#63 オーストラリア留学と学び⑳|アカデミック&ボーディングアワード:オーストラリア私立校の表彰制度
Year12の最終登校日と、アワードの季節
今週でYear12(高3)の最終登校日となり、いよいよ1年が終わる雰囲気を漂わせているオーストラリア。
この時期になると、長男の通う私立校では、いわゆる「アカデミックアワード(成績優秀者の表彰)」が発表されます。
アカデミックアワードとは?
アワード自体は、大きく分けると次の二本立てになっています。
Math(数学)や Science(理科)などの「科目別の賞」
→ 「その教科で最も優秀だった生徒」に贈られる、教科ごとのトップ賞学年全体の成績優秀者に贈られる「Academic Distinction(学業優秀賞)」
→ 学年全体の成績上位の生徒に贈られる賞(だいたい上位10%くらい)
という感じで、「教科のトップ」と「学年全体のトップ層」が、それぞれ表彰されます。優秀な人はだいたい何においても優秀なので、同じ生徒が科目賞とAcademic Distinctionの両方を受賞しているケースがいくつもあります。
逆に、科目賞は取っていないけれど、総合成績でAcademic Distinctionだけ取っている生徒もいます。
受賞者リストを眺めて思ったこと

受賞者の名前をずらっと見ていくと、「やっぱり優秀な子は科目をまたいで強いんだなあ」と思わされます。
MathもScienceもEnglishも……と、複数の教科で名前が出てくる子がかなりいます。
先に言っておくと、わが家の長男は何も受賞していません(笑)。
名前だけを見ると、中国・韓国・ベトナムといったアジア系の子もいるにはいますが、半分以上は「いわゆる英語圏っぽい名前」や、オーストラリアや周辺国にルーツがありそうな名前が多い印象です。
また、日本語・中国語・フランス語の第二外国語については、その言語を家庭で使っている子(たとえば中国語なら中国にルーツを持つ子)がやはり有利なのかもしれません。
長男はEALを取っているので、第二外国語の授業自体は取れていませんが、フランス語のアワードを取った子の親と知り合いなので、「おめでとう!」とメールを送ったところ、
「うちではフランス語が第二言語で、別でフランス語の語学学校にも通っているから、チートした気分だわ」
と言っていたのが印象的でした。
まあ、試験をしたら満点になるかもしれませんよね、そりゃ。
こういった受賞者の親には別途、授賞式の招待状が送られてきて、授賞式には親も参加して盛大にお祝いが行われます。その賞にちなんだ本が贈られたり、音楽分野で受賞した子の演奏があったりと、なかなか華やかなようです。(いつか行ってみたい…)
寮(ボーディングハウス)のアワード(表彰式)

アカデミックなアワードとは別に、寮内でもアワードが発表されます。
こちらもきちんと学校の大ホールで行われ、学校関係者も出席する立派な式典です。
寮(ボーディングハウス)での主なアワードは、
アカデミックアワード(寮内の成績優秀賞)
スポーツマンアワード
スピリットアワード(寮の雰囲気づくりや貢献度に対する賞)
最優秀寮生
などで、各学年から1人ずつ選ばれます。
今年、このスポーツマンアワードに我が家の長男が選ばれました。
名前と賞が刻印された立派な盾をもらい、アカデミックのPE(保健体育)では賞はもらえませんでしたが、寮の賞がもらえたということで本人も満足していたようです。
この寮の賞は受賞が決まると、寮のスタッフから「お宅のお子さん、賞に決まったよ」と連絡が入ります。ボーディングという特性上、親が授賞式に出られる子ばかりではないので(遠方などの理由)、式典の様子はYouTubeでライブ配信されます。
おかげで、わが家はおじいちゃんやおばあちゃんも含め、みんなでオンタイムで受賞の場面を見ることができました。
おわりに:来年の小さな目標
来年Year8では、アカデミックアワードをひとつ取ることを目標にしたいと本人は言っています。
一番可能性があるのはPE(体育)かもしれませんが…それでも立派なアカデミックアワードのひとつ。
寮のスポーツマンアワードで少し自信をつけた分を、今度は「成績」という形でも伸ばしていけたらいいな、という親のささやかな欲もありつつ(笑)、本人のペースで頑張ってくれたらと思っています。
🟩12歳でオーストラリアに単身留学した長男の「学び」に関する記録はこちら
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