#8 オーストラリア寮生活③|オーストラリア寮生活での12歳の金銭管理、わが家の対応と工夫
オーストラリアでの単身留学。親元を離れて寮生活を始めた12歳の息子にとって、「お金をどう管理するか」は重要な問題です。
現地は完全なカード社会。現金を多く持たせるわけにもいかず、かといってすべてを自由に任せるわけにもいかず…。そんな中で見えてきた、留学1年目・12歳男子の金銭管理のリアルをまとめました。
入寮の際のアドバイス:「現金は最小限」「プリペイドカードが便利」
入寮前に学校から受けたアドバイスはこの2点。
現金は50〜70ドル程度でOK(+寮の担当者に50ドル程度を預けておく)
プリペイドカードを作っておくと便利
実際、オーストラリアではどこへ行ってもカード決済が基本。私が初日に同行したときでさえ、PTAへの寄付も全員がクレジットカード払いでした。現金払いの人なんて本当に見かけません。
なので、アドバイス通り現金とプリペイドカード両方持っていきました。
ずさんすぎる12歳男子!何に使ったかわからなくなる現金…
初めての現地生活、最初はプリペイドカードと現金50ドルだけを財布に、そして寮のオフィスに100ドルを預けてスタートさせました。
…が、ものの2か月で現金を全て使い切るという事態に。いったい何に?と聞いても本人はあやふや。体重増加を見れば、多分…お菓子とジュースです。
早々にプリペイドカードオンリーの生活になりました。
わが家の選択:「かぞくのおさいふ」というプリペイドカード

選んだのは三井住友カードの「かぞくのおさいふ」
これは
元となる「家族全体のおさいふ」から息子の「個人のおさいふ」にアプリを使ってチャージする仕組み
現地ではクレジットカードのようにタッチ決済が可能
使った店名がアプリに表示されるので、用途が把握できる
万が一不正利用された場合は、即時停止も可能
カードは3枚発行して、息子の持ち歩き用+予備として2枚をオーストラリアに持参しました。
落としても冷静に!カード紛失事件
当初、カードには常に1万円ほどチャージしておいている状態でした。ある日、息子から「スーパーでカードを落とした!」と電話が。
即停止もできたけれど、「まず周りにいる信頼できる大人や店員さんに助けを求めて」と伝えたら、なんとスーパーが入っている建物のセキュリティボックスに届けられていたんです!
…日本以外でも金目の落とし物って見つかるんだ。と内心ビックリ。いい人に拾ってもらえてよかったです。
以来、使うタイミングを親に伝えて、その都度チャージするスタイルに変えました。Year7のうちは1人で外出できず、買い物の時間帯も限られているので、この方法で問題なく運用できています。
ATMで現金は引き出せない!だから秘密の備えを
あるとき「現金じゃないと払えない場面があった」そうで、ATMへ行った息子。…でも、クレジットカードじゃないので、プリペイドカードでは引き出せません。
実はそれ、想定済みでした。
私は渡航前に、ビザなど書類を入れておくファイルとスーツケースの中に、50ドル札をそれぞれ忍ばせておいたんです。本人には秘密で。
その“非常用現金”が大活躍。ちなみにスーツケースの方はまだバレてません(笑)。クレジットカードは停電の時には使えなくなるし、いくらカード社会だと言っても、現金は手元に少しはないと心配ですよね。
月のお小遣いは「4,000円」多い?少ない?

オーストラリアは物価が高い!わたしも大好きな「BOOST」のスムージーも、マレーシアに住んでいた時は500円以下だった気がするんだけど、オーストラリアでは1杯860円ほど。
だから、月のお小遣いは4,000円に設定。
それ以外の必要経費(文具やスポーツ用品、寮のレクや遊びなどの実費)はすべて親が負担するようにしています。
かぞくのおさいふでは、お小遣いと親が出す出費が混在してしまうので、使った明細はExcelで管理し、「家で払うお金の支出」と「お小遣いの使途」を分けています。超過した分は、日本にある本人名義のお年玉貯金から引く方式に。
【実例】2025年ある月のお金の流れ
お小遣い使用:7,600円(→4,000円はお小遣いで補填、3,600円は本人貯金から引く)
家からの支出:54,663円
家からの出費で高額だったのは…
ドライヤー(冬になってきて髪の毛を乾かしたい)
シューズラック(スポーツ用、サンダルなど靴が多すぎて整理したい)
ラグビー用具(ラグビーを始めたので学校指定のものを新規購入)
デオドラントやボディーソープ(朝練の後の自分が臭いとかで体臭対策)
やっぱり初年度は整えるものが多いですね。ボディーソープが14ドルだと聞いて、「ほんとかよ」とちょっと絶句。騙されてる?
まとめ:値上げ交渉、当然あります(笑)
「お小遣い 中学生の相場は?」と調べる息子。日本では中学1年生だと平均2,000円弱らしいけど、物価差を考慮して4,000円+必要経費負担で納得してもらっています。
ただし、寮にはさまざまな国籍・金銭感覚の子がいて、比較が難しい。来年以降、成長に応じて再検討する予定です。
息子には親元を離れて生活することで、「お金の価値」や「使い方」への意識が高めてくれたらいいなと思っています。
とはいえ、まだ12歳。使いすぎや紛失などのトラブルも当然ある。そのたびに、
使う前に目的を伝えてチャージ
支出明細は見える化
緊急用現金は別に持たせる
など親は対応をアップデートさせ、子に段階的に学ばせていくスタイルがいいのではないかと考えているところです。
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