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【End】Tetsu Tigre’s Journey : The Oath of the Knight

【注】
この物語は黄金編(パッチ7.0)のストーリークリア前後の流れに触れており、一部ネタバレがありますのでご注意ください。固有名詞等はすべて公式設定に準じています。



“To face the beast within is the oath of a true knight.”
 
(内なる獣と向き合うことこそ、真の騎士の誓い)



◇あらすじ
テツはアルカディアの闘士たちを救う戦いの後、自身の意味性に揺れていた。闘士たちが魔物の魂に侵され獣へ堕ちる姿、黄金郷の高度なテクノロジーでデータ化された人々の記憶、そして戦いの果てに己が“人でなくなる未来”の幻影――それらが彼の心を深く蝕み、不安にさせる。そして、夢の中でテツは自分と鏡写しとなった“獣のような自己”と対峙する。



おれは、ベッドに座って自分の手を見た。

白い機械鎧に覆われた自分の右手は、ただ沈黙していた。
まるでおれの手ではないみたいに…特に、何も語らなかった。


アレクサンドリア連王国の都市、ソリューション・ナインで行われていた民衆向けの興行≪アルカディア≫は人ならざる能力を用いて戦う闘士たちが接戦を繰り広げることで盛り上がるものだった。
闘士たちの能力はレギュレーターという装置に記録された魔物の魂を自らの身体に憑依させて戦うというもので、人間同士の戦いではできない死闘を観客がわが事のように楽しむことができる、というのが売りのひとつだった。

おれ自身はその興行に特別な興味はなかったものの、この興行の運営担当のメテムというミララ族の男に目をつけられた。
闘士たちが肉体を強化する際に注入する魔物の魂には副作用があり、その副作用とは 魂触症こんしょくしょうと呼ばれるものでやがて死に至る。その病の治療とこれ以上の拡大防止のために、能力の高い冒険者としてアルカディアの統一王者となってほしい。おれはその依頼を引き受けることとなった。

闘士たちと戦ったおれは、彼らが人ならざる獣の姿になるのを何度も見た。
観客は熱狂していたが、おれは自分の目で見てしまった。 闘士の瞳が、歓声とは無関係に――“人ではない光”に変わる瞬間を。

幻影として再生された、闘士との対戦相手たちのデータとともに、おれは戦い、勝った。データとして共に戦った相手とおれは勝利を共有することはなかった…彼らはその名の通り、データだったから。


おれはアルカディアの闘士に用意された専用の個室で一人過ごしていた。
無言でベッドに座り、何をするでもなく部屋の隅を見つめた。
部屋の片隅にはおれの旅鞄が置いてあった。おれは、その旅鞄をじっと見つめた。鞄の端の方からモーグリの絵がついた細長い棒が見える…シャボン玉の筒だった。まだトライヨラに発つ前にウルダハの市場で買って、その筒でアオにシャボン玉をふいてやっていた。ここまで持ってきてしまったのは、急な旅の準備の忙しさで、間違えて入れっぱなしにしてしまっていたらしい。おれは何をするでもなくそれを取り出し、シャボン玉をふこうと思った。なんでもいいから、何かをしたかった。

シャボン玉の液体が入っている筒には、モーグリの絵柄が描かれていた。子ども向けにラッピングされたおもちゃだった。大人のおれが持っていても、当然場違いで全然似合わない。おもちゃの構造は単純で、筒の中にあるシャボン玉の液体にリングを通して、吹く。シンプルだった。

おれは液体にリングを浸し、リングの中に呼気を吹き込んだ。その呼気に押されて、シャボン玉がいくつも形になり、漂った。

シャボン玉がいくつも部屋を漂うのを見て、おれは何となく気分が上向きになるのを感じた。



おれがトライヨラの旅で見たものは少しばかり、重すぎた。
このアルカディアでは興行を陰から操っていたオーナーをなんとか倒したが、もしオーナーを倒せず、あのままレギュレーターが外せなかったら、闘士たちはどうなっていたのだろう。人ならざるものに変態しようとしている闘士たちの苦悩に触れ、なんとか危機は脱したものの、アルカディアの闘士たちが人ならざるものに変態した姿を見た今となっては、人と魔物の境界線についての定義はむずかしく、言葉にしがたい疲れがおれを覆っていた。

リビング・メモリーで見た人間たちの姿も辛かった。

誰かを犠牲にして成り立つ在り方、データの死はそのまま自分の死を意味すると知っていて、それでも消去を願う姿。あのデータ群の集まりは、自分の根源的な存在不安を刺激した。

