終着駅ちがい と 「その声は」

「チケットをお持ちでない方は
お帰りください。
本日の西武野球場の
チケットは完売しています。 
お持ちでない方はお入りいただけません。」  

このアナウンスを聞きながら、
途方に暮れつつ。

今降りた電車に乗り直しました。

なので、周りは
チケットを持たないお気の毒な方…と、
私を見ていたでしょう。

違います。
お気の毒だったのは、終着駅ちがい。

たどり着いた終着駅は 多摩湖駅。
行きたかった終着駅は 国分寺駅。

反対向きでした。

しかし、多摩湖線。
名前の通り可愛らしいから。

思いの外、影響少なく
ロス時間は20分程度。

多摩湖駅を発つ時。
きっとここは散策に来ると楽しそう。
いずれここを目的地に来てみよう。
もちろん旦那は置いて。
そう思いました。

途中、戻ってきた乗換駅で。
電車を待つホームを間違えたのを確認。
いつか、またあるかもしれない
次回は大丈夫。

国分寺駅に着きました。
救いだと思ったのは、くだり坂だったこと。
ひたすら競歩。

のぼり立つ一軒家
とある文豪ゆかりのものでした

いそいそと、入り口方面に向かう。
背を向けたご婦人おひとり。

第一声はこちらから。
大きな声で
「こんにちは!」

手に手帳?を
お持ちのそのご婦人。

入口を教えてくれて
背を向けた…と思ったら。

急に振り向き
「その声は!?」と。

優谷さんでした。

そうして。わたしの
コーヒーと朗読の、
楽しい「きのこまつり」は開幕しました。








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