「可愛いだけじゃムリなんだよ」──子育ての現実と、親のSOS
虎猫との文通では、シングルママである白猫の日常の苦労も率直に書いています。
その手紙に対して、虎猫からこんな返事が届きました。
虎猫より
多くの子供を育ててきた白猫が語る育児の大変さは、いつ聞いてもその苦労が心に響いてくる。
一瞬、男でよかったという最低な考えさえ脳裏をよぎる。
それを「母親の宿命」だなんて言葉で片付けるのは、あまりにも身勝手だと思う。
私は母親という存在の偉大さと大変さを知っているつもりだったけど、それは本当に浅はかな考えだったと、日々精神ギリギリで戦っている白猫の姿を見て思い知った。
世の中の男性が絶対に知ることができない苦労を、母親たちはこの過酷な「仕事」を自分を削りながら、四六時中、黙々とこなしているんだよね…
この大変さを、世の中のお父さんたちに知ってほしい。
すぐ側に、壊れてしまうかもしれない妻がいることに気づいて、助けてほしいと思いました。
側に誰もいないシングル白猫の大変さ…
毎日戦っていること、本当にお疲れさまです。
白猫より
虎猫は、働かない父親の代わりに、母親が家族を養っていた姿を見て育ちました。
5人兄弟の長男として、母の仕事を手伝い、妹たちのお世話もしてきたそうです。
結婚の経験はありませんが、親の大変さ・子育ての過酷さについて深い理解があります。
その言葉に、私はいつも救われています。
私は現在、3人の子供のシングルママです。
そのうち末っ子2人は3歳の双子。
イヤイヤとグズグズをダブルで受け止めながら、毎日一人で格闘しています。
限界すぎて、涙が勝手に溢れてくる日もあります。
足りないのは、米だけじゃない。
手が足りない。時間が足りない。
エネルギーが足りない。
心が削られて、気力の残量はいつも赤ランプです。
世の中には、子供たちのSOSだけではなく、親のSOSも確かに鳴り響いているということを、どうか知ってほしい。
気づいてほしい。感じてほしい。
「かわいいだけじゃダメでちゅかぁ♪」
そう歌う双子を見て、心の中で思わず叫ぶ。
かわいいだけじゃムリなんだよ……。
子どもがいる幸せ、元気でいてくれるありがたさ、それももちろん分かっています。
でも、リアルな毎日の中で、心がボキボキに折れることがあります。
心身ともに、削られ続けるダメージの大きさは想像以上です。
この小さなやんちゃ娘たちが、ちゃんと人間として育つまで、あと数年。
高齢白猫ママ、今日も踏ん張ります。
