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NDフィルターの決定版!? ~NiSi TRUE COLOR VARIO~

ミラーレスなどの一眼カメラで動画撮影をする時の必需品「NDフィルター」についてのお話です。

今回ご紹介するのはNiSiというメーカーから発売されている「TRUE COLOR VARIO 1-5stops (ND2~32)」という商品です。

以前、FX30の装備の記事内でも軽く紹介させていただきましたが、今回はより詳しく紹介したいと思います。

特徴 1 色かぶりが少ない

何と言ってもこのこの ND フィルターの長所は色被り(色転び)が少ないことです。

NDフィルターを使うとどうしても多少は色が変化してしまうので、編集時にカレコレして調整してあげる必要があります。

DaVinci Resolveのカラーページ

難しい作業ではないのですが(求める品質によります)、これがたくさん積み重なると結構な時間を取られます。

つまり、色被りが少ないNDフィルターを使えばその作業を減らすことができるので、他の編集を追い込む時間を増やすことができます。

多少金額が高いNDフィルターでも時間を買えると思えば安いのではないでしょうか。

NisiのNDフィルターを使う前は安価な可変NDフィルターを使っていたのですが、盛大に色味が変化するので、編集時はため息が止まりませんでした。

カラコレで時間を使って色を追い込んでも、なかなか納得できる状態にできなくて、仕方なく妥協したこともありました。

そういった苦労を経験された方なら、色被りが少ないNDフィルターのありがたみが痛感できるのではないでしょうか。

ではNisiのNDフィルターを使えば色被りが100%なくなるのかと言えばそんなことはないです。

レンズの前にフィルターを付けるのですから、多少は影響が出てきます。

あくまで安物のNDフィルターと比べれば色被りが減ったということですので、この記事でも「色被りがない」ではなく「色被りが少ない」という表現にしています。ご了承ください。

色被りが少ないことによるもう1つメリット

NDフィルターの弱点とも言えるのが取り外しの手間ではないでしょうか。

フィルターを外そうとしている間にシャッターチャンスを逃してしまった方もおられるかもしれません。

少し横着な話になるのですが、色被りが少ないことによってNDフィルターを付けたままでも撮影できてしまいます。

もちろん不必要な場合は外すのが最適ではあるのですが、付け外しの時間が惜しいというシーンもあると思います。特にワンオペのときなどは。

そんな時はこのNDフィルターの濃度を最薄にして撮影してしまうという裏技?もあります。これも色被りが少ないからこそできる技でしょうか。

こんな使用の仕方を想定してのことなのかは分かりませんが、一番薄い状態にするとND2というかなり濃度が薄い状態になりますので、

少し暗い程度のシーンでしたら撮れてしまします。

余談ですが可変NDフィルターに「濃度ゼロ(ND0)」の状態があれば付け外しから解放されるのになぁと思うときがあります。たぶん構造的に無理なんでしょうね。

お金を貯めてNDフィルター内蔵のカメラを買います(キャノンのC70とかC80とか)。

特徴2 ストッパー付き

最も薄い状態。これ以上は目盛りは動かない

これは地味なんですけれど、とても助かる機能ですね。

以前使っていた可変NDフィルターはストッパーが無くて、濃度を調整するときに手ごたえをが無くて困ることがありました。

ちょっとした力加減で目盛りが最薄もしくは最濃を通り越してしまうので、しっかり目盛りを見ながら微調整しないといけないという手間がありました。

Nisiの可変NDフィルターは下限と上限にストッパーがあり、それ以上目盛りが進むことはありません。

このストレスから解放される喜びは地味だけど大きいです。

特徴3 キャップ・ポーチ付き

キャップ付属

これも細かいところですがありがたいです。

レンズにNDフィルターを付けるとレンズキャップが付けられなくなってしまうのですが、このNDフィルター専用のキャップが付属しています。

レンズキャップと比べてしまうと若干付け外しはしづらいですが、フィルターを付けままにできるのでかなり便利です。

ポーチまで付いてくる

さらにケースとポーチまで付属しています。使わないときはこの中に入れてカメラバッグに入れています。

要望1 NDフィルターの濃度

良い点ばかり書きましたが、ここが改良されたらもっと良いのになと思うところも書いておきます。

まずNDフィルターの濃度ですが最も濃い状態でND32となっていますが、これが快晴の屋外だと少し足りない時があります。

最も濃い状態。これでも薄いときがある

F値を多少絞ってやれば良いだけの話ではあるのですが、時には絞りたくないシーンもあるかと思います。

同じ系列のNDフィルター(可変ではない)が出ているので、そちらを1枚足してあげれば解決はするのですが、

わがままな要求だとは思いつつ、できれば可変NDフィルター1枚で解決できれば最高だなと思います。

余談 NDフィルターの付け外しは面倒

今回紹介させていただいたNisiの可変NDフィルターに限った話ではないのですが、

やっぱりNDフィルターの付け外しは面倒だなと思います。

ねじ込み式フィルターをマグネット式に変換できるリングも様々なメーカーから発売されているので、試してみようかなと思っています。

KANIから発売されているマグネットクイックリリースは空転防止機構が付いていて可変NDフィルターと相性が良さそうです。

ケラレが出るというレビューも見かけますが、利便性とどちらを取るかという感じでしょうか。

まとめ

NisiのTRUE COLOR VARIOは金額的に結構値が張るので、どうしても安価な可変NDフィルターに目移りしがちですが、

私もそうやって失敗して結局こちらに行きついた人ですので、最初からこちらも買っておけば良かったかなと思います。

何にこだわるかは人それぞれですので、決してどちらが優れていると言うわけではありませんが、

私個人の感想としてはこちらに買い替えて幸せになれました。

同じように悩まれている方の参考になれば幸いです。


滋賀県で映像制作等をしております。良ければホームページをのぞいていってください。


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