データ化されたアレクサンドリア連王国の人間たち。魂のデータ化。シャットダウンされた人間のデータの群れ。……もし、おれもあの中の人間の一人だったら?あそこでは人間の魂は全てデータとなり、死とその記憶さえもレギュレーターという装置で管理されていた。もし、リールーとアオのデータが雷のエレクトロープの力で「データ」になっていたとしたら、二人はシャットダウンで消えたのだろうか。もし、そうなったら、おれは一体どうするのか…考えただけで、信じていたものがぼろぼろと砂のように手から崩れ落ちていくようだった。


…おれはふと、自分が小さい頃のことを思い出した。幼いころ、親がそばにおらず、友だちも誰もいなくなり、おれを知らない人間たちの中でたった一人きりになったらどうするのだろう、という根源的な不安…それは自分を知っている人が誰もいなくなるから、おれはおれでいられなくなるからなのだろう、と考えた。

強さを求めすぎれば、人は壊れる。
記憶データだけになってしまえば、人はあっけなく消える。
じゃあ――おれを“人”として成り立たせているものは、なんだ。

シャボン玉が無音で舞った。虹色の光はおれの憂鬱な想いをほんの少しだけ、軽やかにしてくれるようだった。

おれがおれである本当の理由などいまだにわからない。

ただ目の前の事を我武者羅にこなし、いつの間にか年をとって、こんな所まで来てしまった。そういう感じだ。が―このシャボン玉に映る幼い自分の記憶、それまでの自分の思い出、ウルダハのリールーとアオ…少なくともそれはおれにとっては確かな真実だ。戻ったら、アオにシャボン玉を吹いてやりたい…強くそう思った。

シャボン玉が消えた。
おれはそれを見届けた後、ベッドに寝転がった。ただ白茶けたタイルの天井を見つめた。身体も心も疲れ切っていた。横を向いて、少しだけ身体を丸めた。そのまま、いつのまにかおれはベッドの上で静かに眠りに入っていた。


……人工的な紫の光が、揺らぐ。
冷たく、温度のない光が。

シャボン玉が夜よりも暗い、光のない空間にいくつか浮いている。その空間で、アオが一人でシャボン玉を吹いていた。おれの視界からも、アオの小さな身体が見えた。アオはシャボン玉を吹いていた。自分が吹くと次々と現れる小さな泡を不思議そうに見つめ、歯を見せてくすくすと笑った。おれはアオを見つめていた。

アオの吹いたシャボン玉が不意に揺らぎ、割れた。

アオは不思議そうに、シャボン玉が消えた方向を見つめる。アオはおれに気が付いていない。他のシャボン玉も同時に次々と割れていった。
シャボン玉に映りこんでいたアオの笑顔が一瞬映り、そして割れた。

玉が全て消える前にあいつを抱きしめよう。
おれはアオに近づくために、走った。アオはおれが距離を縮める前に、不意に消えた。おれは顔をゆがめてしまった。この世にたった一つしかない、愛する宝物が消えてしまった。

暗闇でおれは必死に周りを見渡し―やがて強い人工光が目に入った。
アオはどこにもいなかった。

人工光の輝く空間は、アレクサンドリア連王国にたどり着く前に通り過ぎた、ヴァンガードという冷たい要塞の光景だった。おれは他人のような視点で、その要塞の奥に立っている男を真正面から眺めた。男は乳白色の機械鎧で全身を覆い、およそ人間味を感じない機械じみた顔立ちに碧色の双眸をしている。…見覚えがある。そう、 おれ・・だった。

要塞の奥に誰かがやってきた。

それは、冒険者のようだった。冒険者はエオルゼアの旅装束を身に付けており、この要塞とともに冒険者の脅威と化したおれと相対しているようだった。おれはその冒険者を見て目を伏せ…ただ笑っていた。おれの口元だけがわずかにゆがみ、白い歯を見せた。尖った犬歯は、エレクトロープの紫色の人工光を受けてきらめいている。人間の笑みというよりは動物、いや決して人には手なずけられない獰猛で狂暴な猛獣が今から捕食するべき獲物を見つめ喜んでいる、と例えたほうがいいような凄みのある笑みだった。

これは……おれじゃない。

おれは幻の中で冒険者をほふろうとしているようだった。冒険者の顔が恐怖に歪む。おれはその表情を見ても、なんら心を動かしていない。眉一つ動かしていない。口元だけがつり上がり、嗜虐に歪んでいる。冒険者はおれと同じ所に立っているが、おれには気が付いていない。身体は重なっているが、おれがその冒険者に触れることはできない。

「おれ」が冷たい笑顔で剣を抜き、薄笑いを浮かべた。殺すつもりだ。直感的にそう察知した。冒険者は「おれ」に果敢にも立ち向かり、飛び掛かっていった。恐怖でいっぱいの表情をしていたが、守らなければならないものがあったのだろう。それは人として崇高な行為だった。だが「おれ」の能力はその冒険者よりも、ひどく上のように思われた。「おれ」はまた獲物が来たな―という表情で、口元以外顔色も変えずに日常行為の延長上にある行動として、剣を振るった。

