#1 オーストラリア留学準備①|「中学受験?海外留学?」12歳の決断と、英語力の育て方
はじめに:英語環境はシンガポールから
長男は、夫の駐在中にシンガポールで生まれました。
でも生後4か月で転勤、マレーシアのクアラルンプールで4歳前まで過ごします。
現地のプリスクールに1年弱通ったあと、日本に帰国。次の駐在も見据えて、横浜にあるインターナショナルスクールの幼稚園に入学しました。
「いつ海外に出ても困らないように」
そう思って、英語中心の教育をしていましたが、コロナの影響で状況が一変。
夫の海外異動は当面ない見込みとなり、「それなら日本語教育も必要なのでは」と考えて、バイリンガル教育を掲げる学校に転校しました。
小4の選択:中学受験に乗れないなら、海外?
転校先では、読書嫌いの息子は日本語も英語も“超平均”レベルをキープ。
ただし、とにかくおしゃべりで、スピーキング力とリスニング力には自信があるタイプでした。
そんな息子が小4になると、周囲は一斉に中学受験モードへ。
うちも流れにのって大手の中学受験塾の入塾テストを受けてみるも、衝撃的な低偏差値で不合格という結果でした。
本人は「中学受験なんかやらない!インターに行く!」と宣言。
当時は、イギリス系のインターが次々日本上陸?という話がやっと出てきた段階でした。
以前通っていた横浜のインターに戻る選択肢もと思い、文化祭に行ってみましたが本人はピンとこず。
「俺、海外の寮生活いけるかも?」マレーシアのサマーキャンプ

そんな中、コロナの制限が緩和され、マレーシアのインターで3週間のサマーキャンプが開催されることになりました。
「どうせなら海外での生活を経験した方が成長できるかも」と思った私は、息子に参加を提案してみると、二つ返事でOKと。こういう物怖じしないところは親でも感心します。
当日は「緊張して行けないかも…」と不安そうでしたが、空港で
同い年くらいの子がたくさんいるのを見てテンションダダ上がり!
英語では最上位クラスに入り、スポーツも楽しみ、自信満々で帰国しました。
でもじつは帰国前のPCR検査でまさかの陽性。
熱も症状もなかったため、最終的には陰性と判断されて無事帰国できましたが、帰れないかもという不安でせっかく抜擢されたクロージングセレモニーでのスピーチで泣きそうになり失敗するという悔しい経験も。
それでも帰国後の息子はこう言いました。
「俺、なんでもできんじゃね? ボーディングってめっちゃ楽しいじゃん! 海外の学校行くわ」
この体験が、12歳での単身留学の出発点でした。
英語力はどう伸ばす?:帰国子女アカデミーと試験選び
息子が留学を決意したのは4年生の終わり。
そこからはアカデミックな英語力を強化する必要がありました。
英語授業が中心の学校で学んでいたとはいえ、読み書きはまだ弱いので、4年生後半から帰国子女アカデミー(通称:KA)へ通うことに。KAではリーディング・ライティングに加え、論理的なスピーキングも強化してくれます。
5年生では「英語維持クラス」と「受験コース」の分岐がありましたが、受験コースを選択。
受験予定はなくても、ライティングとさまざまなジャンルのリーディングが充実しているこのコースは、留学準備にも最適です。
結局、渡航直前までKAに通い続けました。
英語資格、何を受ける?
つぎに自分の英語力が伸びているということが目に見えて分かるように、英語資格を取ることを目標にしました。思いついたのは:
英検
TOEFL Junior
ケンブリッジ英検
英検はすでに2級を取得済みでしたが、海外での通用度が低く、準1級を目指す気にもならずパス。
TOEFL Juniorはアメリカ英語で、当初目指していたマレーシアの学校(イギリス系)には合わない。
そこで選んだのが、ケンブリッジ英検のB2 First for Schoolsでした。
出題はイギリス英語、実際の学校教育で行われるやり取りをそのまま問題に落とし込んだものも多く、信頼性も高いので、
英留学先の学校がスコアを英語力証明として認めることも多いです。
息子は2回目のチャレンジで、B2 First for Schoolsの合格に至りました。
次回に続きます
次の記事では、「なぜオーストラリアを選んだのか」「学校選びの現実」「エージェント探し」について、リアルな経緯をすべて書いていこうと思います。
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