死ぬまでに見たい画家100人の作品 Backside works. (バックサイドワークス)
SBIアートオークション 下見会に行ってバックサイドワークス
untitled (Blue Edition) という作品を見てきました。ちなみにこの作品は2,530,000 JPYで落札されてました。
死ぬまでに見たい画家100人の作品リスト
100人全て見終えてたら、最も私が心を動かされたNo1 アーティストを発表します。
Backside works.(バックサイドワークス)について
Backside works.は福岡を拠点に活動する現代アーティストであり、謎めいた存在として注目を集めています。本名や年齢、性別を一切公表せず、顔出しも行わないという徹底した匿名性を保ちながら活動を続けています。「ヒロイン」をコンセプトとした独自の世界観とスタイルが特徴的で、日本国内外のアートシーンで着実に評価を高めています。

謎に包まれたアーティスト
Backside works.は徹底した匿名性を貫いており、作品を通じて福岡出身であることは知られていますが、詳細なプロフィールは明かされていません。本人がこの匿名性を選んだ理由として、インタビューでは「ルックスに自信がないから」と冗談交じりに答えたとされていますが、作品そのものに注目してほしいという意図もあるとみられています。日本版バンクシーとも評される、その正体不明の姿勢はアート業界において独特の存在感を放っています。
活動の歩み
Backside works.は2017年頃から本格的に活動を開始し、2019年に東京・原宿のSH GALLERYに所属しました。同年、大阪で開催された「UNKNOWN ASIA 2019」でデビューを飾り、アートシーンに登場しました。2020年に大手予備校「河合塾」のキービジュアルを担当したことで、一般層にも広く知られるようになりました。
2021年には「アートフェア東京」への出展や「URBAN BREAK 2021 Art Fair」への参加など、国内外のアートフェアに積極的に参加するようになり、韓国や台湾など、アジア圏でも認知度を高めています。2022年以降も「KIAF SEOUL」「ART TAIPEI」などの国際的なアートフェアに参加するなど、活動範囲を広げています。
作風とコンセプト
Backside works.は自らを「ミクストサブカルチャーアーティスト」と称し、1980年代・90年代のアニメやマンガなどのサブカルチャーに強い影響を受けた作風を展開しています。作品の中核となるコンセプトは一貫して「ヒロイン」です。
特徴的なのは、単に可愛らしい女性キャラクターを描くのではなく、作品を鑑賞する人を「主人公」と位置づけ、その主人公と共に物語を紡いでいく「ヒロイン」を描いている点です。Backside works.の少女たちは様々な表情や瞬間的なしぐさで描かれ、観る者に「この前後には何があったのか」というストーリーを想像させる余白を残しています。
技法と表現手法
Backside works.はキャンバスペイント、シルクスクリーン、ジークレー、ステッカーなど多様な素材と技法を用いて作品を制作しています。特にペン画やスプレーペイントを得意とし、日本のアニメや漫画の表現技法とグラフィティアートの要素を融合させた独自のスタイルを確立しています。
マンガやアニメのセル画の一コマを切り取ったような瞬間的な表情の女性像は、見る者に強い印象を与えます。少女たちの背後には詳細に作り込まれたストーリーが存在し、それが彼女たちの表情や仕草に反映されているのが特徴です。
多彩なコラボレーション
Backside works.はアート作品の制作にとどまらず、様々なブランドや企業とのコラボレーションも活発に行っています。リーバイス、コンバース、週刊少年ジャンプ、サンリオなどの著名なブランドとのコラボレーションをはじめ、コスメキッチンなどの企業との共同プロジェクトも手がけています。
2020年の河合塾との協働は特に注目を集め、街中のポスターでBackside works.の作品が大きく取り上げられたことで、アートファン以外にも広く知られるきっかけとなりました。こうしたサブカルチャーの要素を取り入れた商業プロジェクトにも積極的に参加し、アートとビジネスの境界を越えた活動を展開しています。
現在の位置づけと影響力
Backside works.は活動開始からわずか数年で、日本の現代アートシーンにおいて注目すべき存在となりました。若い世代を中心に熱心なファンを獲得し、ステッカーや限定グッズなどは発売と同時に完売することも珍しくありません。
匿名性を保ちながらも、独自の世界観と「ヒロイン」というコンセプトを一貫して追求し続けることで、アーティストとしての存在感を高めています。サブカルチャーとコンテンポラリーアートの境界を曖昧にしながら、新しい表現の可能性を追求する姿勢は、次世代のアーティストにも影響を与えています。
結論
Backside works.は福岡を拠点に匿名で活動する謎めいたアーティストでありながら、「ヒロイン」という明確なコンセプトと80年代・90年代のサブカルチャーに影響を受けた独自の作風で、現代アートシーンにおいて確固たる地位を築きつつあります。商業プロジェクトとアート作品の両面で活躍し、若い世代を中心に広く支持を集めています。その匿名性と謎めいた存在感も含めて、現代日本のアートシーンを形作る重要なアーティストの一人と言えるでしょう。
Citations:
https://media.and-owners.jp/art-studies/graphic-street/backsideworks_grumpygirls/
https://unknownasia.net/archives/2019/artist_detail.php?lang=&aid=363

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