ONEPIECE 第1168話「エルバフの雪」感想戦 契約内容はちゃんと確認しないとダメだよね。
はじめに
前回はこちら
今週もどうぞ、宜しくお願いします。
今回も内容盛り沢山でお送りいたします。
ネタバレ前提の内容となりますので、下記のリンクをご確認下さいませ。
それでは、どうぞ。
第1168話「エルバフの雪」感想戦
今回をまとめるとこのような形になります。
イーダ死す。彼女の夢は叶ったのかな?
分かり合えない2人の兄弟。
ハラルド、神の騎士団入りするも、嵌められる。
景色が変わっていく。見えていく真実。
大量虐殺の陰にあった事実の一端が明らかになりそう?
第1節 「イーダの夢」

時は現在から、15年前。イーダが亡くなった翌年。
いよいよ、交易も盛んとなったエルバフは最盛期を迎えます。
これまでの軍事力ではなく、交易を通しての平和政策は成功しているように思えました。
こういう所は、カイドウやマムとの違いを思い知りますね。軍事力こそ全てと言う考えに至ってる2人とは違う生き方なので。
これまでの軍事力が全てではなく、歩み寄ることを知ったハラルドの姿は何処か、前向きな姿勢に思えました。
それは亡くなる前のイーダとハラルドとの会話の中で、エルバフは平和になったと嬉しそうに話す彼女の姿がありました。
悪習を減らすのではなく、文化を大切にすべきと言うイーダの言葉は、現代社会に於いて、難しい問題ではありますね。
どうしても、人間はそのバランスをとることが、とても難しいだけにね。
ハラルドは、ずっとイーダを正妻として、迎えたいと言ってましたが、彼女にとって、結婚する以上に大事だったことは、ハラルドの頑張る姿を陰ながら、見守ることだったのでは無いでしょうか?
しかし、ハラルドの思いも虚しく、イーダはこの世を去ります。
その後、ハイルディンが駆け付けますが、時既に遅く。対照的に留置所にぶち込まれているロキが切ないですね。
第2節 「深海契約」

14年前となり、マリージョアにて、シャンクスは失踪してしまいました。
こうなって来るとシャンクスの目的は果たされたと言っていいのでしょう。それがどういう理由かは、今後明らかになりそうですが。
その結果、遂に次点で神の騎士団入りを果たしたハラルドは、深海契約を果たします。
イム様との謁見の末、遂に神の騎士団として、不死身の能力を得たハラルド。彼の下に五芒星(アビス)を敷くようにと指示を頂き、それこそが、最後の任務として、エルバフを世界政府の加盟国に認めることを宣言されます。
ジーベックとの別れから、長い時を経て、遂にハラルドの願いが叶う瞬間が訪れようとしていました。
しかし、エルバフに帰還したハラルドでしたが、イム様の最後の任務とは、巨人族の軍を編成し、世界政府に貢献せよと言う理不尽極まりない要求でした。
ようやく騙されたことに気付いたハラルドでしたが、イム様に彼の言葉が届く訳もなく、口答えするなの1点張りでした。
そこで明かされる深海契約の内容。それは不死と力を得る代わりに、イム様に「命令」に服従すると言う最悪な契約だったのです。
余談ですが、今週のウィッチウォッチと話しが似てて、笑えなかった。契約を交わす前に説明なしは良くないよな。契約不履行にしたいね。
ハラルドは自分達が騙されて、エルバフの戦士達を奴隷にする為に利用されただけだったことを知り、衛兵たちを呼び出します。
ハラルドは柱に自らを括りつけるよう、衛兵に指示した後、ロキとヤルルを招集するように言い放ちます。
そして、物語はアウルスト城で起きた大量虐殺に戻ろうとしています。
名君ハラルドが、命を落とすのだが・・・と言う意味深な終わり方がとても気になりますが。
ここまで勘違いしていたのですが、ロキ視点で全てを話していたと考えていたけれど、実際は神の視点での注釈であり、ロキ視点で話すのは、ここからと言うことなのかな?
来週は休載となります。次回は12月22日発売の4・5合併号となります。
第3節 「振り返り」
・景色が変わる