…やめろ、そんなことをしたら…

おれの静止を聞かずに「おれ」はその冒険者を殺めた。目を伏せて、今切り捨てたものをただ眺める。赤い液体の流れる刃先を見つめても、その瞳はまったく笑っておらず、口元にだけただ非人間的な笑みが浮かんでいる。このおれは、なにかを失っている。とても重要な人間性と呼んでいい、なにかを。いま殺めた人間を睥睨しながらこの「おれ」には何か重要なものが存在していないような気がした。しかし、それが何かわからなかった。

男は―「おれ」はひどく冷たいまなざしをしていた。アオをあやしていたり、リールーを愛おし気に眺める時とはまったく違う「おれ」だと思った。

直感的に、おれはこう考えた。

…“一人”なんだ。この「おれ」は。

「おれ」がぞっとする位冷たい笑みを浮かべた。まったくほほえむこともなく、口元にだけ鋭い牙のような犬歯を見せて。およそ、自分の顔とは思えなかった。まるで自分の幻を見ているようだと思ったし、いま、実際にそうなっている。

おれはふと、自分の新たな、もしかしたらありえたかもしれない有り様について思いを馳せた。リールーもいない、アオもいない、誰にも心の裡を表せない「おれ」のなれの果て。

もし、あれが“おれの未来”だったら――。 そう思った瞬間、背筋が冷たくなった。

おれは、悲しくなった。人として生きていて、こうはなりたくなかった。どうしようもない寂しさが胸に立ち込め、その寂しさはシャボン玉に消えたアオの幻に似ていた。

…だが、これも、おれだ。

リールーとアオを喪った、おれ。


「おれ」が振り向いた。
およそ人間味のない、我ながらぞっとするような表情で。その後「おれ」は白い歯と尖った犬歯を見せ、獰猛に笑った。まるで鏡合わせのように、おれたちはそっくりだった。

おれは「おれ」と同じように、ベッドに横たわった時と同じ機械の鎧を身に着けていた。右手にはするどい剣を持って、丈夫な盾を背負っている。おれは正面から、自分そっくりの男を見据える。おれは、右手に握る剣に力をこめ、静かに抜いた。剣のまわりにオレンジ色の閃光が静かにともった。よく切れそうだった。

まるで野性のけだものを相手にしてるみたいだ――おれは「おれ」を目にしてそう感じた。

獰猛で、野蛮で、残忍で…捕らえた獲物を喰らいつくす虎。

しかし、その虎はおれだ。
だから、おれは向き合わなくてはならない。

…凶暴で残忍な虎に。

おれは息を吸った。 その一呼吸が、まだおれが“人”である証だった。


暗闇の中で、幻の「おれ」が静かに一歩を踏み出した。獲物の姿をとらえた虎が静かに足を踏み出すように。音はなかった。 ただ、空気だけがしずかに、わずかに震えた。
次の瞬間、不意に「おれ」は“跳んだ”。獣のような低い姿勢から、一直線に。 盾を構えたまま、おれの喉元を裂く軌道で正確に剣がひるがえった。

おれは反射的に盾を上げた。 剣戟を受け流そうと、そう思った。だが金属がぶつかるはずの衝撃はなかった。
幻の「おれ」は、盾に触れる直前で器用に剣の向きを変え、すぐ横の隙間から切り裂くように剣でおれの喉元を狙ってきた。

速い。だが、それ以上に“迷いがない”。

おれはとっさに後ろへ一歩引き、盾で「おれ」の剣を受け流す。
ありえないぐらいの重さと衝撃に火花が散り、盾の重さと一緒になった衝撃の重さが自分の左腕にダイレクトに伝わる。

幻の「おれ」の体重はおれと同じはずなのに、押し込んでくる圧は、まるで巨獣の突進だった。

「……!」

呼吸が乱れそうになった。だが、幻の「おれ」には呼吸がなかった。 息遣いも、鼓動も、体温も――何もない。ただ、目の前の獲物を屠り、殺すためだけに動いている。

幻の「おれ」はひるんだおれを見透かすように、再度剣を後ろにひいて、今度こそ、盾ごとおれを貫こうと、鋭い突きを入れてきた。

おれは盾を構え、他者を守るための角度で受けた。
またも鋭い金属音が響き、衝撃が腕を走る。
だが、踏みとどまる。盾にちりちりと剣がぶつかる音がする。オレンジ色の人工光、エレクトロープの技術を応用した剣は金属を“焼く”のではなく、 物質の位相をずらして削り取るような機構だ。そういった奇妙な光を放っていた。だからこれは物質を切る、というよりはどちらかというと溶かすものだ。おれの盾は削られていた。

