倒す。
・ギャバンと交戦し、真っ二つになるも再生していた。
・エルバフの本気により、船が転落。子供たちも親諸共転落と言う計画にシフトチェンジして、恍惚の表情を浮かべる。
その上、天竜人特有の慢心と他責思考が輪をかけて酷くなっている印象が拭えませんね。その上、学習意欲が無いから、失敗を教訓として生かし切れてない所とかが、全面に押し出ていました。
任務よりも己自身の感情を優先している所とかが、如何にも天竜人らしいですね。清々しいけど、嫌悪感しか湧いて来ないこの感覚は大事にしたいですね。ボコボコにやられた時のね。
キリンガムにすら、呆れ果てた態度取られるとか、救えないよなぁしか出て来ないよ。
ソマーズの視点で言うなら、ルフィ達が居ないから、安全。また誘拐出来るだろうと言う安易な考えなんでしょうね。そもそも、それを計算に入れて、動けるタイプでもないし、神の騎士団内での立場が低いのでは?と言われているキャラなだけにね。
こういうのって、己自身の心の弱さが起因しているのかな?自分の立場が危うくなったから来る精神衛生の為の自衛行為の一つなんでしょうか?
本当の強者とは、己の弱さに向き合う強さを持っているものだと僕は考察します。しかし、彼にとっての強さとは、強い力に依存し、ピンチになった時の先での思考停止が発生し、何も考えられなくなると言った傾向が強く、私利私欲に動いてしまうものと思われます。
だから、レイリーやギャバンに何度斬られても、学習しないんでしょうね。しかも、倒せる方法が覇王色で斬る以外の選択肢が無いとしたら、慢心しない方がおかしいと言う視点もございます。
それなりの実力者であるはずなのに、精神性で言えば、これまでの敵キャラよりも弱く愚かに見えるのは、虚しいね。イム様に対する敬意も無いし、自分さえ良ければそれでいいを地で行く男なのに、どうして今の今まで生きて来たのだろうと我ながら考えるばかりです。
これを全部イム様に聴かれているとなるとソマーズは最終的にどのように消えるのか、今一番の楽しみはそれしかございませんな。
これでも生きてたら、本当にどうするつもり何というレベルの失態だからな。
ここで遂にルフィ達が登場し、あれだけの存在見ても尚、それを言える覚悟がソマーズにあるのでしょうか?
最後の表情が答えだったと思われるので、どうにかこうにか、始末される未来を心よりお祈り申し上げます
・つよいもの

エルバフの誘拐された子供たちが麦わら海賊団を表現してる説あるけど、誰がどれなんだろうとは考えたこと無かった。
しかし、今回は少しばかり、誰がどのキャラなんだろうと考えてしまいました。今すぐに答えは出せないのが、本音ではありますが。
王道の展開だけど、此処まで胸に来る展開を用意できる尾田先生は流石としか言いようがありませんな。
様々な形で見せつけられる自己犠牲と言う愛が見えて、流石に泣きますわ、これはね。ソマーズの言う通りになってるのが、きつい。ソマーズのベクトルとは違うことだけは確か。
リプリーのあんた一人で死なせないの場面は涙出ちゃうよ。たった一人の息子だもんな。そんな茨なんて、わけないのですよ。これが愛の力なんすね。
子供一人死なせる位なら、自分も死ぬ。これが親なんだなと思うととんでもないエネルギーと言うわけですよ。
それは両親に限らず、祖父や兄、更には先生に至るまで。それぞれの愛が示された形となり、心に残る回へと昇華した次第でございます。
恐いもの扱いしてたけど、アンタを強く守るために生きてると発するベントの母ちゃんもカッコいいよなぁ。こういう所にMMAが仮初の存在なんだと思い知るばかりです。
本当の怖いものとは、形ばかりの存在ではなく、心が伴ってこそなんだと言うこと。心の無い具現化は体を為しているだけで、何処まで行っても虚像なんだなと言う描き方と予測致します。
どんどん、株が上がっていくロードの優しさが切ない。あんなマイナスから、ようも駆け上がって来たなと心から思うばかりです。
お母さんの呼び方がママ、お母さん、オカン、母ちゃん、母さんと言う仕様変化は日本語ならではの面白さよね。海外だったら、早々、パターンが無いと思われるので。
そんな愛の力が最終的にルフィとロキ達の下に降り立って、助かると言うのも、配置の妙ですわな。
あの2人が冥界に居なかったら、実現しなかった流れなだけにね。チクチクするからと言う所から察するにまだ解除されてない可能性高いから、不用意な発言は出来ない現状ですが。
ルフィえもんの覇気でどうにかこうにか、解除して下さいよ。
こうして、出て来たのが、ルフィとロキと言う大本命。本当の強さを手に入れた2人と言うのが、激熱展開だよなぁ。
・ニーズヘッグ説