これまで、過去編が始まるまでは、ハラルドは良い王様と言われながら、政府に加担するような卑劣な王様と勘違いしていましたが、文字通りの名君と言うことが判明し、眼から鱗でございます。
本当にジーベックの予想は正しかったけれど、だからと言って、ハラルドに何が出来た訳でも無いし、信じる相手が悪かったとしか、言いようがないと言うか。
そもそも、世界政府と言うこの世界の中枢が本来であれば、世界の治安を守る存在と考えるのは、ごく自然なことで、それに縋ることが悪いことだなんて、大体の人は考えたりもしません。
このワンピ世界の質が悪いのは、情報操作は当たり前(現実世界も同じだと思いますが)で、信頼できる情報が行き渡るなんてことはあり得ない世界なだけに、ハラルドがここに縋ることは何も悪くないのです。だからこそ、このワンピ世界は救えないのです。
結局の所、イーダがここまでの平和政策をハラルドに押し進めた真意は分からないまま、この世を去りましたが、きっと、故郷が酷い島だったのでしょうね。
その辺りをSBSに投函して、真意を確かめたい所ではありますが。
ロキもまた、以前より明言されていましたが、いい子だったことが今回の話数でより深く伝わった気が致します。
全てを話さずに全てを自分ひとりで抑え込もうとしていたのは、皆に余計な火の粉を降りかからないようにする為だったからなのかな。
ロキの抱えていたものを思うとどれだけ、心痛お察し致します。何たって、母親のように慕ってた人の死に目にも立ち会えなかったのだから。
この事実を知り、ハイルディンがどのような形でロキを見つめ直すのか、注目したい所ではありますが、こういうの見る度に考えさせられることがあります。
目に見える情報が全てでは無いと言うこと。その先の真実を知りたかったら、色んな所にアンテナ貼って、それを理解し、読み取る力が必要と言うことだと僕は考えます。
それでも、何も知らないのは、当たり前なんで、知らないことが悪い訳ではなく、当たり前に出て来る情報全てが正しいと鵜呑みにするのではなく、ちゃんと考えないといけないと言うことだけです。
だからこそ、これを通して、皆が理解し合えるといいけれど。
こうやって、その人の考えていることが丁寧に明らかになっていくのは、美しいですよね。
ちゃんと理由付けになっている気がするのが、実に美しい。
何処かの考察記事にて、ハイルディンが全巨人族を統一し巨人族の王になりたいと願う所には、母親・イーダのことが関わっているのでは?には、なるほどと思いました。ロキには任せるなんて、論外よな。王居ないし。
イーダの言う平和政策も、ハラルドの願いも叶っては居ないからね。だからこそ、このまま、因習塗れのエルバフよりも、外の世界に出たハイルディンの覚悟は相当なものとは思います。
しかも、ハラルドも死んでしまったことが、彼を海へと駆り立てたと思うと壮大な物語過ぎやしませんかねぇ。
その所為で両親の死に際に立ち会えなくて、その責任の全てがロキに向くのは、因果な話ですね。
エルバフ編に限らず、ONEPIECE世界の景色が多角的な解説でより深く理解出来るのは、とてもタメになるから、大好きです。
・大量虐殺の行方

シャンクスが逃亡した結果、ハラルドに深海契約が向くのは、皮肉でしか無いですね。
要するにシャンクスは、何かしらの成果を得たからなのか、ただ単に自身の生まれ故郷を見たかっただけなのかは、さておき。
深海契約とか言う悪徳契約により、力を得たハラルドに対する五老星もとい、ナス寿郎聖の兵器と言う言葉が全てだよなと思いました。
そうなって来ると深々海契約って、どんな悪質な契約だったりするのでしょうか。命令に絶対服従以上なのか、それとも、五老星を異形化させる力なのか?
ただ、不死身の力を与えるだけってのも、釈然としないし、イム様と意思疎通できて、自由に操作できるだけなのと黒転支配の違いって、何なんだろうか?
兵器と言ってる辺り、深海契約には、まだまだ謎が隠されていそうな気が致しますね。当たり前ではございますが。
これまでの浅海契約のマークにツノが印字されることで、契約が更に上の段階へと昇格したと言うことでよろしいでしょうか?
しかし、世界政府の中心にいる人物が、契約に使うマークに骨の印を使うって、改めて見ても、皮肉でしかない。
それとこの契約によって、五老星は元々は良い人だった説が再燃していますが、正直、その展開はお腹いっぱいなんで、もういいっすわ。
きっと、長い事生きているから、人格が劣化しているのでしょうけども。
長生きすることは美徳ではあるけれど、それが権力となって来ると話しは変わって来るからなぁ。
絶対服従の契約を結んでしまったハラルドですが、イム様との対話の中で気になるものがあります。
ヌシア一人で背負える程度の歴史と言うのも、空白の100年に関わって来るのでしょうね。
いつも思うけど、本当に何でこうも、何百年前の歴史を引っ張り上げて、責任を押し付けたりするのでしょう。過去は過去なのにね。
押し付けがましいとしか言いようがない反面、本当にここ数年、暴力的だったので、しゃあないと言う意見も多数。
ビッグマムですら、巨人族の軍団を作りあげることの為に政略結婚を企て、ベガパンクやシーザーですら、巨人族の子供を作りあげるのは、不可能と断じているだけに、ただただデカい兵士さえ居れば、そりゃ、皆喉から手が出る程、欲しいのは、自明の理ではあるけれど。