幻の「おれ」は笑った。 口元だけが、獣のように吊り上がる。このまま盾をやられれば、死ぬのは間違いなくおれだから。

その獰猛な笑みが、胸を刺した。
あれは――孤独の笑みだ。たった一人で獲物を喰い、完全なる魔物となった姿。

「……おれは、こうなりたくない」

呟いた瞬間、幻の「おれ」が地を蹴った。
低い姿勢から、獣の跳躍。 剣が一直線に心臓を狙ってきた。

おれは深く息を吸った。
次をしくじったら、おそらくおれは死ぬだろう。そう思った。だが、その一呼吸が、まだ“人”である証だと感じた。

剣を構え、前へ踏み込む。
幻の「おれ」の剣が迫る。
その瞳に、わずかな驚きが走った。

おれは静かに言った。

「……悪いな。おれはもう、一人じゃないんだ」

迷いが消えた瞬間、おれの剣は一直線に走った。

おれは、幻の「おれ」が走ってきた軌道から半歩だけ右に重心をずらし、 その突進を外した。
すれ違いざまに、すかさず剣を突き出す。
オレンジ色の光を放つ刃が、幻の「おれ」の胸――心臓の位置へ深々と刺さった。

「おれ」はほんの一瞬驚いたような表情をすこしだけ瞳に浮かべた後、よろめいて倒れようとしたのを踏みとどまり、信じられない位獰猛な表情でおれを見つめた。おれは、恐ろしかった。あの冒険者のように。

幻の「おれ」をエレクトロープの紫色の光がその身体を覆い、淡い光に包まれ、幻はシャボン玉のように消えていった。おれは複雑な表情だった。ふと斬ってはならないものを斬ってしまったときのような、あれもたしかに「おれ」だった、と実感した。しかし…己とは言え人を斬った気持ち悪さが、自分の全身を覆っていた。だが、それを乗り越えてでもあれは、拒むべきものだった。受け入れがたいものだった。アシエンの使徒が語った、星が望めばありえたかもしれない世界でおれはおれ自身の野望を果たそうとしていたのだ。それじゃ…いま世界の脅威が、一応は消えうせたこの世界で「これから」おれが望むものは、なんだ?

紫の光が砕け散る。
その身体は、シャボン玉のように淡く揺らぎ――消えた。

残ったのは、剣を握る自分の手だけだった。
重く、温かく、確かに“生きている”手だった。おれは荒い息をついていた。

すぐに答えは出なかった。ただ、おれの中で、確かな剣のようにはっきりしていることがあった。

…リールー。アオ。仲間たち。おれには、守るべきものがある。
もし、また迷うことがあれば…いつでもここに戻ろう。

おれは右手を胸の前に置いた。剣と武器以外に唯一、盾を持つ騎士(ナイト)として、かたくそのことを己の剣に誓った。

おれはまっすぐに、暗闇を見つめ、そしてうっすらと光の見える天井を見つめた。暗闇の向こうにはわずかながら光のようなものが見えた。
歩けば、ここから出られる。だから、大丈夫そうだと思った。

それなら…前に進むだけだ。そう思った。


起きると、もう朝だった。
おれは、枕もとの時計を見た。祝賀会まであと2時間ほどというところだった。寝坊をしなかったことはすばらしかったが、重要な夢を見た後だったため、消耗していた。だから、まず汗を流したかった。


祝賀会にはたくさんの人が来ていた。主に主役はアルカディアの闘士たちだったが、おれは生身で戦えることになった彼らの姿を見て生身で、人でいられることは素晴らしいと感じた。彼らには恋人や家族がいた。あの夢の中の、人を屠っていたおれのように「一人きり」ではなかったのだ。レギュレーターを外したことにより、死のバックアップからも解放された。管理された生を送ることも、なくなった。

管理されない、ただ一回きりの生とははかなくも尊いものだ。

あるひとつの物語…英雄譚でもなんでもいい。それを幾度となく同じように、最後まで読み返せることを素晴らしいと思うか、そう思わないか。読み返すことのできない人生の一ページを尊いと思うか、そうでないか。

…人生っていうのは、ひとつの物語みたいなものなのかもしれないな。

おれはふとそう考えた。

着ている鎧を見つめて、思った。

…同じ鎧でも、 まとう心が違えば、まったく別物になる。


また考えても仕方のないことを歩きながら考えようと思っている自分に、おれは気が付いた。

…おれは、悔いのないように、前を向いて、堂々と歩く。

そして、おれは、人として生きたい。 そのために前に進む。
リールー、アオ。そして大切な者たちに、顔向けができるような人生を、心から望む。

おれは、この祝賀会を終えてウルダハに戻ることが楽しみだった。目の前にはアルカディアの元闘士たちが並んでいた。みんな笑顔だった。おれもまた、自然にほほえんでいた。

【終】


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