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減量メンタル完全対策〜崩れる仕組みを理解して、二度と同じ失敗をしない〜


はじめに

この記事を書いているのは、現在フィジーク大会に向けて減量中盤にいる42歳のパーソナルトレーナーです。

18歳から24年間筋トレを続けてきました。でも正直に言います。減量で本当に苦しんだのは今回が初めてです。

「本気でやる」と決めたからこそ、初めて見えてきたものがありました。

メンタルが崩れる瞬間、立て直せる瞬間、その両方をリアルタイムで経験しながら書いています。教科書的な話ではなく、今この瞬間も減量している人間が書いた記事です。

同じように苦しんでいる人に届けばと思います。

■ 第1章|減量中盤で必ず崩れる。それは意志の問題じゃない。

減量を始めて最初の数週間は比較的うまくいきます。体重も落ちる。モチベーションも高い。

問題は中盤です。

体重の落ちが鈍くなる。食欲が増す。なぜかイライラする。ネガティブな思考が止まらなくなる。

これを「意志が弱いから」と思っている人がいますが、違います。

これは脳と体が引き起こす、避けられない生理現象です。

なぜ減量中盤にメンタルが崩れるのか

食事を減らし続けると、体は「飢餓状態」と判断します。

するとコルチゾールというストレスホルモンが慢性的に分泌されます。

コルチゾールが増えると何が起きるか。

・ネガティブ思考が強制的に増える
・些細なことでイライラするようになる
・食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減少する
・脂肪より筋肉を分解しやすくなる

つまり、頑張れば頑張るほど体がブレーキをかけてくる仕組みになっているんです。

これを知っているだけで「自分がダメなんじゃない」と思えるようになります。それだけで続けられる日が増えます。

■ 第2章|自分が実際にやっている4つの対策

知識だけでは変わりません。実際にどうやって乗り越えているかを書きます。

対策①|食事を「修行」にしない

減量というと鶏胸肉を毎日ただ食べるイメージがあります。

自分はそれをやりません。

理由は単純で、続かないからです。食事が苦痛になった瞬間、メンタルから崩れていきます。

具体的にやっていること。

鶏胸肉は塩麹に漬けて調理します。塩麹に一晩漬けるだけで、パサつきがなくなってしっとりした食感になります。タンパク質量を確保しながら、ちゃんと美味しく食べられる。

鶏もも肉も使います。もも肉は胸肉より脂質が多いですが、その分満足感が高い。カロリーをコントロールしながら、もも肉を週に何回か入れるだけで食事のストレスが大きく変わります。

減量は長期戦です。「今日だけ我慢する」の積み重ねには限界があります。「これなら続けられる」という食事設計の方が、最終的に結果が出ます。

食事を美味しく食べることは、減量の妨げではなく継続のための戦略です。

対策②|体重だけで判断しない

減量中に一番メンタルをやられるのが、体重計の数字です。

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