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滑走路の番号の付け方についてのシンプルな秘密

滑走路の番号の意味

滑走路に書かれている数字(例:8)は、コンパスの方角を表している。たとえば「36」は北(360度)、「18」は南(180度)を示す。数字は10で丸めて最後のゼロを省略している(360→36)。

なぜ風向きが重要か

飛行機は風に向かって離着陸する方が安定し、より短い距離で済むため、安全性が高い。そのため、滑走路の配置は主に風向きによって決められる。

風向きの観測と「ウィンドローズ」

空港では風向きと風力を記録して「ウィンドローズ」という図を作成。これにより、その場所で一番多い風向きが分かり、滑走路の設置方向を決めやすくなる。

滑走路番号の決め方

飛行機が空港に近づくときの進行方向の角度を基に滑走路番号が決まる。例えば北から南へ向かうなら「18」、南から北なら「36」。2本の滑走路がある場合は「L(左)」「R(右)」をつけて区別する。3本目がある場合は「C(中央)」も使用。

磁北と真北の違い

滑走路番号は基本的磁北(磁石が指す北)に基づいているが、磁北は地球の磁場の変化で少しずつ移動している。これにより、数十年おきに滑走路の番号を塗り替える必要がある。

カナダの例

カナダは磁北の近くにあるため、滑走路番号の更新が頻繁になりがち。そのため、磁北ではなく真北(地理的な北)に基づいた番号に切り替えた。これは世界では例外的で、他の国との整合性に課題がある。

地球の磁場と電磁気の話

地球の磁場は、地球内部の液体鉄の対流とコリオリの力によって生まれる巨大な電磁石のようなもの。地球の磁場は完全に安定しておらず、数十万年ごとに南北が逆転することもある。

まとめ

滑走路番号は、飛行機がどの方向に向かって着陸・離陸するかを示すもので、基本的には磁北に基づいている。しかし、地球の磁場が動くことで番号の再設定が必要になる場合がある。カナダなど一部では真北ベースへの移行も進んでいるが、国際的な統一には課題がある。


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