詳しくはこちらのリンクをご確認頂けると助かるのですが、とても面白い内容となっております。
正に今後の展開を占うような内容になっていると思われますので。
語釈は「怒りに燃えてうずくまる者」と言うのが、如何にもロキらしいし、ラタトスクと言うリスと一緒に居たは雷鉄を刺しているとしても、ここまでを予想出来た人は果たして、存在したのでしょうか?
終末の日に翼に死者を乗せて飛翔する黒きドラゴンとして登場すると言うのも、今回を象徴しているような気がするので、何だかわくわくしちゃいますね。
言ってしまえば、堕ちて来た人が冥界に落ちたから、死者と言う考え方なら、そういうことかもしれません。
何だったら、一度死んでいたルフィもそれだとするとこの説を補強するには、充分では無いでしょうか?

未だ、悪魔の実の内容が未確定なので、説で留めておきましょうね。
ヤルルの仰ってた予言って、何なんだろうと言う疑問は尽きませんな。本当に何処からそれ湧いて来たんだよと思う。神典か、神典なのか?
こんなドラゴン出てきたら、そりゃ、ハイルディン達が必死に抵抗もするし、エルバフからの弾圧は酷くなるわな。味方判定された前提とはいえ。
第二節でも触れましたが、これはシャンクス単騎で倒したは絶対ないと思うけれども、REDの時のように赤髪海賊団全員でレイドしたが正しい印象を受けます。
こんな敵を何とかできる程、シャンクス強かったら、相当だぞ相当。それはもう、カイドウも五老星も沈めることが出来るレベルの強者だぞ。
デカければいいってものでも無いし、デカいから、強いは比例しないと考えることも出来るのだけど。
しかし、そんなロキであっても、世界政府倒せなかったと思うととんでもない組織だよなと思う。外に出たけれど、その悲願が達成されなかったと思うとより一層そう思う。
その上でビッグマムがロキとの縁談破断したことを思うとそりゃ、ローラに対して八つ当たりするのは、当然としか言いようがない。
ロキが使えたらの話だし、絶対に断るだろうから、何処まで行っても、たらればでしかないと言う前提なのでしょうけれども。
正直な話し、この配置を見るにサンジがソマーズ倒す未来が見えなくなって来た気がする。一番いいのは、ソマーズ踏み潰されたらいいのにねと言う回答でした。
これとこれから、軍子イムとソマーズで戦うの無理じゃない?軍子イムは良いとしても、ソマーズは戦力外過ぎやしませんかね?規格外の大きさで相手にされなさそう。
正に破壊者と言う異名に相応しい見た目のロキだけど、人格奪われそうになってない?言い回しが別キャラのように捉えることも出来そうに見えるのは、気のせいでしょうか?
こうなって来るとルフィ達が軍子イムと直接対決する流れは良いとして、キリンガムと言う泣いても良いアイツは誰と戦うが滅茶苦茶気になるな。
今一番イム様の為に戦ってるアイツが、これからどんな働きをするのかも注目だし、彼だけは救われて欲しいでございます。
個人的にはゾロさんと戦闘して欲しいのですが、そのゾロさんが大ピンチだからなぁ・・・。どうなっていることやら?
ジンベエの兄貴にも頑張って欲しいのですが、その辺りはどうなることになるのでしょうか?
最終節「最後に」
今週も最後までありがとうございました。
遂にニカルフィとロキの登場したことでこれまでの盤上は一気に崩壊し、ルフィ達のターンに完全に切り替わる予感しかしませんわ。
軍子イムは最強だから、やり合える可能性は高いとしても、本当に勝てる未来が見えないのは、きっと僕だけは無いと信じたいばかりです。
ニカルフィって、凄く批判の多いキャラじゃないですか。ずっと笑ってるだけで、不気味とか昔のルフィじゃないみたいな。
最後まで笑っていられるヤツが強いとか、皆を笑顔を振りまく為と言う所で納得していると言った所に落ち着いています。
そこは尾田栄一郎先生のポリシーであり、信条なんじゃないかなと考えていると言うのは、僕個人の主観によるものが大きいのですが。
それ抜きにしても、ずっと笑ってる存在は流石に不気味と言うのも、一理あるのも、真実ではありますね。
今後の展開に期待したのが、一つですが、もう一つだけ言いたいことがあります。
デカいキャラクターを登場させるのも良いのですが、もう少し等身大の戦いも見たいと言うのは、我儘でしょうか?
巨大は感動かもしれないけれども、食傷気味になっているのも事実。エルバフの土地にそれを求めるのは、愚かと承知の上で。
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