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おひとり様のスイーツレシピ(1)|ニトリの耐熱カップでカスタードプリン


ひとり暮らしだし、デザートなんて作らない。
食べたければ買えばいいし、美味しいデザートは数えきれないほど売っている。

わざわざ作る必要なんてないと思っていた。そんなはずだったのに。

一度プリンを作ったら、もっと上手に作ってみたくなった。固めでカラメルがちょっとほろ苦いプリン。そんな理想のプリンを目指して、本腰を入れることにした。

お菓子作りは、家族や友だちと分け合うのが前提なのか、一人で食べきれる量で作れるレシピが、あまりにも少ない。

一人で作って食べたって、いいじゃないか。

一人分だけのレシピが知りたいのに。プリンを作るときも、まずは一人分で作れるレシピを探すところからだった。思っていたより、なかなか見つからなかった。


前に作ったときは、プリンカップがなくて、家にある器で代用した。次からは、ちゃんと専用のカップで作ってみたくなった。アルミ製のカップはよく見かけるけど、レンジでは使えない。それなら、と耐熱ガラスのものを探す。

ネットやお店でいろいろ見て回って、最終的にニトリの耐熱フリーカップに決めた。お値段以上なだけあって、耐熱でもお手頃価格。150mlと230mlの2サイズがあって、どちらにするか少し迷った。

一人分だけを作りたいので、150mlだと、最少量で作っても材料があふれそう。大きければ溢れないし、たとえ量が少なくても、作れないこともない。“大は小を兼ねる”ということで、230mlサイズを選んだ。

ニトリで買った耐熱フリーカップ230ml


卵、牛乳、グラニュー糖。材料はそろっている。

これまでグラニュー糖は、お菓子にしか使わないし、あっても使いきれないと思って、DAISOの少量サイズを使っていたけれど、これから何度も作る気がして、スーパーで1kgの袋を買った。


カラメルは、小鍋にグラニュー糖小さじ2水小さじ1を入れて火にかける。

砂糖が溶けて、透明になってからが勝負。

白い液体がぷくぷくと大小の泡を作ってる。
じっと鍋を見つめて、茶色く変化していくのを待つ。ぷくぷくと泡立って、さらりとしてた液体が、少しずつ粘りを持ってくる。焦げ茶色になって、煙が出始めたらタイミングを見て火を止める。

これくらいのタイミングで火を止めて、お湯を入れます。


お湯小さじ1を準備して、熱が少し落ち着いたところで投入。ジュッという音に驚きながら、すぐ蓋をして飛び散り防止。初めての頃は腰が引けていたけど、何度かやれば慣れてくる。とはいえ、あの音にはいまだにちょっとびくっとする。

カップにカラメルを入れて、空いた鍋に牛乳100mlグラニュー糖大さじ2を入れて温める。

弱火にして、牛乳が沸騰しないようにかき混ぜ砂糖を溶かす。鍋に残ったカラメルも、牛乳に溶けてちょうどいい。

別のボウルにMサイズの卵1個をしっかり溶いておく。そこに、温めた牛乳を少しずつ注ぎながら混ぜる。卵が分離しないように、ゆっくり慎重に。

最後にバニラエッセンスを4振り。1人分にしては多いけど、香りが好きで、つい多めに入れてしまう。

プリン液ができたら、茶こしで漉しながらカップへ。

プリン液を漉しながらカップに入れる。


始めてからここまで、10分もかかっていない。
分量も手順も、体が覚えてきた。最初よりずいぶん手際もよくなった。最初はもたもたしていたのに、今は驚くほどスムーズ。

このあとレンジで加熱する。ここが一番の難所だった。

湯煎焼きと同じように、タッパーに熱湯を張ってカップを置く。ラップをかけて、レンジで加熱。


お湯を張ったタッパーに容器を入れてラップしてレンジへ。


けれど、最初は加熱しすぎて中身が吹き出してしまった。マグカッププリンのレシピを参考にしたのに、うまくいかない。器の厚みが違えば、熱の伝わり方も変わる。そのことに気づくまでに、数回失敗した。

