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死ぬまでに話したい100人 12・13人目 公認会計士・税理士

画像はAIによるイメージです
12人目は、税理士と公認会計士、両方の資格を持って第一線で活躍されている方にお話を伺いました。この道を選んだ理由から、仕事の面白さ、そして気になる将来のことまで、本音で語っていただきました。

税理士・公認会計士の業務内容基礎知識

公認会計士は、会計と監査の専門家です。企業の財務諸表が適正に作成されているかを独立した立場でチェックする監査は、公認会計士の独占業務です。これにより財務情報の信頼性を高め、経済活動を支えます。また、税務相談や申告、経営コンサルティングなど、専門知識を活かして企業の成長に貢献します。公認会計士資格があれば税理士登録も可能です

死ぬまでに話したい100人のリスト

100人全て話し終えたら、私が最も心を動かされたNo1 職業を発表します。

「数字の向こう側が見える」面白さが原点

―― なぜ公認会計士の道を選ばれたんですか?

もともと数学が好きで、大学で商学部に進んだんです。そこで会計の授業を受けてみたら、「数字を通して会社の動きが見える」っていうのが、なんだかパズルを解くみたいで面白くて。これが最初のきっかけですかね。

あと、大学生の時に仲の良かった友だちのお父さんが会計事務所をやっていて、そういう仕事があるんだなって身近に感じていたのもあります。

決定的だったのは、2010年のリーマンショックの後。就職が本当に厳しくて、「やっぱり、これからは専門性がないとダメだな」って痛感したんです。それで、本格的に公認会計士を目指して勉強を始めました。

複雑な案件を解決!「ありがとう」が一番のやりがい

―― これまでの仕事で、特に印象に残っていることはありますか?

監査法人にいた頃に担当した、ちょっと大きめのコンサル案件ですね。これが結構複雑で、前の担当者たちの間でどうも話が噛み合っていなくて、かなり混乱していたんです。

僕が引き継いでからは、とにかく「お客さんは今、何に一番困ってるんだろう?」って、相手の立場になって考えることを一番大事にしました。ただ数字を分析するだけじゃなくて、どうすればスムーズに物事が進むか、ってことを徹底的に考えて。

最終的に、無事にプロジェクトを終わらせることができて、お客さんから「〇〇さんのおかげで、やっとスッキリしたよ!ありがとう!」って直接言ってもらえた時は、本当に嬉しかったですね。大変だった分、達成感も大きかったですし、「専門家として役に立てたんだな」って実感できた瞬間でした。

税務の難しさ:ルールと現実の間で

―― 税金の話って、時々ニュースでも「追徴課税」とか聞きますが、難しい部分もあるんですか?

そうですね、税法の解釈って、実は結構幅があるんですよ。だから、個別のケースごとに判断が求められる場面が多いんです。

それに、課税庁(役所)の判断の裏側を読むことも大事だったりします。時には、「これはちょっと見せしめ的な意味合いもあるのかな?」なんて勘ぐってしまうような、厳しい判断が出ることもありますから。法律の条文だけじゃなくて、そういう行政側の意図みたいなものも考えながら、落としどころを探っていく感じですね。

AI時代、専門家はどう生き残る?

―― 最近はAIの進化も話題ですが、この仕事の将来についてはどうお考えですか?

うーん、正直、単純な作業はAIに取って代わられる可能性は高いと思っています。特に、毎日のようにやる申告書作りみたいな定型業務は、やっぱりAIの方が得意ですからね。だから、士業全体の人数は、これから減っていくかもしれません。

中でも税理士さんの仕事は、比較的早く影響を受けるかも。業界全体として、まだまだITに苦手意識がある方も多い印象なので…。逆に言えば、ちゃんとITを使いこなせる人は、ますます重宝されるはずです。

会計士の仕事は、もっと専門性が高い大企業の監査とかコンサル、あとは勢いのあるスタートアップの支援とか、そういう方向にシフトしていくんじゃないかな、と思いますね。

結局、どっちの仕事も、ただ数字をまとめるだけじゃダメになる。出てきた数字をもとに、「それで、これからどうしましょうか?」って経営者の方とちゃんと話ができる、相談相手になれるかどうか。そこが一番大事になってくると思います。

これから目指す人へ:「先生」じゃなく、頼れるパートナーに

―― 最後に、これから会計士や税理士を目指す方にメッセージをお願いします。

この資格を取ること自体は、すごく良いことだと思います。専門知識が身につくし、社会の役に立てる仕事ですから。

ただ、一つだけ言うなら、いわゆる「会計士・税理士っぽくなるな」と思います。

僕ら「先生」って呼ばれますけど、別に偉いわけじゃないんですよ。知識があるだけの専門家なら、そのうちAIと競争することになっちゃいます。本当に価値があるのは、知識はもちろん持ってるけど、それを振りかざすんじゃなくて、ちゃんと相手の気持ちを汲み取って、人間味のあるコミュニケーションが取れる人だと思うんです。

だから、資格や知識にガチガチに縛られすぎないでほしい。「知識はすごいけど、なんか話しやすいよね」って言われるような、そんな専門家を目指してほしいですね。

あとはやっぱり、コミュニケーション能力。お客さんから資料をもらっても、「はい、そうですか」って鵜呑みにするんじゃなくて、「あれ、これって本当に経費で大丈夫かな?」とか、ちょっと立ち止まって考えるクセをつける。そして、それを相手に分かりやすく説明できる力。これが、これからますます大事になってきますよ。

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