こうなって来るとハラルドのしくじりと言うには、神の騎士団側に於ける拡大解釈であって、ハラルドもロキも自分達の自衛のためにここまでやって来た偉業にしか見えないのですが。
神の騎士団としては、ここまでお膳立てしておいて、今更、ちゃぶ台返しされる気分と言うのは、理解出来ますが、それをしくじりと解釈するには、無理があると言うか。
こうなって来るとハラルドと神の騎士団って、それなりに信頼関係を築き上げていたからこそのしくじりと言う解釈でよろしいでしょうか?墓参り来るくらいだから、分かっては居たけれど。逆恨みやん。
ある意味では、ハラルドが巻き込んでしまったしくじりと言われたら、それはそうですけど・・・。
彼の所為で、世界政府の一員になる為の切欠ではなく、自分達の文化を滅ぼしかねない理由を作るだけにね。
こんなことが明らかになったら、ロキが全ての責任を自分に被るのは、当然だし、父親が政府の駒と分かれば、これまで築き上げたエルバフの平和が崩れてしまうからね。
その結果が、神の騎士団によるエルバフ侵略と言うのは、何とも切ないけれど。
いつも考えるけど、ハイルディンはいつも肝心な時に居ないよね。
やってることが、猗窩座なんよ。肝心な時に何も出来ないと言うね。何処まで行っても、タイミングが悪いと言う。
悪いことではないのだけど、自分はいつだって、外野で周りの言葉に振り回されるポジションって、しんどいと思います。
そもそもの産まれが、ハブられてる所からスタートなのが、余計に彼の人生を暗示しているみたいで、嫌になります。
ロキもハイルディンも間違ってないと言うのが、何ともやり切れないのが、哀しい。
だからこそ、これを切欠にこの哀しい物語の中心になって欲しいですね。
そして、最後の名君・ハラルドが命を落とすのだがですが、どう考えても、黒転支配されてしまうので、どうやって倒されるのでしょうか?
覇王色の質量をぶつけるしかないのか、それとも、エルバフに伝わる禁断の悪魔の実で解決するのか?質量であれば、シャンクスやギャバンが駆け付けるから、それはそれでいいのか。
こうなって来るとロキの方が主人公感強くて、格落ちと言う訳じゃないけれど、ハイルディンが可哀想になって来たのは、僕だけでしょうか?
次回はお休みですが、いよいよ、ロキの食した悪魔の実が判明するのでしょうか?
最終節 最後に

今週も最後までありがとうございました。
大河ドラマみたいな密の濃い内容でしたが、皆さんはどうお考えですか?
イーダが実は毒分かっていたとか、村だったエルバフが国と言う単位の集団に入れ替わったとか、実はロキは拘束されたのではなく、保護されていた等、今回も様々な説が飛び交うONEPIECEでした。
確かにロキが、あのまま、世界を飛び出していたら、とんでもないことになってたし、簡単にイム様の玩具にされていたと思うと納得出来ますが。
どちらにせよ、今回の件でお前が学ぶべき教訓は
「契約内容はちゃんと双方の同意を得た上で為すべき」何だろうなぁ。
絶対にイム様側がそんな不都合を言う訳が無いけれども。
最後まで読んでくれた貴方とONEPIECE大好きな君は
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どうぞ宜しくお願いします!それでは!
PS 解放のニカパンチは泣いた。