加熱時間を少しずつ変えてみたり、加熱後の余熱で固める時間を調整したり。何度か作って試した。

固まらなくて、10秒ずつ加熱を足していたら、
突然ブワッと爆発して、プリンが崩れる。それが怖くて早めに止めると、今度は柔らかすぎる。見た目より繊細で、思ったよりずっと難しい。

そもそも、お菓子作りは得意じゃない。だから、いつでも気軽に作れる方法がいい。フライパンで蒸し焼きにするやり方もあるけど、それだと気軽さがなくなる。食べたいと思ったときに、すぐ作れるのがいい。だから、レンジで作る方法にこだわった。

爆発してしまったプリン。見た目はちょっと残念でも、ちゃんと甘くておいしい。失敗したからといって、適当に扱ったりはしない。ちゃんと器に移して、最後まで残さず食べた。

失敗プリンその1。沸騰して表面がボコボコになった。
失敗プリンその2。これも爆発。あとカラメルを煮詰めすぎた。
失敗プリンその3
失敗プリンその4
失敗プリンその5。爆発しない様に加熱時間を短くしたら、固まりきってなくて崩れた。


どんな見た目でも、美味しいものは美味しい。
だけど、だからこそ、もっと綺麗に作りたくなる。そうやって何度か作って、ある日ようやく、「これだ」と思えるプリンができた。

レンジ500Wで1分30秒加熱した後、ラップしたまま余熱で5分ほど放置。


これで昔ながらの、しっかり固めのプリンができた。自転車に初めて補助輪なしで乗れたときみたいに、一度コツをつかんだら、その後は失敗なくできるようになった。

成功プリンその1
成功プリン。さくらんぼがなかったので、ちょうどあったオレンジをかざってみた。
カラメルの分量をちょっと間違えてたプリン。
昨日の夜作ったプリン。

もうこれで、慌てずいつでもプリンが作れる。

夜寝る前に、さっと一人分だけ作っておく。
冷蔵庫で冷やしておいて、朝はそのまま出かける。「帰ったらプリンがある」そう思うだけで、仕事の一日もちょっといい日になる。

冷蔵庫で冷やしている最中。


【おひとり様プリンの作り方】

材料
〈カラメル〉
グラニュー糖:小さじ2(約9g)
水:小さじ1
お湯:小さじ1

〈プリン液〉
卵:Mサイズ1個
牛乳:100ml
グラニュー糖:大さじ2(約28g)
バニラエッセンス:4振り

作り方

1.小鍋にグラニュー糖小さじ2と水小さじ1入れる

2.火にかけ好みの色まで茶色くなったら火を止め、お湯小さじ1入れる。
※お湯を入れるとカラメルが跳ねるのですぐ蓋をする

3.出来たカラメルをカップに入れる。
その小鍋に牛乳100mlとグラニュー糖大さじ2入れる。

4.ボウルにMサイズ卵1個を割り入れといておく。

5.牛乳を沸騰させない様に火にかけ、砂糖が溶けたら卵をといたボウルに少しずつ入れ混ぜる。

6.バニラエッセンス4振り入れてさらに混ぜる。

7.茶漉しでプリン液を漉しながらカップに入れる。

8.お湯を張ったタッパーにカップを入れ、ラップしてレンジで500Wで1分20〜30秒加熱する。

9.ラップしたまま5分ほど放置
※固まりきってなかったら放置する時間をもう少し長めに。

10.タッパーから取り出して冷ます。

11.粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やす。

カップからお皿に盛る方法

1.カラメルが温められる程度の量のお湯をタッパーに入れてカップを入れ、カラメルを30秒ほど温める。
※固まってカップにくっついたカラメルを溶かして、取れやすくするため。

2.小さめの果物ナイフなどで、プリンの周りにナイフを沿わせて容器から剥がれやすい様にする。

3.お皿を上に乗せ、ひっくり返して手でしっかり押さえたまま容器を振る。


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