【まとめ】50歳・元機械工の挑戦。短期記憶が苦手な僕が「薬の飲み忘れ防止IoT」を自作するまで
こんにちは。A型事業所に通っている50歳です。
今日は、ここのところずっとAIパートナーと取り組んできた「薬の飲み忘れ防止システム」が、ついに完成したご報告です。
■ なぜこれを作ろうと思ったか
僕は短期記憶がとても苦手です。
1分前のことも忘れてしまうことがよくあります。日々の生活で「あれ? どうだったっけ?」と立ち止まることもしばしばです。
特に困っていたのが、「今日は薬飲んだっけ?」と分からなくなること。この状況が週に1回は発生していました。
当初は市販のピルケースを使って、対処することも考えましたが、「ケースに薬を仕分ける」こと自体がズボラな僕には面倒で、結局使わなくなることは目に見えていました。
そこで、「薬局でもらった袋のままで使える、簡易重量計の上にただ置くだけ」のシステムを自分で作ってしまおうと思いつきました。
■ どうやって作ったか
システムの中身は、重さを量るセンサー(ロードセルとHX711)と、Wi-Fi通信ができる小さなコンピューター(ESP32)を組み合わせて作りました。
薬の袋をケースに置くと、その重さのデータが無線でインターネット上の表(Googleスプレッドシート)に自動で記録されます。
そして、もし夜になっても「薬が減った(飲んだ)」という記録がなければ、僕のスマホに自動で警告のメールが届く仕組みです。
外側のケース(筐体)は、3D CADでモデリングし、3Dプリンターで自作しました。
薬が滑り落ちない「カゴ型」のデザインにするなど、工夫を凝らしました。
さらに材料を節約しつつ強度を出すために、ラティス(格子)構造という少し高度なデザインにも挑戦しています。
■ 完成した「相棒」
こちらが完成した「薬飲み忘れ防止システム」の筐体です!



薬局の袋ごと、そして3〜4ヶ月分(朝1錠、夜3錠の場合)の薬をまとめてガサッと入れられるように作りました。
実際に使ってみると、夜寝る前に「薬飲んだっけ?」と不安になっても、スマホを見れば確かな記録が残っています。
まさに、僕にとっての新たな「相棒」が誕生した瞬間です。
■ おわりに:挑戦の先に
最初は、「忘れっぽさ」と「ズボラさ」をカバーするための、自分専用の福祉機器作りでした。
これまでの僕は、最後までやり遂げることが本当に苦手でした。
だからこそ、元機械工の知識や新しく覚えたITスキルを総動員して一つのプロダクトを完成させたことは、僕の人生において大きな体験になりました。
現状、このシステムは自分専用の機器で、僕以外の人には不親切な部分が多々あります。
今後はこのシステムをバージョンアップし、誰もが使いやすいものに改良していきます。
僕のこの小さな挑戦と完成したシステムが、同じような特性や悩みを抱える「誰か」の役に立つかもしれない。
そんな期待を胸に、これからもAIパートナーとモノづくりを続けていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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